Visual Studio Code GitHub Copilot Agent Mode でCData MCP Server for Salesforce に接続する方法

by 小島一剛 | June 1, 2025
Visual Studio Code GitHub Copilot Agent Mode でCData MCP Server for Salesforce に接続する方法
こんにちは、CData Software Japan の小島です。今回は「Visual Studio Code(VS Code)」からCData MCP Server for Salesforce へ接続し、Salesforce データを活用するための手順をご紹介します。

はじめに

「Salesforce のデータを自分の手元のツールから直接触りたい」「MCP Server 経由でSalesforce に安全・高速にアクセスしたい」――そんな現場の声に応える内容です。この記事では、MCP Server のセットアップと、VS Code からの接続設定(settings.json 編集)に絞って解説します。

必要な環境・前提条件

- Windows 10/11
- Salesforce アカウント(API 利用権限付き)
- CData MCP Server for Salesforce
- Visual Studio Code(最新版推奨)

CData MCP Server for Salesforce のセットアップ手順

1. [CData 公式サイト](https://jp.cdata.com/ai/) から「CData MCP Server for Salesforce」のインストーラをダウンロードし、画面の指示に従ってインストールします。
2. インストールが完了したらConfigure MCP Server Connection にチェックを入れて「Finish」をクリックします。
3. MCP Server の設定画面で認証方法を選択します。今回はBasic 認証を選択し、Salesforce の接続情報(ユーザー名、パスワード、セキュリティトークン等)を入力しています。
 セキュリティトークンの確認手順:
  1. Salesforce.com の[私の設定]->[個人用]->[私のセキュリティトークンのリセット]を開きます。
  2. [セキュリティトークンのリセット]をクリックします。トークンがE メールで送られます。
  3. SecurityToken 接続プロパティでセキュリティトークンを入力するか、Password に追加します。
4. 「接続テスト」で成功すれば完了です。

接続情報の追加や変更を行う場合

MCP Server の管理画面(GUI)は、以下のコマンドでいつでも起動できます。

powershell:
java -jar "C:\Program Files\CData\CData MCP Server for Salesforce 2024\lib\cdata.mcp.salesforce.jar"

- 上記コマンドをPowerShell やコマンドプロンプトで実行してください。
- 実行後、設定画面が開きます。

Visual Studio Code の設定:MCP 用 settings.json のセットアップ

MCP Server を VS Code から便利に使うには、`settings.json` に以下の設定を追加しておくとスムーズです。

1. VS Code の設定画面を開き、検索に「MCP」と入力して「MCP設定(settings.json)」を開きます。
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2. 下記のコードを `settings.json` の適切な位置にコピペします。

Visual Studio Code GitHub Copilot Agent Mode でCData MCP Server for Salesforce に接続する方法

```jsonc
"mcp": {
    "inputs": [],
    "servers": {
        "SF": {
            "command": "C:\\Program Files\\CData\\CData MCP Server for Salesforce 2024\\jre\\bin\\java.exe",
            "args": [
                "-jar",
                "C:/Program Files/CData/CData MCP Server for Salesforce 2024/lib/cdata.mcp.salesforce.jar",
                "SF"
            ],
            "env": {}
        }
    }
},
```

> すでに `mcp` セクションがある場合は、内容を上書き・追記してください。

3. 保存後、VS Code を再起動すると設定が反映されます。

これで、MCP Server のコマンドや接続情報をVS Code から簡単に呼び出せるようになります。

GitHub Copilot Agent Mode の切り替え

GitHub Copilot をAgent モードに切り替えます。
Visual Studio Code GitHub Copilot Agent Mode でCData MCP Server for Salesforce に接続する方法
ツールを選択する画面でSalesforce のMCP Server が表示されることを確認します。
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GitHub Copilot Agent Mode での注意点・Tips

- **Agent Mode の有効化**:
  - VS Code のコマンドパレットで「GitHub Copilot: Enable Agent Mode」を実行し、Agent Mode が有効になっていることを確認してください。

- **settings.json の反映**:
  - Agent Mode では `settings.json` の `mcp` セクションが正しく記述されていないと、MCP Server へのコマンド送信や接続ができません。パスや引数のスペルミスに注意しましょう。

- **MCP Server の起動タイミング**:
  - Agent Mode からMCP Server を起動する場合、VS Code のコマンドやCopilot の指示でサーバープロセスが自動起動します。手動で起動している場合は、重複起動に注意してください。

- **権限・ファイアウォール**:
  - Agent Mode 経由でMCP Server を起動する際、管理者権限が必要な場合があります。起動できない場合は、VS Code やJava 実行ファイルを「管理者として実行」してみてください。
  - Windows Defender や他のセキュリティソフトがMCP Server の通信をブロックしていないかも確認しましょう。

- **コマンド実行時のエラー**:
  - Agent Mode でMCP Server にコマンドを送った際、エラーが出る場合は `settings.json` の内容・パス・引数・環境変数を再確認してください。
  - ログやエラーメッセージはVS Code の出力パネルやターミナルで確認できます。

- **アップデート対応**:
  - Copilot Agent Mode やMCP Server のバージョンアップ時は、設定ファイルの仕様変更やコマンド体系の変更がないか公式リリースノートを確認しましょう。

> これらのポイントを押さえておくと、Agent Mode とMCP Server の連携がよりスムーズになります。

参考情報

GitHub Copilot Agent からSalesforce データへのアクセスを、「読み込みのみ」で利用したい場合は、GitHub Copilot Agentの「ツールを選択」をクリックし、「run_procedure」のチェックを外すと「読み込みのみ」に設定することができます。


まとめ

MCP Server for Salesforce を使うことで、Salesforce データを自分の PC から安全・高速に操作できる環境が整います。私も日次レポートの作成をAI エージェントに任せていて、業務効率が大幅に上がっています!ぜひ一度お試しください。