
こんにちは。CData Software Japan の色川です。
先日リリースされたCData Arc 2025.Q2(25.2)アップデートでは、「B2B 連携をもっとシンプルに」をコンセプトにするArc に相応しく、新コネクタの搭載や主要コネクタの機能強化により「応用的な連携シナリオでも、もっとシンプルに」構成できるように進化しています。
Arc 25.2 でリリースされた数多くのアップデートの中で「応用的な連携シナリオでも、もっとシンプルに」実現する新機能の1つが、新しく搭載された「DB2 for IBM i コネクタ」です。この記事では、Arc 25.2 で新しく搭載された「DB2 for IBM i コネクタ」についてご紹介します。
DB2 for IBM i(AS/400)
DB2 for IBM iは、IBM i(旧AS/400)システムに統合された高性能なリレーショナルデータベースで、その高い信頼性や互換性で長い人気を誇るプラットフォームです。その名前の通り、IBM i の機能として高度に統合されており、DB2 for IBM i はOS 機能の一部として提供されています。
長い歴史を誇るIBM i(旧AS/400)ですが、その堅実なビジネス展開を含め、現在も一定数のユーザーから確固とした支持を得ています。こちらの調査資料によるとIBM i ユーザーの実に96% が高いROI を実感しており、20% のユーザーは拡張を検討しているそうです。また、以前にもご紹介したこちらの記事によれば、グローバル全体の中でも日本は特にIBM i(AS/400)の人気が高いそうです。

[FORTRA - 2025 IBM i Marketplace Survey Results]
Arc でもDB2 for IBM i (DB2/400) 連携シナリオの人気は高く、これまでも「汎用のDatabase コネクタを利用する構成」や「CData コネクタを利用する構成」をご紹介してきました。
今回のアップデートで、DB2 for IBM i(AS/400)専用の「DB2 for IBM i コネクタ」がArc のデータベースコネクタ(Database Connectors)のラインナップに加わったことで、DB2 for IBM i への接続設定の共有化が実現され、コネクタ利用に必要なライセンス認証もArc 本体に統合され、これまでより一層シンプルかつ効率的にDB2 for IBM i(AS/400)との連携フローを構成できるようになりました。またArc ネイティブの専用コネクタとして加わったことで、Arc Cloud でも「DB2 for IBM i コネクタ」を利用いただけます。IBM i でもクラウド移行が増えている中、それぞれの環境構成や必要なシナリオにあわせた最適なホスティングオプションで検討いただけます。
DB2 for IBM i コネクタ
今回のアップデートで新しく搭載された「DB2 for IBM i コネクタ」は、Arc のデータベースコネクタ(Database Connectors)の1つとしてラインナップに加わりました。
条件に一致するデータを取得する「Select アクション」や、データを登録・更新する「Upsert アクション」を中心に、検索・取得の「Lookup アクション」やストアドプロシージャを活用する「Execute Stored Procedure アクション」や「Lookup Stored Procedure アクション」など、他のデータベースコネクタ(Database Connectors)と並ぶ機能性を、同じ使用感で提供します。

これらの豊富なデータ操作アクションの活用で、kintone やSalesforce、Dynamics やNetSuite などのSaaS との連携はもちろん、クラウドストレージとのファイル連携や、様々なオンプレミスアプリケーションとの連携など、DB2 for IBM i との幅広いデータ連携をシンプルかつパワフルに実現することができます。

また、Arc が備える「フローAPI」の機構の中でも「DB2 for IBM i コネクタ」は利用できますので、DB2 for IBM i のデータを活用したRESTful なAPI などもノーコードで作成・公開することができます。

その他
CData Arc では、指定したデータベースのテーブルやビュー、ストアドプロシージャなどのオブジェクトをWeb API として公開することができる「API コネクタ」を提供しています。CData 製品群をご存じの方であれば「Arc のAPI コネクタ」は「CData API Server のサブセット」と考えて頂くとイメージしやすいかも知れません。
この「API コネクタでのDB2 for IBM i 対応」については、今回のアップデートでは未だサポートしていません。Arc の「API コネクタでのDB2 for IBM i 対応」については今後のアップデートをご期待ください。
まとめ
この記事ではCData Arc 2025.Q2(25.2)アップデートで新しく搭載された「DB2 for IBM i コネクタ」についてご紹介しました。
今回のArc 25.2 では「応用的な連携シナリオも、もっとシンプルに」実現できる、数多くのアップデートを実施していますが、企業の基幹業務を支えるプラットフォームとして人気の高いDB2 for IBM i(AS/400)とのデータ連携は、まさに「応用的で高度な連携シナリオ」の代表格と言えるかも知れません。
CData Arc 25.2 では、他にも多くの機能強化・機能改善が施されています。詳しく知りたい方はリリースノートをあわせてごらんください。数多くのアップデートで、より使いやすくなったCData Arc をぜひ試してみてください。
CData Arc - セキュアなデータ連携とマネージドファイル転送(MFT)
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この記事では CData Arc™ 2025 - 25.2.9330.0 を利用しています