JReport Designer で SAP Ariba Source ののデータを連携利用
CData JDBC Driver for SAP Ariba Source のデータ を使えば、ダッシュボードやレポートから SAP Ariba Source をリレーショナルデータベースのように扱い、使い慣れた SQL クエリで SAP Ariba Source のデータ のライブデータにアクセスできます。この記事では、JReport Designer で SAP Ariba Source のデータ に JDBC データソースとして接続し、SAP Ariba Source のデータ のデータをもとにレポートを作成する方法を説明します。
SAP Ariba Source ののデータに接続
- C:\JReport\Designer\bin\setenv.bat を編集して、JAR ファイルの場所を ADDCLASSPATH 変数に追加します。
... set ADDCLASSPATH=%JAVAHOME%\lib\tools.jar;C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for SAP Ariba Source 2016\lib\cdata.jdbc.saparibasource.jar; ...
- File メニューから New、Data Source と進み、新しいデータソースを作成します。
- 表示されるダイアログでデータソース名を入力し(例:CData JDBC Driver for SAP Ariba Source)、JDBC を選択して OK をクリックします。
- Get JDBC Connection Information ダイアログで、JDBC ドライバーへの接続を設定します。
- Driver: Driver ボックスにチェックが入っていることを確認し、ドライバーのクラス名を入力します。
cdata.jdbc.saparibasource.SAPAribaSourceDriver
- URL: JDBC URL を入力します。URL は jdbc:saparibasource: から始まり、その後に接続プロパティをセミコロン区切りで記述します。
それでは、SAP Ariba Source に接続していきましょう。接続するには、以下のプロパティを設定します。
- API:CData 製品にSAP Ariba データを取得させたいAPI を指定してください。ビジネスロールに基づき、Supplier、Sourcing Project Management、またはContract API を選択します(可能な値は、SupplierDataAPIWithPaginationV4、SourcingProjectManagementAPIV2、または ContractAPIV1 です)
- DataCenter:アカウントのデータがホストされているデータセンター
- Realm:アクセスしたいサイト名
- Environment:テスト環境、または本番環境のいずれかを指定してください。(可能な値は、TEST またはPRODUCTION)
Supplier Data API またはContract API に接続する場合は、さらに以下のプロパティも設定してください。
- User:API 呼び出しを行うユーザーのId
- PasswordAdapter:認証するUser に関連付けられたパスワード
Supplier API に接続している場合は、ProjectId をデータを取得したいソーシングプロジェクトのId に設定してください。
OAuth 認証
続いて、接続プロパティを設定した後、認証のためにOAuth 接続を設定する必要があります。
- AuthScheme をOAuthClient に設定します
- サービスにアプリケーションを登録し、APIKey、OAuthClientId、およびOAuthClientSecret を取得する必要があります
OAuth アプリケーションの作成について、詳しくはヘルプドキュメントをご確認ください。
OAuth の自動リフレッシュ
以下のプロパティを設定して、接続してみましょう。
- APIKey:アプリケーション設定のApplication key
- OAuthClientId:アプリケーション設定のOAuth Client Id
- OAuthClientSecret:アプリケーション設定のOAuth Secret
接続すると、CData 製品が自動でOAuth プロセスを完了します。
- CData 製品がSAP Ariba からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします
- CData 製品がアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします
- OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に基づいてメモリに保存されます
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の構築には、SAP Ariba Source JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.saparibasource.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
JDBC URL を設定する際には、Max Rows 接続プロパティの設定も検討してください。これにより返される行数が制限され、レポートやビジュアライゼーションのデザイン時のパフォーマンス向上に役立ちます。
一般的な JDBC URL は次のとおりです。
jdbc:saparibasource:API=SupplierDataAPIWithPagination-V4;APIKey=wWVLn7WTAXrIRMAzZ6VnuEj7Ekot5jnU;Environment=SANDBOX;Realm=testRealm;AuthScheme=OAuthClient;
- User: 認証に使用するユーザー名です。通常は空白のままにします。
- Password: 認証に使用するパスワードです。通常は空白のままにします。
- Driver: Driver ボックスにチェックが入っていることを確認し、ドライバーのクラス名を入力します。
Add Table ダイアログで、レポートに含めるテーブル(または、このデータソースを使用する今後のレポート用のテーブル)を選択し、Add をクリックします。
テーブルの読み込みが完了したら Done をクリックします。
- Catalog Browser で、レポートを作成するためのクエリを作成できます。これはレポート作成前でも作成後でも行えます。データソース(CData JDBC Driver for SAP Ariba Source)を展開()し、Queries を右クリックして Add Query を選択します。
- Add Table/View/Query ダイアログで、JDBC URL と Tables を展開()し、クエリで使用するテーブルを選択して OK をクリックします。
- Query Editor ダイアログで、含めるカラムを選択するか、SQL ボタンをクリックして独自のクエリを手動で入力します。例えば次のようになります。
SELECT SMVendorID, Category FROM Vendors WHERE Region = 'USA'
クエリが構築できたら、OK をクリックして Query Editor ダイアログを閉じます。これで SAP Ariba Source のデータ を新規または既存のレポートに追加する準備が整いました。
NOTE: クエリが構築できたら、そのクエリをもとに Business View を作成できます。Business View を使用すると、クエリに基づいた Web レポートやライブラリコンポーネントを作成できます。詳しくは、JReport のチュートリアルを参照してください。
SAP Ariba Source ののデータをレポートに追加
これで SAP Ariba Source のデータ を使用したレポートを作成する準備が整いました。
- File メニューから New、Page Report と進んで新しいレポートを作成するか、既存のレポートの Chart Wizard を開きます。
- Query を選択します(または新規作成します。上記を参照)。
- クエリのカラムからチャートの Category と Value を設定し、Finish をクリックします。
- レポートの View タブをクリックして、チャートを表示します。