Embulk を使用して Salesforce Data Cloud ののデータをデータベースにロードする方法
Embulk はオープンソースのバルクデータローダーです。CData JDBC Driver for Salesforce Data Cloud と組み合わせることで、Salesforce Data Cloud から任意の同期先にデータを簡単にロードできます。この記事では、CData JDBC Driver for Salesforce Data Cloud をEmbulk で使用してSalesforce Data Cloud のデータをMySQL データベースにロードする方法を解説します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、リアルタイムのSalesforce Data Cloud のデータに対して比類のないパフォーマンスを発揮します。Salesforce Data Cloud に対して複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接Salesforce Data Cloud にプッシュし、サポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作など)は組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。
Salesforce Data Cloud への JDBC 接続を設定
Embulk でバルクロードジョブを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Salesforce Data Cloud\lib)を確認しておきます。
Embulk はJDBC 接続をサポートしているため、Salesforce Data Cloud に簡単に接続してSQL クエリを実行できます。バルクロードジョブを作成する前に、Salesforce Data Cloud への認証用のJDBC URL を作成します。
それでは、Salesforce Data Cloud への認証方法を設定していきましょう。Salesforce Data Cloud では、OAuth 標準による認証をサポートしています。
OAuth 認証
AuthScheme をOAuth に設定してください。
デスクトップアプリケーション
CData 製品では、デスクトップでの認証を簡略化する埋め込みOAuth アプリケーションを提供しています。
また、Salesforce Data Cloud コンソールで設定および登録するカスタムOAuth アプリケーションを介してデスクトップから認証することも可能です。詳しくは、ヘルプドキュメントのカスタムOAuth アプリの作成をご確認ください。
接続する前に、以下のプロパティを設定してください。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH。InitiateOAuth を使用すれば、繰り返しOAuth の交換を行ったり、手動でOAuthAccessToken を設定する必要がなくなります
- OAuthClientId(カスタムアプリケーションのみ):カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントID
- OAuthClientSecret(カスタムアプリケーションのみ):カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット
接続すると、CData 製品がデフォルトブラウザでSalesforce Data Cloud のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えてください。
以下のようにドライバーがOAuth プロセスを完了します。
- コールバックURL からアクセストークンを取得します
- 古いトークンの期限が切れた際は、新しいアクセストークンを取得します
- OAuthSettingsLocation にOAuth 値を保存し、接続間で永続化します
Web アプリケーションやヘッドレスマシンを含むその他のOAuth 認証方法については、ヘルプドキュメントをご確認ください。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成には、Salesforce Data Cloud JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.salesforcedatacloud.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は、Salesforce Data Cloud への一般的なJDBC 接続文字列です。
jdbc:salesforcedatacloud:
Embulk で Salesforce Data Cloud ののデータをロード
CData JDBC Driver をインストールしてJDBC 接続文字列を作成したら、必要なEmbulk プラグインをインストールします。
Embulk の入力・出力プラグインをインストール
- Embulk にJDBC 入力プラグインをインストールします。
https://github.com/embulk/embulk-input-jdbc/tree/master/embulk-input-jdbc - この記事では、同期先データベースとしてMySQL を使用します。出力プラグインを使用して、SQL Server、PostgreSQL、またはGoogle BigQuery を同期先として選択することもできます。
https://github.com/embulk/embulk-output-jdbc/tree/master/embulk-output-mysqlembulk gem install embulk-output-mysql
embulk gem install embulk-input-jdbc
入力プラグインと出力プラグインをインストールしたら、Embulk を使用してSalesforce Data Cloud のデータをMySQL にロードする準備が整いました。
Salesforce Data Cloud ののデータをロードするジョブを作成
まず、Embulk で設定ファイルを作成します。ファイル名はsalesforcedatacloud-mysql.yml のようにします。
- 入力プラグインのオプションには、CData JDBC Driver for Salesforce Data Cloud、ドライバーJAR ファイルへのパス、ドライバークラス(例:cdata.jdbc.salesforcedatacloud.SalesforceDataCloudDriver)、および上記のJDBC URL を指定します。
- 出力プラグインのオプションには、MySQL データベースの値と認証情報を指定します。
設定ファイルのサンプル(salesforcedatacloud-mysql.yml)
in: type: jdbc driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.salesforcedatacloud.jar driver_class: cdata.jdbc.salesforcedatacloud.SalesforceDataCloudDriver url: jdbc:salesforcedatacloud: table: "Account" out: type: mysql host: localhost database: DatabaseName user: UserId password: UserPassword table: "Account" mode: insert
ファイルを作成したら、Embulk ジョブを実行します。
embulk run salesforcedatacloud-mysql.yml
Embulk ジョブを実行すると、MySQL テーブルにSalesforce Data Cloud のデータが格納されます。
フィルタリングした Salesforce Data Cloud ののデータをロード
テーブルから直接データをロードするだけでなく、カスタムSQL クエリを使用してロードするデータをより詳細に制御できます。また、クエリフィールドのSQL WHERE 句で最終更新カラムを設定することで、増分ロードを実行することもできます。
in: type: jdbc driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.salesforcedatacloud.jar driver_class: cdata.jdbc.salesforcedatacloud.SalesforceDataCloudDriver url: jdbc:salesforcedatacloud: query: "SELECT [Account ID], [Account Name] FROM Account WHERE [RecordId] = 1" out: type: mysql host: localhost database: DatabaseName user: UserId password: UserPassword table: "Account" mode: insert
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