Apache Solr にOdoo のデータをインポートする方法

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
CData JDBC Driver for Odoo をData Import Handler で使用して、Odoo のデータをApache Solr エンタープライズサーチプラットフォームに自動インポートできます。

Apache Solr は、Apache Lucene 上に構築された人気のある高速なオープンソースのエンタープライズサーチソリューションです。

Apache Solr には、データベースやXML、CSV、JSON ファイルからデータをインポートできるData Import Handler(DIH)が搭載されています。CData JDBC Driver for Odoo と組み合わせることで、Odoo のデータを簡単にApache Solr にインポートできます。この記事では、CData JDBC Driver をApache Solr のData Import Handler で使用し、エンタープライズサーチ用にOdoo のデータをインポートする方法をステップバイステップで解説します。

Odoo データ連携について

CData を使用すれば、Odoo のライブデータへのアクセスと統合がこれまでになく簡単になります。お客様は CData の接続機能を以下の目的で利用しています:

  • Odoo API 8.0+ と Odoo.sh クラウド ERP の両方からライブデータにアクセスできます。
  • 多対一、一対多、多対多のデータプロパティをインテリジェントに処理することで、ネイティブの Odoo 機能を拡張できます。CData の接続ソリューションは、Odoo 内の複雑なデータプロパティもインテリジェントに処理します。テキストや日付などの単純な値を持つカラムに加えて、各行に複数の値を含むカラムもあります。ドライバーは、値の元となるカラムのタイプに応じて、これらの種類の値を異なる方法でデコードします:
    • 多対一カラムは、別のモデル内の単一の行への参照です。CData ソリューションでは、多対一カラムは整数として表され、その値は他のモデルで参照している ID です。
    • 多対多カラムは、別のモデル内の多くの行への参照です。CData ソリューションでは、多対多カラムはカンマ区切りの整数リストを含むテキストとして表されます。リスト内の各値は、参照されている行の ID です。
    • 一対多カラムは、別のモデル内の多くの行への参照です。多対多カラムと同様(カンマ区切りの整数リスト)ですが、参照されるモデルの各行はメインモデルの 1 つにのみ属する必要があります。
  • SQL ストアドプロシージャを使用して、Odoo 内のサーバーサイド RFC を呼び出すことができます。

ユーザーは、Power BI や Qlik Sense などの分析ツールと Odoo を統合し、当社のツールを活用して Odoo データをデータベースやデータウェアハウスにレプリケートしています。


はじめに


Odoo インポート用のApache Solr コアとスキーマを作成する

  1. Apache Solr を起動し、コアを作成します。
    > solr create -c CDataCore
    この記事では、Solr はローカル環境でスタンドアロンインスタンスとして実行されており、次のURL でコアにアクセスできます:http://localhost:8983/solr/#/CDataCore/core-overview
  2. インポートするOdoo のデータのカラムを表す「field」オブジェクトと、エンティティの一意キーで構成されるスキーマを作成します。Odoo にLastModifiedDate が存在する場合は、増分更新に使用されます。存在しない場合は、後述のdeltaquery を実行できません。スキーマはApache Solr が作成したmanaged-schema ファイルに保存します。
  3. 	OdooUniqueKey
    	
    	
    	
    	
    	
    	
    	
    	
    	
  4. CData Odoo JDBC Driver をインストールします。JAR ファイルとライセンスファイル(cdata.odoo.jarcdata.jdbc.odoo.lic)をSolr ディレクトリにコピーします。
    • CData JDBC JAR ファイル:C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Odoo ####\lib
    • Apache Solr:solr-8.5.2\server\lib

これで、Solr でOdoo のデータを使用する準備が整いました。

Odoo からApache Solr へのインポートを定義する

このセクションでは、Data Import Handler の設定手順を説明します。

  1. 作成したコアのConfig ファイルを編集します。JAR ファイルの参照を追加し、DIH RequestHandler の定義を追加します。
    	
    
    	<lib dir="${solr.install.dir:../../../..}/dist/" regex="solr-dataimporthandler-.*\.jar" />
    
    	<requestHandler name="/dataimport" class="org.apache.solr.handler.dataimport.DataImportHandler">
    		<lst name="defaults">
    			<str name="config">solr-data-config.xml</str>
    		</lst>
    	</requestHandler>
  2. 次に、同じ階層にsolr-data-config.xml を作成します。この記事ではOdoo からテーブルを取得しますが、カスタムSQL クエリを使用してデータをリクエストすることもできます。Driver クラスとサンプルJDBC 接続文字列は以下のサンプルコードにあります。
    	
    	<dataConfig>
    		<dataSource driver="cdata.jdbc.odoo.OdooDriver" url="jdbc:odoo:User=MyUser;APIToken=MyToken;URL=http://MyOdooSite/;Database=MyDatabase">
    		</dataSource>
    		<document>
    			<entity name="res_users"
    				query="SELECT Id,OdooColumn1,OdooColumn2,OdooColumn3,OdooColumn4,OdooColumn5,OdooColumn6,OdooColumn7,LastModifiedDate FROM res_users"
    				deltaQuery="SELECT Id FROM res_users where LastModifiedDate >= '${dataimporter.last_index_time}'"
    				deltaImportQuery="SELECT Id,OdooColumn1,OdooColumn2,OdooColumn3,OdooColumn4,OdooColumn5,OdooColumn6,OdooColumn7,LastModifiedDate FROM res_users where Id=${dataimporter.delta.Id}">
    				<field column="Id" name="Id" ></field>
    				<field column="OdooColumn1" name="OdooColumn1" ></field>
    				<field column="OdooColumn2" name="OdooColumn2" ></field>
    				<field column="OdooColumn3" name="OdooColumn3" ></field>
    				<field column="OdooColumn4" name="OdooColumn4" ></field>
    				<field column="OdooColumn5" name="OdooColumn5" ></field>
    				<field column="OdooColumn6" name="OdooColumn6" ></field>
    				<field column="OdooColumn7" name="OdooColumn7" ></field>
    				<field column="LastModifiedDate" name="LastModifiedDate" ></field>
    			</entity>
    		</document>
    	</dataConfig>
  3. query セクションで、Odoo からデータを選択するSQL クエリを設定します。deltaQuerydeltaImportquery は、同じエンティティの2回目以降のインポートで増分更新を使用する際のID と条件を定義します。
  4. すべての設定が完了したら、Solr を再起動します。
    	> solr stop -all
    	> solr start
    	

Odoo のデータのDataImport を実行する

  1. 以下のURL からDataImport を実行します:
    http://localhost:8983/solr/#/CDataCore/dataimport//dataimport
  2. 「full-import」コマンドを選択し、Entity からテーブルを選択して、「Execute」をクリックします。
  3. Query からインポート結果を確認します。
  4. deltaQuery を使用した増分更新を試してみましょう。元のOdoo データセットのデータを変更します。DataImport ウィンドウから今度は「delta-import」コマンドを選択し、「Execute」をクリックします。
  5. 増分更新の結果を確認します。

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