CData 製品から Salesforce のデータを参照する際に、参照したいオブジェクトがテーブルのリストに見つからないことがあります。CData 製品では Salesforce のデータを API 経由で取得しています。多くの場合、認証ユーザの権限不足などにより API でのデータ取得時にこのような事象が発生する可能性があります。本記事ではそのような場合に確認すべき 2 つのポイントについてまとめていきます。
1. 権限設定の確認:ユーザのプロファイルと権限セット
CData 製品から Salesforce に接続する際には、Basic 認証や OAuth など特定のユーザで認証する必要があります。その認証ユーザに対して、オブジェクト参照に必要な権限が設定されていない場合は当然オブジェクトを参照することができません。このオブジェクトの参照権限については Salesforce の以下設定項目を確認してください。
プロファイルと権限セットの確認
CData 製品で認証しているユーザーに割り当てられているプロファイルや権限セットが、適切なオブジェクトへの「参照」などの権限を持っているか確認します。
まずSalesforce の設定メニューから[ユーザー]を検索し、開き、認証しているユーザのページを開いてください。設定されているプロファイル、権限セットを確認します。
次にSalesforce の設定メニューからオブジェクトマネージャーを検索し、開きます。
連携対象のオブジェクトを開き、サイドバーにある[オブジェクトアクセス]からオブジェクトへのアクセス権が設定される権限セット、権限セットグループ、プロファイルに対する権限を確認します。
もし、上記で権限が不足している場合、認証ユーザに権限セットの付与やプロファイル設定の変更を実施してオブジェクトの参照ができるようにならないかご確認ください。
尚、Salesforce は Spring ’26 リリース以降にプロファイルによる権限管理は一部廃止され、権限セットでのみオブジェクト権限は管理されるようになることをアナウンスしています。 プロファイルによる権限管理を利用しているかは社内Salesforce 担当者にご確認ください。
2. API Version
Salesforce の API は、定期的にバージョンアップされます。古いバージョンの API を利用している場合、一部標準オブジェクトへのアクセスに対応していない場合があります。例えば、MetadataApiOpEventLog というオブジェクトは 62.0 のバージョンでリリースされたオブジェクトのため、それ以前の API バージョンを利用している場合は参照することができません。利用している API バージョンは Salesforce の接続設定内にある API Version プロパティで定義されています。参照したいオブジェクトが利用している API バージョンで対応しているか公式のヘルプページなど参照の上、事前に確認してみてください。
Salesforce ODBC ドライバーの場合:

CData Sync の場合:
まとめ
CData 製品からSalesforce オブジェクトを参照できない場合、権限設定、API Version という 2 つのポイントについて説明しました。Salesforce との連携やその他お困りのことがありましたら弊社テクニカルサポートまでお問い合わせください。