
こんにちは。CData Software Japan の色川です。
CData Arc が担う「B2B のデータ連携」では対象の業種や業務次第でさまざまな連携シナリオが必要とされますが「普段から利用しているビジネスチャットへのメッセージ通知系の連携」は業種や業務に依らず、人気の高いシナリオの1つです。
このような「通知系のシナリオ」における「連携先のビジネスチャット」として、Microsoft Teams やSlack などのグローバルサービスとならんで人気の高いサービスの1つが「Chatwork」です。
この記事では「CData Arc でChatwork へメッセージを投稿するときの設定例」とともに「CData Arc を利用したChatwork とのさまざまな連携シナリオの例」についてご紹介します。
Chatwork
株式会社kubell が提供する「Chatwork」は導入社数93万社をほこるビジネスチャットツールです。チャットを中心にビジネスシーンのコミュニケーション効率化を促進し、社内外の業務効率化や生産性向上をサポートする人気の高いプラットフォームです。

CData Arc
CData Arc は、CData 製品の中で「自動化/Automate」を担うデータ連携ツールです。「B2B 連携をもっとシンプルに」をコンセプトに、ファイル連携 & DB 連携 & API 連携といったB2B 連携に必要なすべてをノーコード・ローコードでつなぐことができるプラットフォームです。

ビジネスチャットへの通知系の連携シナリオ
ひとくちに「ビジネスチャットへの通知系の連携シナリオ」といっても、通知元とする情報や、通知の重要性・頻度などにより、実現を検討するときの選択肢はさまざまです。
kintone やSalesforce など「さまざまなSaaS やアプリケーションのデータ状態の変化や更新の通知を契機として、Slack やTeams、Chatwork などのビジネスチャットへメッセージとして通知するシナリオ」は、業界最多級のデータソースをサポートし、多機能なWebhook コネクタを備える「CData Arc」を活用する利便性をイメージいただきやすいシナリオだと思います。

その他に、ビジネスチャットへのメッセージ通知系の連携で、常に人気の高いのが「(Gmail などの)電子メールで受信した内容を(Chatwork などの)ビジネスチャットへ通知(連携)する」シナリオです。

これらの「ビジネスチャットへの通知系の連携シナリオ」についてはそれぞれのサービスが標準で連携機能を提供していたり、軽量でシンプルな(いわゆるレシピ型の)連携サービスなどでも豊富にサポートされている部類の連携シナリオですが、組織や業務における通知の重要性(規模・影響など)などにより「検討の幅がとても広いシナリオ」の1つかと思います。
例えば、電子メールを対象とした通知シナリオを例にすれば「新着のメールを対象として条件等でフィルターすることなくビジネスチャットへ通知すれば十分なケース」や「電子メールの受信やビジネスチャットへの通知で想定されるエラーを特にハンドリングしなくても良いケース」、「通知対象の規模や流量もわずかな範囲に収まるようなケース」であれば、それぞれのサービスが標準提供している仕組みで十分なケースも多そうです。
逆に「通知する対象を選別(フィルタ)したり、通知する内容や通知する先を編集したり、エラー発生時のハンドリングやリトライ、Web API 側の制約などを考慮した流量制限などをキメ細かくコントロールする必要がある場合」や「受信や通知の量によりコストが変動する(いわゆる従量課金型の)仕組みやサービスではフィットしない場合」には、CData Arc の機能性や提供形態が検討いただきやすいでしょう。
また、これらの通知系のシナリオは、他のデータ連携シナリオに対する監視や検知として補助的な目的で構成することも多いと思いますので、すでに利用している連携の仕組みやサービスがある場合は、その中で実現できる範囲で検討するケースも多いかも知れません。
このように「ビジネスチャットへの通知系の連携シナリオ」といっても、求める要件や条件次第で選択肢はさまざまですが、こちらのお客さま事例では「情報伝達の確実性やリアルタイム性」「作りやすさと計算できるコスト面」を重視して「ビジネスチャットの連携シナリオ」にCData Arc を活用いただいています。通知系の連携シナリオの実現を検討される際にはぜひ参考にしてください。

CData Arc でChatwork へメッセージを投稿する(設定例)
Chatwork では機能豊富な「Chatwork API」が提供されており、メッセージの取得や投稿を含め、さまざまな連携用のエンドポイントが用意されています。「メッセージの投稿」を含め、CData Arc からChatwork への書き込み(連携)では、CData Arc の「REST コネクタ」を利用するのが便利です。
Arc のREST コネクタは豊富な機能を備えた汎用コネクタとなっており、Chatwork API を利用する際の認証・認可では、API トークンを利用した認証方式でも、OAuth 2.0 の認可フローを利用する方式でも、いずれも利用することができます。
例えば、API トークンを利用した認証方式で、特定のチャットルームにメッセージを投稿する場合の設定は、以下のようにとてもシンプルです。


この場合、メッセージの本文となるbody はXMLMap コネクタを利用してマッピングします。XMLMap コネクタを利用すれば複雑な編集や変換でも自由度高くコントロールすることができるでしょう。


CData Arc を利用したChatwork とのさまざま連携シナリオの例
ビジネスのコラボレーションプラットフォームであるChatwork とのデータ連携は、メッセージ通知(投稿)以外にもさまざまなシナリオが想定されます。その内の幾つかを例としてご紹介します。
Chatwork のコンタクトなどのデータを連携する
CData Arc で「Chatwork が保有するコンタクトなどのデータを外部のアプリケーションへ連携(二次的に活用)したい場合」には、CData Arc とCData API Driver を組み合わせて利用すると便利です。Arc のREST コネクタを利用することもできますが、特定のエンドポイントをあたかもデータベースのテーブルやビューのように扱えるCData のAPI Driver を組み合わせれば、Chatwork からのデータ取得シナリオがとてもシンプルな連携フローで構成できるでしょう。なお、CData API Driver で提供するChatwork のProfile は事前に定義された読み取り専用のサンプルスキーマ群です。

Chatwork からのWebhook を受信する
Chatwork ではWebhook の機能を提供しています。Chatwork のWebhookは、参加するチャットルームでのメッセージ送信などのイベントを、事前に指定したWebhook URLにリアルタイムに通知する機能です。
CData Arc では、Webhook 受信用のエンドポイントを生成する高機能な「Webhook コネクタ」を標準搭載しています。Chatwork のWebhook 通知と、Arc のWebhook コネクタを利用すればチャットルームでのメッセージ送信などのイベントをほぼリアルタイムにハンドリングすることができます。メッセージの投稿(書込み)機能と組み合わせれば、Chatwork 上で動作する対話型Bot のような仕組みをArc で作成することもできるでしょう。

まとめ
この記事では「CData Arc でChatwork へメッセージを投稿するときの設定例」とともに「CData Arc を利用したChatwork とのさまざま連携シナリオの例」についてご紹介しました。
ビジネスチャットなどへの通知系の連携シナリオは、組織や業務における通知の重要性(規模・影響など)などにより、検討の幅がとても広いシナリオの1つだと思いますが、通知の対象や内容、頻度や量、コスト面など「コントロールしたい要素が比較的多岐におよぶシーン」においては、Arc を活用した構成がフィットするケースが多いと思いますので、ぜひ検討してみてください。
CData Arc はシンプルで拡張性の高いコアフレームワークに、豊富なMFT・EDI・エンタープライズコネクタを備えたパワフルな製品です。CData Drivers との組み合わせで275を超えるアプリケーションへの連携を実現できます。
皆さんのつなぎたいシナリオでぜひ CData Arc を試してみてください。
CData Arc - セキュアなデータ連携とマネージドファイル転送(MFT)
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この記事では CData Arc™ 2025 - 25.3.9417.0 を利用しています