CData ODBC Driver for SQL Analysis Services のセットアップ

CData ODBC Driver for SQL Analysis Services のインストール、ライセンス認証、接続設定の完全ガイドです。


このガイドでは、CData ODBC Driver for SQL Analysis Services を使い始めるために必要なすべてのステップを解説します。ドライバーのインストールとライセンス認証、初めての接続設定、そしてアプリケーションでSQL Analysis Services のデータを活用するための次のステップを学ぶことができます。

インストールとライセンス認証

システム要件

  • Windows: Windows 10/11 または Windows Server 2016 以降
  • Linux: UnixODBC がインストールされた主要なディストリビューション

ドライバーのインストール

Windows でのインストール

  1. CData アカウントまたは評価版ダウンロードページから ODBC ドライバーのインストーラーをダウンロードします。
  2. インストーラーを実行し、インストールウィザードの指示に従って進めます。
  3. セットアッププロセスが自動的に進み、ドライバーがシステムに登録されます。
  4. インストール中に、ライセンスを有効化するためのライセンスキーの入力を求められます。ライセンスキーは CData 注文チームからメールで届いているはずです。ライセンスキーは次のような形式です: XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
    • 注意:トライアル版をご利用の場合は、Trial Key オプションを選択してください。
  5. 32 ビット版と 64 ビット版の両方のドライバーが含まれています。異なるアーキテクチャのアプリケーションを使用する場合は、両方をインストールしてください。

Linux でのインストール

  1. UnixODBC がインストールされていることを確認します: sudo apt-get install unixodbc unixodbc-dev (Debian/Ubuntu) sudo yum install unixODBC unixODBC-devel (RHEL/CentOS)
  2. ドライバーパッケージを /opt/cdata/ に展開します
  3. ドライバーは自動的に /etc/odbcinst.ini に登録されます

ライセンスの有効化

ライセンスキーは CData 注文チームからメールで届いているはずです。ライセンスキーは次のような形式です: XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX

Windows でのライセンス認証

通常、ライセンスはインストール時に有効化されます。ただし、手動で有効化が必要な場合もあります。以下の手順で手動認証を行います:

  1. スタートメニューから ODBC ドライバーアプリケーションを開きます。
  2. Help > Licensing に移動します
  3. 表示されたフィールドにライセンスキーを入力します。
  4. Activate をクリックします
  5. 「Licensed」ステータスが表示されれば、認証は完了です。

Linux でのライセンス認証

  1. ドライバーパッケージを展開したインストールディレクトリに移動します(例:cd /opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-acumatica/bin/
  2. 次のコマンドを実行してライセンスファイルを作成します:sudo ./install-license.sh
  3. を実際のライセンスキーに置き換えてください。
  4. トライアル版を有効化する場合は、 を省略してください。

よくあるライセンスに関する質問

ライセンスを複数のマシンで使用できますか?
はい、サブスクリプションプランによって異なります。詳細については注文確認書を確認するか、担当営業にお問い合わせください。担当者が不明な場合は orders@cdata.com までご連絡ください。

ライセンスキーを紛失しました。再発行できますか?
orders@cdata.com に注文番号を添えてメールをお送りください。ライセンスキーを再送いたします。

ライセンスを別のマシンに移行できますか?
はい、可能です。別のマシンへの移行時には、以下のリンクからライセンス移行リクエストを送信してください:

https://jp.cdata.com/lic/transfer/

ライセンス移行リクエストが送信され正常に処理されると、プロダクトキーにアクティベーションが追加され、別のマシンでフルライセンスを有効化できるようになります。この処理が完了すると、以前のマシンのライセンスは無効になります。

その他のライセンスに関するご質問は orders@cdata.com までお問い合わせください。ライセンスの確認やアップグレードは、セルフサービスポータル portal.cdata.com から行えます。


接続設定

ドライバーのインストールとライセンス認証が完了したら、SQL Analysis Services への接続を設定しましょう。ODBC ドライバーは DSN(データソース名)を使用して接続プロパティを保存します。

DSN の作成

Windows:ODBC データソースアドミニストレーターを使用

  1. ODBC データソースアドミニストレーター(64 ビット)を開きます
    注意:64 ビットアプリケーションには 64 ビット版、32 ビットアプリケーションには 32 ビット版を使用してください。
    • Windows のスタートメニューで「ODBC」を検索
    • または、コントロールパネル > 管理ツール > ODBC データソースから開きます
  2. システム DSN または ユーザー DSN タブをクリックします
    • システム DSN:マシン上のすべてのユーザーが利用可能(サービス用に推奨)
    • ユーザー DSN:現在のユーザーのみ利用可能
  3. リストから CData ODBC Driver for SQL Analysis Services を選択するか、追加 をクリックして新しいデータソースを作成します。
  4. OK または 完了 をクリックして接続設定ダイアログを開きます。

Linux:設定ファイルの編集(odbcinst.ini と odbc.ini)

  1. odbcinst.ini ファイルに以下のセクションを追加してドライバーを登録します。
  2. [CData ODBC Driver for SQL Analysis Services] Driver=/opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-ssas/lib/libssasodbc.x64.so Description=CData ODBC Driver for SQL Analysis Services
  3. ファイルを保存します。
  4. odbc.ini ファイルに以下のエントリを追加して DSN を作成します:
  5. [CData SQL Analysis Services Source] Driver=/opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-ssas/lib/libssasodbc.x64.so ConnectionProperty1=Value1 ConnectionProperty2=Value2 User = myuseraccount Password = mypassword URL = http://localhost/OLAP/msmdpump.dll
  6. ファイルを保存します。

接続プロパティの設定

接続するには、Url プロパティを有効なSQL Server Analysis Services エンドポイントに設定して認証を提供します。XMLA アクセスを使用して、HTTP 経由でホストされているSQL Server Analysis Services インスタンスに接続できます。 Microsoft ドキュメント configure HTTP access を参照してSQL Server Analysis Services に接続してください。

SQL をSQL Server Analysis Services に実行するには、ヘルプドキュメントの「Analysis Services データの取得」を参照してください。接続ごとにメタデータを取得する代わりに、CacheLocation を設定できます。

  • HTTP 認証

    AuthScheme を"Basic" または"Digest" に設定してUser とPassword を設定します。CustomHeaders に他の認証値を指定します。

  • Windows (NTLM)

    Windows のUser とPassword を設定して、AuthScheme をNTLM に設定します。

  • Kerberos およびKerberos Delegation

    Kerberos を認証するには、AuthScheme をNEGOTIATE に設定します。Kerberos 委任を使うには、AuthScheme をKERBEROSDELEGATION に設定します。必要があれば、User、Password およびKerberosSPN を設定します。デフォルトでは、CData 製品は指定されたUrl でSPN と通信しようと試みます。

  • SSL/TLS:

    デフォルトでは、CData 製品はサーバーの証明書をシステムの信頼できる証明書ストアと照合してSSL/TLS のネゴシエーションを試みます。別の証明書を指定するには、利用可能なフォーマットについてヘルプドキュメントの「SSLServerCert」プロパティを参照してください。

接続を設定したら、その後はあらゆるキューブを二次元テーブルとして扱うことができます。データに接続する際にCData 製品がSSAS のメタデータを取得して、動的にテーブルスキーマを更新します。 「CacheLocation」プロパティを設定すれば自動でファイルにキャッシュを作成するので、接続時に毎回メタデータを取得する必要もなくなります。

詳細は、ヘルプドキュメントの「Retrieving Analysis Services Data」を参照してください。


接続のテスト

  1. 接続プロパティを入力したら、Test Connection をクリックします。
  2. テストが成功すると、以下が確認できます:
    • 認証情報が正しい
    • ネットワーク接続が確立されている
    • 必要な権限が設定されている
  3. テストが失敗した場合、エラーメッセージに修正すべき点が表示されます。
  4. OK をクリックして DSN を保存します。

よくある接続の問題

認証に失敗

解決策:認証情報が最新であることを確認してください。OAuth アプリケーションの場合、アプリケーションのセキュリティ設定で CData を認可する必要があるかもしれません。認可に関するサポートは support@cdata.co.jp までお問い合わせください。

サーバーに接続できない

解決策:ファイアウォールとプロキシの設定を確認してください。特定のポート要件については support@cdata.co.jp までお問い合わせください。

テーブルが見つからない

解決策:データベース名とスキーマ名を確認してください。DSN 設定の Data Model タブで利用可能なテーブルを確認できます。

ドライバーが見つからない(Linux)

解決策:ドライバーが odbcinst.ini に正しく登録されていることを確認してください。詳しいサポートは support@cdata.co.jp までお問い合わせください。

その他の接続に関するトラブルシューティングは、具体的なエラーメッセージを添えて support@cdata.co.jp までお問い合わせください。


次のステップ

ドライバーのインストール、ライセンス認証、接続設定が完了したので、ODBC ドライバーを活用できるシナリオをご紹介します:

ODBC クライアント記事タイトル
Alteryx DesignerAlteryx Designer でSQL Analysis Services のデータを準備、ブレンディング、分析する
Clear AnalyticsBuild Charts with SQL Analysis Services data in Clear Analytics
DBxtraBuild Dashboards with SQL Analysis Services data in DBxtra
DomoDomo Workbench のSQL Analysis Services からデータセットを作成し、Domo からSQL Analysis Services データに連携するビジュアライゼーションを作成
Dundas BIBuild Dashboards with SQL Analysis Services data in Dundas BI
IBM Cognos BICognos BI でSQL Analysis Services のデータを使ってデータビジュアライゼーションを作成
QlikViewQlikView でSQL Analysis Services のデータにODBC 接続で連携してビジュアライズ
RAnalyze SQL Analysis Services data in R via ODBC
SAS【ノーコード】SAS でSQL Analysis Services データを可視化・分析する方法
SAS JMPSAS JMP でのCData ODBC Driver for SQL Analysis Services の使用
DB ArtisanDBArtisan でSQL Analysis Services のデータに連携
MySQL Workbench【ノーコード】MySQL Workbench からSQL Analysis Services のデータをクエリする方法
.NET QueryBuilderActive Query Builder を使用してSQL Analysis Services 駆動型アプリを素早く開発
C++BuilderDataBind Controls to SQL Analysis Services data in C++Builder
ColdFusionImport Real-Time SQL Analysis Services data via ODBC in ColdFusion to Build Applications
DelphiDelphi のSQL Analysis Services のデータへのデータバインドコントロール
Filemaker ProSQL Analysis Services のデータをFileMaker Pro にインポートする方法
GoLinux 上でSQL Analysis Services のデータに接続するGo アプリケーションを作成する方法
Lazarus IDEEasily Integrate SQL Analysis Services data in Lazarus Pascal IDE
NodeJSODBC を介してNode.js からSQL Analysis Services のデータをクエリ
PHPPHP からSQL Analysis Services のデータに接続する方法
PyCharmPyCharm でCData ODBC Driver を使ってSQL Analysis Services に接続
PythonLinux/UNIX 上のPython からSQL Analysis Services のデータにデータ連携
RubyRuby でSQL Analysis Services のデータ連携アプリを構築
VCL App (RAD Studio)Build a Simple VCL Application for SQL Analysis Services data
Access Linked TablesMicrosoft Access リンクテーブルからSQL Analysis Services のデータに接続・更新する方法
MySQL Federated TablesMySQL のFederated Table としてSQL Analysis Services のデータを連携利用する
Oracle DatabaseRemote Oracle Database としてSQL Analysis Services のデータにアクセス
SQL Server Linked Servers【徹底解説】SQL Analysis Services のデータをSQL Server のリンクサーバーにノーコードで連携する方法
SQL Server PolyBasePolyBase で外部データソースとしてSQL Analysis Services を連携利用
FoxProFoxPro でSQL Analysis Services のデータを操作
UiPath StudioRPA ツールUiPath でSQL Analysis Services のデータを連携利用する方法
Blue PrismインテリジェントオートメーションRPA、Blue Prism でSQL Analysis Services のデータを連携利用

サポート

お困りの際はお気軽にお問い合わせください:


よくある質問

インストールとライセンス

  • ドライバーのインストールに管理者権限は必要ですか?
    はい、Windows と Linux のどちらでもシステム全体へのインストールには管理者権限が必要です。
  • 32 ビットと 64 ビットのドライバーを同じマシンにインストールできますか?
    はい、デフォルトで両方のバージョンがインストールされます。

接続

  • システム DSN とユーザー DSN の違いは何ですか?
    システム DSN はマシン上のすべてのユーザーが利用でき、サービスで必要です。ユーザー DSN は作成したユーザーのみが利用できます。
  • DSN を作成せずに DSN レス接続文字列を使用できますか?
    はい。多くのアプリケーションは DSN レス接続文字列をサポートしています。以下の接続文字列の例をご参照ください:
    Driver={CData ODBC Driver for SQL Analysis Services};RequiredConnectionProperty1=Value1;RequiredConnectionProperty2=Value2;
  • 複数の SQL Analysis Services アカウントに接続するにはどうすればよいですか?
    アカウントごとに個別の DSN を作成し、それぞれに認証情報を設定してください。
  • プロキシサーバー経由で接続できますか?
    はい。DSN の接続プロパティでプロキシ設定を行ってください。プロキシ設定の詳細はヘルプドキュメントの Firewall & Proxy セクションをご参照ください。

パフォーマンスとトラブルシューティング

  • クエリが遅いのはなぜですか?
    以下を確認してください:
    • 変更頻度の低いデータにはキャッシュを使用します。詳細はヘルプドキュメントの Caching Data セクションをご参照ください。
    • フィルタ(WHERE 句)を追加して結果セットのサイズを小さくします。
    • クエリ最適化のサポートは support@cdata.co.jp までお問い合わせください。
  • トラブルシューティング用のログを有効にするにはどうすればよいですか?
    DSN に以下を追加してください:
    • Logfile: /path/to/logfile.log
    • Verbosity: 3

    support@cdata.co.jp にトラブルシューティングをご依頼の際は、ログファイルを安全にアップロードできるようご準備ください。

  • ドライバーにはどのポートへのアクセスが必要ですか?
    データソースによって異なります。ほとんどのクラウドアプリケーションは HTTPS(ポート 443)を使用します。具体的なファイアウォール要件については support@cdata.co.jp までお問い合わせください。
  • Linux コンテナや Docker でドライバーを使用できますか?
    はい。コンテナイメージにドライバーをインストールし、コンテナの /etc/odbc.ini ファイルで DSN を設定してください。

その他

  • サポートされている SQL 操作の完全なリストはどこで確認できますか?
    完全な SQL リファレンスについてはヘルプドキュメントの SQL Compliance の章をご参照ください。
  • ドライバーの更新頻度は?
    CData は年に一度、ドライバーのメジャーバージョンアップデートをリリースしています。最新バージョンについてはアカウントポータルを確認するか、support@cdata.co.jp までお問い合わせください。
  • プログラミング言語ごとのコード例はどこで確認できますか?
    言語固有の例(Python、PHP、C# など)についてはヘルプドキュメントの Using ODBC セクションをご確認ください。

この FAQ で解決しないご質問は support@cdata.co.jp までお問い合わせください。

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SQL Analysis Services ODBC Driver は、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムなSQL Analysis Services データに直接接続できるパワフルなツールです。

標準のODBC Driver インターフェースを使用して、データベースのようにAnalysis Services レポートデータにアクセスします。ダイレクトクエリおよびMDX クエリ機能をサポートします。