Embulk を使用して SAP ののデータをデータベースにロードする方法

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
CData JDBC Driver とオープンソースのETL/ELT ツールであるEmbulk を使ってSAP のデータをデータベースにロードする方法を解説します。

Embulk はオープンソースのバルクデータローダーです。CData JDBC Driver for SAP ERP と組み合わせることで、SAP から任意の同期先にデータを簡単にロードできます。この記事では、CData JDBC Driver for SAP ERP をEmbulk で使用してSAP のデータをMySQL データベースにロードする方法を解説します。

CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、リアルタイムのSAP のデータに対して比類のないパフォーマンスを発揮します。SAP に対して複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接SAP にプッシュし、サポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作など)は組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。

SAP データ連携について

CData は、SAP のライブデータにアクセスし、統合するための最も簡単な方法を提供します。お客様は CData の接続機能を以下の目的で使用しています:

  • SAP R/3、SAP NetWeaver、SAP ERP / ECC 6.0、RFC によって公開されている SAP S/4 HANA オンプレミスデータを含む、すべてのエディションの SAP にアクセスできます。
  • SQL ストアドプロシージャを通じて、IDoc または IDoc XML ファイルのサーバーへの送信、関数やクエリ用のスキーマの作成などのアクションを実行できます。
  • お客様の SAP インスタンスがホストされている場所に応じて、最適に接続できます。
    • SAP S/4HANA クラウドパブリックエディションをご利用のお客様は、SAP NetWeaver Gateway 接続を使用します
    • SAP S/4HANA プライベートエディションをご利用のお客様は、SAP ERP または SAP NetWeaver Gateway 接続のいずれかを使用します。

多くのユーザーは、SAP データをデータベースやデータウェアハウスにレプリケートするために当社のツールを活用していますが、Tableau、Power BI、Excel などの分析ツールとライブ SAP データを統合しているお客様も多数います。


はじめに


SAP への JDBC 接続を設定

Embulk でバルクロードジョブを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for SAP ERP\lib)を確認しておきます。

Embulk はJDBC 接続をサポートしているため、SAP に簡単に接続してSQL クエリを実行できます。バルクロードジョブを作成する前に、SAP への認証用のJDBC URL を作成します。

CData 製品はSAP system にJCo JAR ファイルで接続します。Jco JAR ファイルの使い方は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

また、SAP システムにSOAP Web service で接続することが可能です。SOAP アクセスには、Client、RFCUrl、User、Password の接続プロパティを入力します。

詳細情報はobtaining the connection properties を参照してください。

組み込みの接続文字列デザイナー

JDBC URL の作成には、SAP JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。

java -jar cdata.jdbc.saperp.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

以下は、SAP への一般的なJDBC 接続文字列です。

jdbc:saperp:Host=sap.mydomain.com;User=EXT90033;Password=xxx;Client=800;System Number=09;ConnectionType=Classic;Location=C:/mysapschemafolder;

Embulk で SAP ののデータをロード

CData JDBC Driver をインストールしてJDBC 接続文字列を作成したら、必要なEmbulk プラグインをインストールします。

Embulk の入力・出力プラグインをインストール

  1. Embulk にJDBC 入力プラグインをインストールします。
    https://github.com/embulk/embulk-input-jdbc/tree/master/embulk-input-jdbc
  2. embulk gem install embulk-input-jdbc
    
  3. この記事では、同期先データベースとしてMySQL を使用します。出力プラグインを使用して、SQL Server、PostgreSQL、またはGoogle BigQuery を同期先として選択することもできます。
    https://github.com/embulk/embulk-output-jdbc/tree/master/embulk-output-mysql
    embulk gem install embulk-output-mysql
    

入力プラグインと出力プラグインをインストールしたら、Embulk を使用してSAP のデータをMySQL にロードする準備が整いました。

SAP ののデータをロードするジョブを作成

まず、Embulk で設定ファイルを作成します。ファイル名はsaperp-mysql.yml のようにします。

  1. 入力プラグインのオプションには、CData JDBC Driver for SAP ERP、ドライバーJAR ファイルへのパス、ドライバークラス(例:cdata.jdbc.saperp.SAPERPDriver)、および上記のJDBC URL を指定します。
  2. 出力プラグインのオプションには、MySQL データベースの値と認証情報を指定します。

設定ファイルのサンプル(saperp-mysql.yml)

in:
	type: jdbc
	driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.saperp.jar
	driver_class: cdata.jdbc.saperp.SAPERPDriver
	url: jdbc:saperp:Host=sap.mydomain.com;User=EXT90033;Password=xxx;Client=800;System Number=09;ConnectionType=Classic;Location=C:/mysapschemafolder;
	table: "MARA"
out:
	type: mysql
	host: localhost
	database: DatabaseName
	user: UserId
	password: UserPassword
	table: "MARA"
	mode: insert

ファイルを作成したら、Embulk ジョブを実行します。

embulk run saperp-mysql.yml

Embulk ジョブを実行すると、MySQL テーブルにSAP のデータが格納されます。

フィルタリングした SAP ののデータをロード

テーブルから直接データをロードするだけでなく、カスタムSQL クエリを使用してロードするデータをより詳細に制御できます。また、クエリフィールドのSQL WHERE 句で最終更新カラムを設定することで、増分ロードを実行することもできます。

in:
	type: jdbc
	driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.saperp.jar
	driver_class: cdata.jdbc.saperp.SAPERPDriver
	url: jdbc:saperp:Host=sap.mydomain.com;User=EXT90033;Password=xxx;Client=800;System Number=09;ConnectionType=Classic;Location=C:/mysapschemafolder;
	query: "SELECT MANDT, MBRSH FROM MARA WHERE [RecordId] = 1"
out:
	type: mysql
	host: localhost
	database: DatabaseName
	user: UserId
	password: UserPassword
	table: "MARA"
	mode: insert

詳細情報と無料トライアル

CData JDBC Driver for SAP ERP をコネクタとして使用することで、Embulk のデータロードジョブにSAP のデータを統合できます。また、200 を超えるエンタープライズデータソース向けドライバーにより、あらゆるエンタープライズSaaS、ビッグデータ、NoSQL ソースも統合できます。30日間の無料トライアルをダウンロードして、今すぐお試しください。

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極めて簡単にSAP NetWeaver と統合できます。データベースをクエリするのと同じくらい簡単に、任意のJDBC クライアントからSAP RFC にアクセスできるようになりました。