Embulk を使用して Redshift ののデータをデータベースにロードする方法
Embulk はオープンソースのバルクデータローダーです。CData JDBC Driver for Amazon Redshift と組み合わせることで、Redshift から任意の同期先にデータを簡単にロードできます。この記事では、CData JDBC Driver for Amazon Redshift をEmbulk で使用してRedshift のデータをMySQL データベースにロードする方法を解説します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、リアルタイムのRedshift のデータに対して比類のないパフォーマンスを発揮します。Redshift に対して複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接Redshift にプッシュし、サポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作など)は組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。
Redshift への JDBC 接続を設定
Embulk でバルクロードジョブを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Amazon Redshift\lib)を確認しておきます。
Embulk はJDBC 接続をサポートしているため、Redshift に簡単に接続してSQL クエリを実行できます。バルクロードジョブを作成する前に、Redshift への認証用のJDBC URL を作成します。
Amazon Redshift への接続
それでは、早速Amazon Redshift に接続していきましょう。データに接続するには、以下の接続パラメータを指定します。
- Server:Amazon Redshift データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス
- Database:Amazon Redshift クラスター用に作成したデータベース
- Port(オプション):Amazon Redshift データベースをホスティングしているサーバーのポート。デフォルトは5439です
これらの値は、以下のステップでAWS マネージメントコンソールから取得できます。
- Amazon Redshift コンソールを開きます(http://console.aws.amazon.com/redshift)
- Clusters ページで、クラスター名をクリックしてください
- Configuration タブの"Cluster Database Properties" セクションからプロパティを取得します。接続プロパティの値は、ODBC URL で設定された値と同じになります
Amazon Redshiftへの認証
CData 製品では幅広い認証オプションに対応しています。標準認証情報からIAM クレデンシャル、ADFS、Ping Federate、Microsoft Entra ID(Azure AD)、Azure AD PKCE まで利用可能です。標準認証
ログイン資格情報を使用してAmazon Redshift に接続するには、以下のプロパティを設定してみましょう。- AuthScheme:Basic
- User:認証するユーザーのログイン情報
- Password:認証するユーザーのパスワード
その他の認証方法については、ヘルプドキュメントをご確認ください。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成には、Redshift JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.redshift.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は、Redshift への一般的なJDBC 接続文字列です。
jdbc:redshift:User=admin;Password=admin;Database=dev;Server=examplecluster.my.us-west-2.redshift.amazonaws.com;Port=5439;
Embulk で Redshift ののデータをロード
CData JDBC Driver をインストールしてJDBC 接続文字列を作成したら、必要なEmbulk プラグインをインストールします。
Embulk の入力・出力プラグインをインストール
- Embulk にJDBC 入力プラグインをインストールします。
https://github.com/embulk/embulk-input-jdbc/tree/master/embulk-input-jdbc - この記事では、同期先データベースとしてMySQL を使用します。出力プラグインを使用して、SQL Server、PostgreSQL、またはGoogle BigQuery を同期先として選択することもできます。
https://github.com/embulk/embulk-output-jdbc/tree/master/embulk-output-mysqlembulk gem install embulk-output-mysql
embulk gem install embulk-input-jdbc
入力プラグインと出力プラグインをインストールしたら、Embulk を使用してRedshift のデータをMySQL にロードする準備が整いました。
Redshift ののデータをロードするジョブを作成
まず、Embulk で設定ファイルを作成します。ファイル名はredshift-mysql.yml のようにします。
- 入力プラグインのオプションには、CData JDBC Driver for Amazon Redshift、ドライバーJAR ファイルへのパス、ドライバークラス(例:cdata.jdbc.redshift.RedshiftDriver)、および上記のJDBC URL を指定します。
- 出力プラグインのオプションには、MySQL データベースの値と認証情報を指定します。
設定ファイルのサンプル(redshift-mysql.yml)
in: type: jdbc driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.redshift.jar driver_class: cdata.jdbc.redshift.RedshiftDriver url: jdbc:redshift:User=admin;Password=admin;Database=dev;Server=examplecluster.my.us-west-2.redshift.amazonaws.com;Port=5439; table: "Orders" out: type: mysql host: localhost database: DatabaseName user: UserId password: UserPassword table: "Orders" mode: insert
ファイルを作成したら、Embulk ジョブを実行します。
embulk run redshift-mysql.yml
Embulk ジョブを実行すると、MySQL テーブルにRedshift のデータが格納されます。
フィルタリングした Redshift ののデータをロード
テーブルから直接データをロードするだけでなく、カスタムSQL クエリを使用してロードするデータをより詳細に制御できます。また、クエリフィールドのSQL WHERE 句で最終更新カラムを設定することで、増分ロードを実行することもできます。
in: type: jdbc driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.redshift.jar driver_class: cdata.jdbc.redshift.RedshiftDriver url: jdbc:redshift:User=admin;Password=admin;Database=dev;Server=examplecluster.my.us-west-2.redshift.amazonaws.com;Port=5439; query: "SELECT ShipName, ShipCity FROM Orders WHERE [RecordId] = 1" out: type: mysql host: localhost database: DatabaseName user: UserId password: UserPassword table: "Orders" mode: insert
詳細情報と無料トライアル
CData JDBC Driver for Amazon Redshift をコネクタとして使用することで、Embulk のデータロードジョブにRedshift のデータを統合できます。また、200 を超えるエンタープライズデータソース向けドライバーにより、あらゆるエンタープライズSaaS、ビッグデータ、NoSQL ソースも統合できます。30日間の無料トライアルをダウンロードして、今すぐお試しください。