Azure Analysis Services を使ってPresto のデータをモデル化する方法
Azure Analysis Services(AAS)は、エンタープライズレベルのデータモデルをクラウド上で提供する、フルマネージドのPaaS です。Azure 上で提供されているので、お馴染みの環境で手軽に使い始められます。CData Connect AI と連携することで、Presto のデータをAAS に繋いでBI ツール向けのデータモデルを簡単に作成できます。 この記事ではConnect AI からPresto に接続し、AAS の拡張機能を有効にしたVisual Studio でPresto のデータをインポートする方法を紹介します。
Presto データ連携について
CData を使用すれば、Trino および Presto SQL エンジンのライブデータへのアクセスと統合がこれまでになく簡単になります。お客様は CData の接続機能を以下の目的で利用しています:
- Trino v345 以降(旧 PrestoSQL)および Presto v0.242 以降(旧 PrestoDB)のデータにアクセスできます。
- Trino または Presto インスタンスの基盤となるすべてのデータに対して読み取り・書き込みアクセスができます。
- 最大スループットのための最適化されたクエリ生成。
Presto と Trino により、ユーザーは単一のエンドポイントを通じてさまざまな基盤データソースにアクセスできます。CData の接続と組み合わせることで、ユーザーはインスタンスへの純粋な SQL-92 アクセスを取得し、ビジネスデータをデータウェアハウスに統合したり、Power BI や Tableau などのお気に入りのツールからライブデータに直接簡単にアクセスしたりできます。
多くの場合、CData のライブ接続は、ツールで利用可能なネイティブのインポート機能を上回ります。あるお客様は、レポートに必要なデータセットのサイズが大きいため、Power BI を効果的に使用できませんでした。同社が CData Power BI Connector for Presto を導入したところ、DirectQuery 接続モードを使用してリアルタイムでレポートを生成できるようになりました。
はじめに
Connect AI からPresto への接続
CData Connect AI を使うと、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。
- Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。
- Add Connection パネルで「Presto」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Presto に接続します。
Presto への接続には、まずはServer およびPort を接続プロパティとして設定します。それ以外の追加項目は接続方式によって異なります。
TLS/SSL を有効化するには、UseSSL をTRUE に設定します。
LDAP で認証
LDAP で認証するには、次の接続プロパティを設定します:
- AuthScheme: LDAP に設定。
- User: LDAP で接続するユーザー名。
- Password: LDAP で接続するユーザーのパスワード。
Kerberos 認証
KERBEROS 認証を使う場合には、以下を設定します:
- AuthScheme: KERBEROS に設定。
- KerberosKDC: 接続するユーザーのKerberos Key Distribution Center (KDC) サービス。
- KerberosRealm: 接続するユーザーのKerberos Realm 。
- KerberosSPN: Kerberos Domain Controller のService Principal Name。
- KerberosKeytabFile: Kerberos principals とencrypted keys を含むKeytab file。
- User: Kerberos のユーザー。
- Password: Kerberos で認証するユーザーのパスワード。
- Create & Test をクリックします。
-
(任意の設定)「Add Presto Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、アクセス許可を更新します。
パーソナルアクセストークンの取得
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。 きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect AI アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、User Profile をクリックします。
- User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
接続の設定が完了したら、Azure Analysis Services を使用してVisual Studio からPresto のデータに接続できるようになります。
AAS を使ってVisual Studio からPresto に接続
以下のステップでは、Visual Studio からAzure Analysis Services にからCData Connect AI に接続して新しいPresto のデータソースを作成する方法を説明します。 続けるには、Microsoft Analysis Services Projects の拡張機能が必要です。拡張機能はこちらからダウンロードできます。
- 拡張機能をインストールしたら、Visual Studio で新しいプロジェクトを作成しましょう。「Analysis Services 表形式プロジェクト」を選択します。
- 「新しいプロジェクト構成します」ダイアログが表示されるので、フィールドに必要な項目を入力します。
- 「作成」をクリックします。「テーブルモデルデザイナー」ダイアログボックスが開きます。ワークスペースサーバーを選択し、Azure Analysis Services サーバーのアドレス(例:asazure://eastus.azure.windows.net/myAzureServer)を入力します。 Test Connection をクリックし、サーバーにサインインします。
- OK をクリックしてプロジェクトを作成します。Visual Studio ウィンドウは、以下のスクリーンショットのようになります。
- Visual Studio の表形式モデルエクスプローラーで、データソースを右クリックして「データソースからインポート」を選択します。
- Table Import Wizard で、SQL Server データベースを選択してConnect をクリックします。Server フィールドに、仮想SQL Server のエンドポイントとポートをカンマで区切って入力します(例:tds.cdata.com,14333)。
-
SQL Server Authentication をクリックして、次の情報を入力します。
- User name:CData Connect AI のユーザー名を入力します。ユーザー名はCData Connect AI のインターフェースの右上に表示されています(例:test@cdata.com)。
- Password:Settings ページで生成したPAT を入力します。
- 次の画面で、Current User を選択してNext をクリックします。
- ここでは、最初のオプションを選択してNext をクリックします。
- 次の画面で、リストからテーブルを選択してPreview & Filter をクリックします。
- テーブルにPresto からデータが入力されたことを確認できます。
これでPresto のデータをデータモデルにインポートできたので、Azure Analysis Services にプロジェクトをデプロイして、BI ツールやクライアントアプリケーションなどから利用できます。
おわりに
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