R から JDBC 経由でFacebook Adsののデータを分析

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
CData JDBC Driver for Facebook Ads を使って、お好みの開発環境と標準的な R 関数でFacebook Ads のデータを分析できます。

R と Java がインストールされている環境であれば、純粋な R スクリプトと標準的な SQL を使用してFacebook Ads のデータにアクセスできます。CData JDBC Driver for Facebook Ads と RJDBC パッケージを使えば、R からリモートのFacebook Ads のデータを操作できます。CData Driver を使用することで、業界で実績のある標準規格に準拠したドライバーを活用し、人気のオープンソース言語 R でデータにアクセスできます。この記事では、ドライバーを使ってFacebook Adsに SQL クエリを実行し、標準的な R 関数を呼び出してFacebook Ads のデータを可視化する方法を説明します。

R のインストール

マルチスレッドとマネージドコードによるドライバーのパフォーマンス向上を最大限に活かすには、マルチスレッド対応の Microsoft R Open を使用するか、BLAS/LAPACK ライブラリとリンクされたオープンソース R を使用します。この記事では Microsoft R Open 3.2.3 を使用しています。このバージョンは、2016年1月1日時点の CRAN リポジトリのスナップショットからパッケージをインストールするように事前設定されており、再現性が確保されています。

RJDBC パッケージの読み込み

ドライバーを使用するには、RJDBC パッケージをダウンロードしてください。 RJDBC パッケージをインストールしたら、以下のコードでパッケージを読み込みます。

library(RJDBC)

Facebook Adsに JDBC データソースとして接続

Facebook Adsに JDBC データソースとして接続するには、以下の情報が必要です。

  • Driver Class: cdata.jdbc.facebookads.FacebookAdsDriver に設定します。
  • Classpath: ドライバー JAR ファイルの場所を設定します。デフォルトでは、インストールフォルダの lib サブフォルダです。

dbConnect や dbSendQuery などの DBI 関数は、R でデータアクセスコードを記述するための統一されたインターフェースを提供します。以下のコードで、CData JDBC Driver for Facebook Ads に JDBC リクエストを行う DBI ドライバーを初期化します。

driver <- JDBC(driverClass = "cdata.jdbc.facebookads.FacebookAdsDriver", classPath = "MyInstallationDir\lib\cdata.jdbc.facebookads.jar", identifier.quote = "'")

これで DBI 関数を使用してFacebook Adsに接続し、SQL クエリを実行できます。dbConnect 関数で JDBC 接続を初期化します。

Facebook Ads 接続プロパティの取得・設定方法

ほとんどのテーブルで、アプリケーション認証と同様にユーザー認証を必要とします。Facebook Ads はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。Facebook への認証には、組み込み認証を使用してブラウザ経由で完結することもできますし、Facebook にアプリを登録することで独自のOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL を取得することもできます。

の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。

任意で以下の項目を設定して、フィルタリングや集計を行うもできます。必要に応じてご利用ください。

  • Target:Facebook データのテーブルのいくつかはターゲットでフィルタリングできます。例えば、動画のコメントを取得するにはターゲットに動画のID を指定します。このプロパティは、クエリ結果を指定されたターゲットに合致するレコードにフィルタリングします。Target カラムを使ってクエリ毎にこの制限をかけることができます。
  • AggregateFormat:CData 製品は、いくつかのカラムを文字列集合として返します。例えば、エンティティのいいねデータは集計されて返されます。デフォルトでは、CData 製品はJSON で集計カラムを返します。集計をXML で返すことも可能です。
  • RetryLevel:このプロパティを使用して、特定の広告インサイトのクエリとエラーに対するクエリの自動再試行を制御します。

組み込みの接続文字列デザイナー

JDBC URL の構築には、Facebook Ads JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが便利です。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行してください。

java -jar cdata.jdbc.facebookads.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

以下は、一般的な JDBC 接続文字列を含む dbConnect 呼び出しの例です。

conn <- dbConnect(driver,"jdbc:facebookads:")

スキーマの検出

このドライバーは、Facebook Ads API をリレーショナルテーブル、ビュー、ストアドプロシージャとしてモデル化します。以下のコードでテーブルの一覧を取得できます。

dbListTables(conn)

SQL クエリの実行

dbGetQuery 関数を使用して、Facebook Ads API でサポートされている任意の SQL クエリを実行できます。

adaccounts <- dbGetQuery(conn,"SELECT AccountId, Name FROM AdAccounts WHERE Name = 'Acct Name'")

以下のコマンドで、結果をデータビューアウィンドウに表示できます。

View(adaccounts)

Facebook Ads のデータのプロット

これで、CRAN リポジトリで利用可能なデータ可視化パッケージを使ってFacebook Ads のデータを分析できます。組み込みのバープロット関数でシンプルな棒グラフを作成できます。

par(las=2,ps=10,mar=c(5,15,4,2))
barplot(adaccounts$Name, main="Facebook Ads AdAccounts", names.arg = adaccounts$AccountId, horiz=TRUE)

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