IBM Cloud Object Storage のデータから SSAS テーブルモデルを作成

Dibyendu Datta
Dibyendu Datta
Lead Technology Evangelist
CData ドライバーを使用してIBM Cloud Object Storage のデータから SQL Server Analysis Services のテーブルモデルを構築する方法を解説します。

SQL Server Analysis Services(SSAS)は、意思決定支援やビジネス分析に使用される分析データエンジンです。Power BI、Excel、Reporting Services レポート、その他のデータビジュアライゼーションツールなど、ビジネスレポートやクライアントアプリケーション向けのエンタープライズグレードのセマンティックデータモデルを提供します。CData ODBC Driver for IBM Cloud Object Storage と組み合わせることで、IBM Cloud Object Storage のデータ からテーブルモデルを作成し、より深く高速なデータ分析を実現できます。

IBM Cloud Object Storage のデータへの接続を作成

まだ行っていない場合は、ODBC DSN(データソース名)で接続プロパティを設定します。これはドライバーインストールの最後のステップです。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して ODBC DSN を作成・設定できます。

Cloud Object Storage 接続プロパティの取得・設定方法

Cloud Object Storage に接続する前に、Cloud Object Storage インスタンスを登録してCloud Object Storage API キーとCRN を取得していきます。

Cloud Object Storage の新規インスタンスの登録

IBM Cloud アカウントにCloud Object Storage がまだない場合は、以下の手順に従ってアカウントにSQL Query のインスタンスをインストールできます。

  1. IBM Cloud アカウントにログインします。
  2. Cloud Object Storage ページに移動して、インスタンス名を指定して「作成」をクリックします。Cloud Object Storage の新規インスタンスにリダイレクトされます。

API キー

API キーは以下の手順で取得できます。

  1. まずは、IBM Cloud アカウントにログインします。
  2. API キーページに移動します。
  3. 中央右隅のIBM Cloud APIキーの作成 をクリックして、新しいAPI キーを作成します。
  4. ポップアップウィンドウが表示されたら、API キーの名前を指定して作成をクリックします。ダッシュボードからはアクセスできなくなるため、API Key を控えておきましょう。

Cloud Object Storage CRN

デフォルトでは、CData 製品はCloud Object Storage CRN を自動で取得します。ただし、複数のアカウントがある場合は、CloudObjectStorageCRN を明示的に指定する必要があります。この値は、次の2つの方法で取得できます。

  • Services ビューをクエリする。これにより、IBM Cloud Object Storage インスタンスとそれぞれのCRN がリストされます。
  • IBM Cloud で直接CRN を見つける。これを行うには、IBM Cloud のダッシュボードに移動します。リソースリストで、ストレージからCloud Object Storage リソースを選択してCRN を取得します。

IBM Cloud Object Storage への接続

これで準備は完了です。以下の接続プロパティを設定してください。

  • InitiateOAuthGETANDREFRESH に設定。InitiateOAuth を使うと、OAuth 認証を繰り返す必要がなく、さらに自動でアクセストークンを設定できます。
  • ApiKey:セットアップ中に控えたAPI キーを指定。
  • CloudObjectStorageCRN(オプション):控えておいたCloud Object Storage のCRN に設定。Cloud Object Storage アカウントが複数ある場合のみ設定する必要があります。

プロパティを設定したら、これで接続設定は完了です。

IBM Cloud Object Storage のデータソースを作成

まず、Visual Studio で新しい Analysis Services テーブルプロジェクトを作成します。テーブルモデルデザイナーダイアログで、互換性レベル 1400 以上を選択してください。次に、プロジェクトに IBM Cloud Object Storage のデータソースを作成します。

  1. テーブルモデルエクスプローラーで Data Sources を右クリックし、「New Data Source」を選択します
  2. Other タブから「ODBC」を選択し、「Connect」をクリックします
  3. 先ほど設定した DSN を選択します
  4. 認証オプションとして「Default or Custom」を選択し、「Connect」をクリックします

テーブルとリレーションシップの追加

データソースを作成したら、テーブルをインポートしてテーブル間のリレーションシップを定義します。

  1. 新しいデータソースを右クリックし、「Import New Tables」をクリックしてインポートするテーブルを選択します
  2. テーブルのインポート後、「Relationships」を右クリックし、「Create Relationships」をクリックします
  3. テーブルを選択し、外部キー、カーディナリティ、フィルタの方向を設定します

メジャーの作成

テーブルのインポートとリレーションシップの定義が完了したら、メジャーを作成します。

  1. メジャーを作成するテーブルのカラムを選択します
  2. Extensions メニューから「Columns」->「AutoSum」をクリックし、集計方法を選択します

モデルのデプロイ

メジャーを作成したら、モデルをデプロイする準備が整いました。ソリューションエクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、「Properties」を選択してターゲットサーバーとデータベースを設定します。「Deployment Server」プロパティを設定し、「OK」をクリックします。

デプロイサーバーの設定後、「Build」メニューを開き、「Deploy Solution」をクリックします。これで SSAS インスタンスにIBM Cloud Object Storage のデータのテーブルモデルが作成され、分析、レポート作成、表示の準備が整いました。CData ODBC Driver for IBM Cloud Object Storage の 30 日間無料トライアルをぜひお試しください。

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