MotionBoard からDynamics 365 のデータに連携してダッシュボードを作成

桑島義行
桑島義行
テクニカルディレクター
国産BI のMotionBoard からCData Connect AI を使ってDynamics 365 のデータにリアルタイム連携するレポートを作成。

MotionBoard は、ウイングアーク1st 社が提供する人気のBI ダッシュボードツールです。この記事ではMotionBoard で、Dynamics 365 のデータをCData Connect を通じてシームレスに統合利用する方法を説明します。

CData Connect AI は、SaaS 型のデータ仮想化プラットフォームです。Salesforce、Dynamics、Zoho CRM、NetSuite、Marketo、kintone など150以上の多様なSaaS にBI ツール、アナリティクス、iPaaS、ノーコード開発プラットフォームからアクセスするための仮想エンドポイントを提供します。連携方法が異なるSaaS をSQL Server 、SQL Server、OData の3種類のインターフェースに仮想化することで、データ連携をシンプルに実現します。

この記事では、Dynamics 365 のデータを仮想SQL Server エンドポイントして利用してMotionBoard からデータを取得、可視化します。

Dynamics 365 データ連携について

CData は、Microsoft Dynamics 365 のライブデータへのアクセスと統合を簡素化します。お客様は CData の接続機能を以下の目的で活用しています:

  • Sales、Customer Service、Finance & Operations、Marketing など、Dynamics 365 エコシステム全体のデータの読み取りと書き込みができます。
  • カスタマイズ可能なキャッシュと、インテリジェントなクエリ集約・分離により、Dynamics CRM のネイティブ機能を拡張できます。
  • Azure Active Directory、Azure マネージド サービス ID 認証情報、クライアントシークレットまたは証明書を使用した Azure サービスプリンシパルなど、さまざまな方法で Dynamics 365 に安全に認証できます。
  • SQL ストアドプロシージャを使用して、Dynamics 365 エンティティを管理できます。エンティティ間の関連付けの一覧表示、作成、削除などが可能です。

CData のお客様は、データをデータウェアハウスにレプリケートしたい場合(他のデータソースと併せて)や、Microsoft エコシステム内のお気に入りのデータツール(Power BI、Excel など)または外部ツール(Tableau、Looker など)からライブ Dynamics 365 データを分析したい場合など、さまざまな理由で当社の Dynamics 365 接続ソリューションを使用しています。


はじめに


Connect AI からDynamics 365 に接続する

CData Connect AI では、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。
  1. Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。
  2. コネクションの作成
  3. Add Connection パネルから「Dynamics 365」を選択します。
  4. データソースの選択
  5. 必要な認証プロパティを入力し、Dynamics 365 に接続します。

    Dynamics 365 接続プロパティの取得・設定方法

    Microsoft Dynamics 365 への接続

    Microsoft Dynamics 365 ドライバーは、以下のMicrosoft Dynamics 365 エディションへの接続をサポートしています。

    • CustomerService
    • FieldService
    • FinOpsOnline (デフォルト)
    • FinOpsOnPremise
    • HumanResources
    • Marketing
    • ProjectOperations
    • Sales

    Notes:

    • Supply Chain Management はFinance and Operations と同一です。これらのいずれかに接続するには、EditionFinOpsOnline またはFinOpsOnPremise のいずれかに設定します。
    • Microsoft Dynamics 365 Business Central については、個別のMicrosoft Dynamics 365 Business Central ドライバーを使用してください。
    サポートされているMicrosoft Dynamics 365 エディションのいずれか接続するには、次のパラメータを設定します。
    • OrganizationURL:お使いのMicrosoft Dynamics 365 組織のURL。例えば、https://orgcb42e1d0.crm.dynamics.com
    • Edition:上記のエディション一覧に示すとおり。

    Microsoft Dynamics 365 への認証

    Microsoft Dynamics 365 は、Microsoft Entra ID(Azure AD)、Azure サービスプリンシパル、Azure マネージドID(MSI)を経由する認証をサポートします。これらはすべてOAuth 規格に基づきます。 認証方法の詳細は、ヘルプドキュメントを参照してください。

    コネクションの設定
  6. Create & Test をクリックします。

パーソナルアクセストークンの追加

MotionBoard への接続には、パスワードの代わりとしてパーソナルアクセストークンを利用します。セキュアなアクセス管理を実現するには、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. Connect AI アプリの右上にある歯車アイコンをクリックします。
  2. Settings ページで「Access Tokens」タブに移動し、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT の名前を入力して Create をクリックします。
  4. 新しいPAT を作成
  5. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、コピーして安全に保存してください。

MotionBoard からDynamics 365 のデータに接続してダッシュボードを作成

MotionBoardの「システム設定 → 接続/認証 → 外部接続」から新しい外部接続を作成します。接続先タイプはSQL Server を選択します。

  • 外部接続名:任意(例:CDataConnect)
  • 接続先タイプ:SQL Server
  • 中継サービス:使用しない

外部接続の基本情報タブにて以下内容をセットします。

  • 外部接続名:任意(例:CDataConnect)
  • 接続先タイプ:SQL Server
  • 接続先タイプ:SQL Server 4.0(JDBC)
  • 中継サービス:使用しない
  • サーバー名:tds.cdata.com
  • ポート : 14333
  • データベース名 : 先ほどConnect AI で作成した接続先データソース名(例:Dynamics 3651)
  • ユーザー名 : Connect AI のユーザー名(メールアドレス)
  • パスワード : パーソナルアクセストークン
基本情報エリアの最下部に「接続確認」ボタンをクリックして外部接続の確認が取れることを確認します。

「データソース」タブを開き、Dynamics 365 内のテーブルが一覧に表示されることを確認できます。ここまで確認できたら「保存」ボタンで外部接続定義を保存して閉じます。

「ボード新規作成」から新しいボードを作成します。

アイテムウィザードのDS1の接続先に上記の外部接続定義で作成した接続(本例では Cdata Connect)を選択します。次に、左側のデータベースにDynamics 365 のテーブルリストが表示されますので、使用するテーブルを選択します。右側にDealsテーブル内のデータがプレビューされます。

ウィザードを次に進み、作成するアイテムにチャートを選択して、「次へ」をクリックします。データソース エディタが起動します。左側の項目一覧から可視化したい項目を行項目・列項目・集計項目にセットします。もうRDB やCSV などのデータソースを扱う場合と同じ操作でビジュアライズを作成できます。あとは、おすすめチャートから適切なチャート種類を選択します。

まとめ

このように、CData Connect AI を経由することで、API 側の複雑な仕様を意識せずにMotionBoard でデータを可視化できます。他にも多くのデータソースに対応するCData Connect AI の詳細をこちらからご確認ください。

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