CData ODBC Driver for Dynamics 365 Business Central のセットアップ

CData ODBC Driver for Dynamics 365 Business Central のインストール、ライセンス認証、接続設定の完全ガイドです。


このガイドでは、CData ODBC Driver for Dynamics 365 Business Central を使い始めるために必要なすべてのステップを解説します。ドライバーのインストールとライセンス認証、初めての接続設定、そしてアプリケーションでDynamics 365 Business Central のデータを活用するための次のステップを学ぶことができます。

インストールとライセンス認証

システム要件

  • Windows: Windows 10/11 または Windows Server 2016 以降
  • Linux: UnixODBC がインストールされた主要なディストリビューション

ドライバーのインストール

Windows でのインストール

  1. CData アカウントまたは評価版ダウンロードページから ODBC ドライバーのインストーラーをダウンロードします。
  2. インストーラーを実行し、インストールウィザードの指示に従って進めます。
  3. セットアッププロセスが自動的に進み、ドライバーがシステムに登録されます。
  4. インストール中に、ライセンスを有効化するためのライセンスキーの入力を求められます。ライセンスキーは CData 注文チームからメールで届いているはずです。ライセンスキーは次のような形式です: XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
    • 注意:トライアル版をご利用の場合は、Trial Key オプションを選択してください。
  5. 32 ビット版と 64 ビット版の両方のドライバーが含まれています。異なるアーキテクチャのアプリケーションを使用する場合は、両方をインストールしてください。

Linux でのインストール

  1. UnixODBC がインストールされていることを確認します: sudo apt-get install unixodbc unixodbc-dev (Debian/Ubuntu) sudo yum install unixODBC unixODBC-devel (RHEL/CentOS)
  2. ドライバーパッケージを /opt/cdata/ に展開します
  3. ドライバーは自動的に /etc/odbcinst.ini に登録されます

ライセンスの有効化

ライセンスキーは CData 注文チームからメールで届いているはずです。ライセンスキーは次のような形式です: XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX

Windows でのライセンス認証

通常、ライセンスはインストール時に有効化されます。ただし、手動で有効化が必要な場合もあります。以下の手順で手動認証を行います:

  1. スタートメニューから ODBC ドライバーアプリケーションを開きます。
  2. Help > Licensing に移動します
  3. 表示されたフィールドにライセンスキーを入力します。
  4. Activate をクリックします
  5. 「Licensed」ステータスが表示されれば、認証は完了です。

Linux でのライセンス認証

  1. ドライバーパッケージを展開したインストールディレクトリに移動します(例:cd /opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-acumatica/bin/
  2. 次のコマンドを実行してライセンスファイルを作成します:sudo ./install-license.sh
  3. を実際のライセンスキーに置き換えてください。
  4. トライアル版を有効化する場合は、 を省略してください。

よくあるライセンスに関する質問

ライセンスを複数のマシンで使用できますか?
はい、サブスクリプションプランによって異なります。詳細については注文確認書を確認するか、担当営業にお問い合わせください。担当者が不明な場合は orders@cdata.com までご連絡ください。

ライセンスキーを紛失しました。再発行できますか?
orders@cdata.com に注文番号を添えてメールをお送りください。ライセンスキーを再送いたします。

ライセンスを別のマシンに移行できますか?
はい、可能です。別のマシンへの移行時には、以下のリンクからライセンス移行リクエストを送信してください:

https://jp.cdata.com/lic/transfer/

ライセンス移行リクエストが送信され正常に処理されると、プロダクトキーにアクティベーションが追加され、別のマシンでフルライセンスを有効化できるようになります。この処理が完了すると、以前のマシンのライセンスは無効になります。

その他のライセンスに関するご質問は orders@cdata.com までお問い合わせください。ライセンスの確認やアップグレードは、セルフサービスポータル portal.cdata.com から行えます。


接続設定

ドライバーのインストールとライセンス認証が完了したら、Dynamics 365 Business Central への接続を設定しましょう。ODBC ドライバーは DSN(データソース名)を使用して接続プロパティを保存します。

DSN の作成

Windows:ODBC データソースアドミニストレーターを使用

  1. ODBC データソースアドミニストレーター(64 ビット)を開きます
    注意:64 ビットアプリケーションには 64 ビット版、32 ビットアプリケーションには 32 ビット版を使用してください。
    • Windows のスタートメニューで「ODBC」を検索
    • または、コントロールパネル > 管理ツール > ODBC データソースから開きます
  2. システム DSN または ユーザー DSN タブをクリックします
    • システム DSN:マシン上のすべてのユーザーが利用可能(サービス用に推奨)
    • ユーザー DSN:現在のユーザーのみ利用可能
  3. リストから CData ODBC Driver for Dynamics 365 Business Central を選択するか、追加 をクリックして新しいデータソースを作成します。
  4. OK または 完了 をクリックして接続設定ダイアログを開きます。

Linux:設定ファイルの編集(odbcinst.ini と odbc.ini)

  1. odbcinst.ini ファイルに以下のセクションを追加してドライバーを登録します。
  2. [CData ODBC Driver for Dynamics 365 Business Central] Driver=/opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-d365businesscentral/lib/libd365businesscentralodbc.x64.so Description=CData ODBC Driver for Dynamics 365 Business Central
  3. ファイルを保存します。
  4. odbc.ini ファイルに以下のエントリを追加して DSN を作成します:
  5. [CData Dynamics 365 Business Central Source] Driver=/opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-d365businesscentral/lib/libd365businesscentralodbc.x64.so ConnectionProperty1=Value1 ConnectionProperty2=Value2 OrganizationUrl = https://myaccount.financials.dynamics.com/
  6. ファイルを保存します。

接続プロパティの設定

Dynamics 365 Business Central 接続プロパティの取得・設定方法

Dynamics 365 Business Central への認証には、User およびAccessKey プロパティが必要です。

データに接続するには、OrganizationUrl を指定します。OrganizationUrl は、 http://businesscentral.dynamics.com/abc123/ などのBusiness Central アカウントへのエンドポインであるか、Web サービスのルートを参照する必要があります。OrganizationUrl を指定する方法 および利用可能なエンドポイントについての詳細は、Business Central エンドポイント を参照してください。組織内に複数の会社がある場合は、どの会社に接続するかを特定するためにCompany を指定する必要があります。 会社が1つだけの場合は、Company を指定する必要はありません。

Dynamics 365 Business Central に認証するには、User およびAccessKey 接続プロパティを指定します。Microsoft では、これらをテストおよび開発目的で推奨します。ただし、運用環境での使用は推奨していません。User およびAccessKey の値を取得するには、Dynamics 365 Business Central の「ユーザー」ページに移動して「編集」をクリックします。User Name および Web Service Access Key の値は、User およびPassword 接続文字列プロパティとして入力する値です。User Name はE メールアドレス ではありません。短縮されたユーザー名です。

Microsoft では、OAuth 認証を使用する本番ユースケースを推奨します。詳細については、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。


接続のテスト

  1. 接続プロパティを入力したら、Test Connection をクリックします。
  2. テストが成功すると、以下が確認できます:
    • 認証情報が正しい
    • ネットワーク接続が確立されている
    • 必要な権限が設定されている
  3. テストが失敗した場合、エラーメッセージに修正すべき点が表示されます。
  4. OK をクリックして DSN を保存します。

よくある接続の問題

認証に失敗

解決策:認証情報が最新であることを確認してください。OAuth アプリケーションの場合、アプリケーションのセキュリティ設定で CData を認可する必要があるかもしれません。認可に関するサポートは support@cdata.co.jp までお問い合わせください。

サーバーに接続できない

解決策:ファイアウォールとプロキシの設定を確認してください。特定のポート要件については support@cdata.co.jp までお問い合わせください。

テーブルが見つからない

解決策:データベース名とスキーマ名を確認してください。DSN 設定の Data Model タブで利用可能なテーブルを確認できます。

ドライバーが見つからない(Linux)

解決策:ドライバーが odbcinst.ini に正しく登録されていることを確認してください。詳しいサポートは support@cdata.co.jp までお問い合わせください。

その他の接続に関するトラブルシューティングは、具体的なエラーメッセージを添えて support@cdata.co.jp までお問い合わせください。


次のステップ

ドライバーのインストール、ライセンス認証、接続設定が完了したので、ODBC ドライバーを活用できるシナリオをご紹介します:

ODBC クライアント記事タイトル
Alteryx DesignerAlteryx Designer でDynamics 365 Business Central のデータを準備、ブレンディング、分析する
Clear AnalyticsBuild Charts with Dynamics 365 Business Central data in Clear Analytics
DBxtraBuild Dashboards with Dynamics 365 Business Central data in DBxtra
DomoDomo Workbench のDynamics 365 Business Central からデータセットを作成し、Domo からDynamics 365 Business Central データに連携するビジュアライゼーションを作成
Dundas BIBuild Dashboards with Dynamics 365 Business Central data in Dundas BI
IBM Cognos BICognos BI でDynamics 365 Business Central のデータを使ってデータビジュアライゼーションを作成
QlikViewQlikView でDynamics 365 Business Central のデータにODBC 接続で連携してビジュアライズ
RAnalyze Dynamics 365 Business Central data in R via ODBC
SAS【ノーコード】SAS でDynamics 365 Business Central データを可視化・分析する方法
SAS JMPSAS JMP でのCData ODBC Driver for Dynamics 365 Business Central の使用
VisioVisio のシェイプとDynamics 365 Business Central のデータを連携
DB ArtisanDBArtisan でDynamics 365 Business Central のデータに連携
MySQL Workbench【ノーコード】MySQL Workbench からDynamics 365 Business Central のデータをクエリする方法
.NET QueryBuilderActive Query Builder を使用してDynamics 365 Business Central 駆動型アプリを素早く開発
C++BuilderDataBind Controls to Dynamics 365 Business Central data in C++Builder
ColdFusionImport Real-Time Dynamics 365 Business Central data via ODBC in ColdFusion to Build Applications
DelphiDelphi のDynamics 365 Business Central のデータへのデータバインドコントロール
Filemaker ProDynamics 365 Business Central のデータをFileMaker Pro にインポートする方法
GoLinux 上でDynamics 365 Business Central のデータに接続するGo アプリケーションを作成する方法
Lazarus IDEEasily Integrate Dynamics 365 Business Central data in Lazarus Pascal IDE
NodeJSODBC を介してNode.js からDynamics 365 Business Central のデータをクエリ
PHPPHP からDynamics 365 Business Central のデータに接続する方法
PyCharmPyCharm でCData ODBC Driver を使ってDynamics 365 Business Central に接続
PythonLinux/UNIX 上のPython からDynamics 365 Business Central のデータにデータ連携
RubyRuby でDynamics 365 Business Central のデータ連携アプリを構築
VCL App (RAD Studio)Build a Simple VCL Application for Dynamics 365 Business Central data
Access Linked TablesMicrosoft Access リンクテーブルからDynamics 365 Business Central のデータに接続・更新する方法
MySQL Federated TablesMySQL のFederated Table としてDynamics 365 Business Central のデータを連携利用する
Oracle DatabaseRemote Oracle Database としてDynamics 365 Business Central のデータにアクセス
SQL Server Linked Servers【徹底解説】Dynamics 365 Business Central のデータをSQL Server のリンクサーバーにノーコードで連携する方法
SQL Server PolyBasePolyBase で外部データソースとしてDynamics 365 Business Central を連携利用
FoxProFoxPro でDynamics 365 Business Central のデータを操作
UiPath StudioRPA ツールUiPath でDynamics 365 Business Central のデータを連携利用する方法
Blue PrismインテリジェントオートメーションRPA、Blue Prism でDynamics 365 Business Central のデータを連携利用

サポート

お困りの際はお気軽にお問い合わせください:


よくある質問

インストールとライセンス

  • ドライバーのインストールに管理者権限は必要ですか?
    はい、Windows と Linux のどちらでもシステム全体へのインストールには管理者権限が必要です。
  • 32 ビットと 64 ビットのドライバーを同じマシンにインストールできますか?
    はい、デフォルトで両方のバージョンがインストールされます。

接続

  • システム DSN とユーザー DSN の違いは何ですか?
    システム DSN はマシン上のすべてのユーザーが利用でき、サービスで必要です。ユーザー DSN は作成したユーザーのみが利用できます。
  • DSN を作成せずに DSN レス接続文字列を使用できますか?
    はい。多くのアプリケーションは DSN レス接続文字列をサポートしています。以下の接続文字列の例をご参照ください:
    Driver={CData ODBC Driver for Dynamics 365 Business Central};RequiredConnectionProperty1=Value1;RequiredConnectionProperty2=Value2;
  • 複数の Dynamics 365 Business Central アカウントに接続するにはどうすればよいですか?
    アカウントごとに個別の DSN を作成し、それぞれに認証情報を設定してください。
  • プロキシサーバー経由で接続できますか?
    はい。DSN の接続プロパティでプロキシ設定を行ってください。プロキシ設定の詳細はヘルプドキュメントの Firewall & Proxy セクションをご参照ください。

パフォーマンスとトラブルシューティング

  • クエリが遅いのはなぜですか?
    以下を確認してください:
    • 変更頻度の低いデータにはキャッシュを使用します。詳細はヘルプドキュメントの Caching Data セクションをご参照ください。
    • フィルタ(WHERE 句)を追加して結果セットのサイズを小さくします。
    • クエリ最適化のサポートは support@cdata.co.jp までお問い合わせください。
  • トラブルシューティング用のログを有効にするにはどうすればよいですか?
    DSN に以下を追加してください:
    • Logfile: /path/to/logfile.log
    • Verbosity: 3

    support@cdata.co.jp にトラブルシューティングをご依頼の際は、ログファイルを安全にアップロードできるようご準備ください。

  • ドライバーにはどのポートへのアクセスが必要ですか?
    データソースによって異なります。ほとんどのクラウドアプリケーションは HTTPS(ポート 443)を使用します。具体的なファイアウォール要件については support@cdata.co.jp までお問い合わせください。
  • Linux コンテナや Docker でドライバーを使用できますか?
    はい。コンテナイメージにドライバーをインストールし、コンテナの /etc/odbc.ini ファイルで DSN を設定してください。

その他

  • サポートされている SQL 操作の完全なリストはどこで確認できますか?
    完全な SQL リファレンスについてはヘルプドキュメントの SQL Compliance の章をご参照ください。
  • ドライバーの更新頻度は?
    CData は年に一度、ドライバーのメジャーバージョンアップデートをリリースしています。最新バージョンについてはアカウントポータルを確認するか、support@cdata.co.jp までお問い合わせください。
  • プログラミング言語ごとのコード例はどこで確認できますか?
    言語固有の例(Python、PHP、C# など)についてはヘルプドキュメントの Using ODBC セクションをご確認ください。

この FAQ で解決しないご質問は support@cdata.co.jp までお問い合わせください。

はじめる準備はできましたか?

Dynamics 365 Business Central ODBC Driver の無料トライアルをダウンロードしてお試しください:

 ダウンロード

詳細:

Dynamics 365 Business Central (NAV) Icon Dynamics 365 Business Central ODBC Driver お問い合わせ

Dynamics 365 Business Central ODBC Driver は、ODBC 接続をサポートするさまざまなアプリケーションからDynamics 365 Business Central データへの接続を実現するパワフルなツールです。

標準のODBC ドライバーインターフェースを使用して、データベースのようにDynamics 365 Business Central にアクセスし、Items、Sales Orders、Purchase Orders などの読み、書き、更新を実行できます。