Azure Analysis Services JDBC Driver を使用した OBIEE でのレポート作成
CData JDBC Driver for Azure Analysis Services は、標準的なデータベースドライバーとして、Java ベースのレポーティングサーバーにAzure Analysis Services のデータへのリアルタイムアクセスを統合できます。この記事では、Oracle Business Intelligence Enterprise Edition(OBIEE)にドライバーをデプロイし、変更がリアルタイムに反映されるAzure Analysis Services のデータのレポートを作成する方法を説明します。
JDBC Driver のデプロイ
以下の手順で、JDBC Driver を WebLogic のクラスパスに追加します。
WebLogic 12.2.1 の場合、ドライバーの JAR ファイルと .lic ファイルを DOMAIN_HOME\lib に配置するだけで完了です(例:ORACLE_HOME\user_projects\domains\MY_DOMAIN\lib)。これらのファイルは起動時にサーバーのクラスパスに追加されます。
手動でクラスパスにドライバーを追加することもできます(以前のバージョンでは必須)。setDomainEnv.cmd(Windows)または setDomainEnv.sh(Unix)の PRE_CLASSPATH の先頭に以下を追加します。このスクリプトは、そのドメインのフォルダ内の bin サブフォルダにあります(例:ORACLE_HOME\user_projects\domains\MY_DOMAIN\bin)。
set PRE_CLASSPATH=your-installation-directory\lib\cdata.jdbc.aas.jar;%PRE_CLASSPATH%
すべてのサーバーを再起動します(例:DOMAIN_HOME\bitools\bin の stop コマンドと start コマンドを実行)。
Azure Analysis Services 用 JDBC データソースの作成
JDBC Driver をデプロイしたら、BI Publisher から JDBC データソースを作成できます。
- BI Publisher にログインします(URL は例えば http://localhost:9502/analytics)。Administration -> Manage BI Publisher をクリックします。
- JDBC Connection -> Add Data Source をクリックします。
- 以下の情報を入力します:
- Data Source Name:ユーザーがレポートで接続を作成する際に使用する名前を入力します。
- Driver Type:Other を選択します。
- Database DriverClass:ドライバークラス cdata.jdbc.aas.AASDriver を入力します。
- Connection String:JDBC URL を入力します。
Azure Analysis Services(AAS)接続プロパティの取得・設定方法
接続するには、認証に加えて、Url プロパティを有効なAzure Analysis Services サーバー(例えばasazure://southcentralus.asazure.windows.net/server)に設定します。必要に応じて、Database プロパティを設定して、サーバー上のどのAzure データベースに接続するかを指定できます。
Azure Analysis Services はOAuth 認証標準を使用します。CData 製品では組込みOAuth が利用できるので、接続プロパティを設定することなく接続を試行するだけで、ブラウザ経由でAAS に認証できます。詳しい設定方法については、ヘルプドキュメントの「Azure Analysis Services への認証」セクションを参照してください。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の構築には、Azure Analysis Services JDBC Driver に組み込まれた接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.aas.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
JDBC URL を構成する際、Max Rows 接続プロパティの設定も検討してください。これにより返される行数が制限され、レポートやビジュアライゼーションの設計時のパフォーマンス向上に特に役立ちます。
一般的な JDBC URL は以下のとおりです:
jdbc:aas:URL=asazure://REGION.asazure.windows.net/server;
- Username:ユーザー名を入力します。
- Password:パスワードを入力します。
- Security セクションで、許可するユーザーロールを選択します。
リアルタイム Azure Analysis Services レポートの作成
これで、リアルタイムAzure Analysis Services のデータに基づいたレポートや分析を作成できます。以下の手順で、標準のレポートウィザードを使用して、Azure Analysis Services のデータの変更がリアルタイムに反映されるインタラクティブなレポートを作成します。
- グローバルヘッダーで、New -> Data Model をクリックします。
- Diagram タブで、メニューから SQL query を選択します。
- クエリの名前を入力し、Data Source メニューで作成した Azure Analysis Services JDBC データソースを選択します。
- standard SQL を選択し、以下のようなクエリを入力します:
SELECT Country, Education FROM Customer WHERE Country = 'Australia'
- View Data をクリックして、レポート作成に使用するサンプルデータを生成します。
- サンプルデータに含める行数を選択し、View をクリックしてから、Save As Sample Data をクリックします。
- Create Report -> Use Data Model をクリックします。
- Guide Me を選択し、Select Layout ページで含めるレポートオブジェクトを選択します。この例では Chart と Table を選択します。
- Education のような数値カラムを Y 軸の Drop Value Here ボックスにドロップします。Country のようなディメンションカラムを X 軸の Drop Label Here ボックスにドロップします。
- Refresh をクリックすると、Azure Analysis Services のデータの変更が反映されます。