Embulk を使用して AlloyDB ののデータをデータベースにロードする方法
Embulk はオープンソースのバルクデータローダーです。CData JDBC Driver for AlloyDB と組み合わせることで、AlloyDB から任意の同期先にデータを簡単にロードできます。この記事では、CData JDBC Driver for AlloyDB をEmbulk で使用してAlloyDB のデータをMySQL データベースにロードする方法を解説します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、リアルタイムのAlloyDB のデータに対して比類のないパフォーマンスを発揮します。AlloyDB に対して複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接AlloyDB にプッシュし、サポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作など)は組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。
AlloyDB への JDBC 接続を設定
Embulk でバルクロードジョブを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for AlloyDB\lib)を確認しておきます。
Embulk はJDBC 接続をサポートしているため、AlloyDB に簡単に接続してSQL クエリを実行できます。バルクロードジョブを作成する前に、AlloyDB への認証用のJDBC URL を作成します。
AlloyDB 接続プロパティの取得・設定方法
AlloyDB に接続するには、次の接続プロパティが必要です。
- Server:AlloyDB データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。
- Port(オプション):AlloyDB データベースをホスティングしているサーバーのポート。このプロパティはデフォルトで5432に設定されます。
- User:AlloyDB サーバーに認証する際に使われるユーザー。
- Password:AlloyDB サーバーに認証する際に使われるパスワード。
- Database(オプション):AlloyDB サーバーに接続する場合のデータベース。設定されていない場合は、ユーザーのデフォルトデータベースが使用されます。
AlloyDB への認証
標準認証
標準認証(事前に提供されたユーザーとパスワードの組み合わせを使用)は、デフォルトの認証形式です。標準認証で接続する場合は、これ以上のアクションは必要ありません。
pg_hba.conf 認証スキーム
CData 製品がサポートしている他の認証方法では、AlloyDB サーバー上のpg_hba.conf ファイルで有効化する必要があります。
AlloyDB サーバーでの認証の設定については、こちらを参照してください。
MD5
pg_hba.conf ファイルのauth-method をmd5 に設定すると、MD5 パスワード検証を使用して認証できます。
SASL
CData 製品は、SASL(特にSCRAM-SHA-256)でパスワードを検証することで認証できます。
この認証方法を使用するには、pg_hba.conf ファイルのauth-method をscram-sha-256 に設定します。
Kerberos
Kerberos 認証は、CData 製品が接続を試行している際にAlloyDB サーバーで開始されます。この認証方法を有効化するには、AlloyDB サーバーでKerberos を設定します。AlloyDB サーバーでのKerberos 認証の設定を完了したら、CData 製品からKerberos 認証を行う方法については、ヘルプドキュメントの「Kerberos の使用」セクションを参照してください。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成には、AlloyDB JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.alloydb.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は、AlloyDB への一般的なJDBC 接続文字列です。
jdbc:alloydb:User=alloydb;Password=admin;Database=alloydb;Server=127.0.0.1;Port=5432
Embulk で AlloyDB ののデータをロード
CData JDBC Driver をインストールしてJDBC 接続文字列を作成したら、必要なEmbulk プラグインをインストールします。
Embulk の入力・出力プラグインをインストール
- Embulk にJDBC 入力プラグインをインストールします。
https://github.com/embulk/embulk-input-jdbc/tree/master/embulk-input-jdbc - この記事では、同期先データベースとしてMySQL を使用します。出力プラグインを使用して、SQL Server、PostgreSQL、またはGoogle BigQuery を同期先として選択することもできます。
https://github.com/embulk/embulk-output-jdbc/tree/master/embulk-output-mysqlembulk gem install embulk-output-mysql
embulk gem install embulk-input-jdbc
入力プラグインと出力プラグインをインストールしたら、Embulk を使用してAlloyDB のデータをMySQL にロードする準備が整いました。
AlloyDB ののデータをロードするジョブを作成
まず、Embulk で設定ファイルを作成します。ファイル名はalloydb-mysql.yml のようにします。
- 入力プラグインのオプションには、CData JDBC Driver for AlloyDB、ドライバーJAR ファイルへのパス、ドライバークラス(例:cdata.jdbc.alloydb.AlloyDBDriver)、および上記のJDBC URL を指定します。
- 出力プラグインのオプションには、MySQL データベースの値と認証情報を指定します。
設定ファイルのサンプル(alloydb-mysql.yml)
in: type: jdbc driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.alloydb.jar driver_class: cdata.jdbc.alloydb.AlloyDBDriver url: jdbc:alloydb:User=alloydb;Password=admin;Database=alloydb;Server=127.0.0.1;Port=5432 table: "Orders" out: type: mysql host: localhost database: DatabaseName user: UserId password: UserPassword table: "Orders" mode: insert
ファイルを作成したら、Embulk ジョブを実行します。
embulk run alloydb-mysql.yml
Embulk ジョブを実行すると、MySQL テーブルにAlloyDB のデータが格納されます。
フィルタリングした AlloyDB ののデータをロード
テーブルから直接データをロードするだけでなく、カスタムSQL クエリを使用してロードするデータをより詳細に制御できます。また、クエリフィールドのSQL WHERE 句で最終更新カラムを設定することで、増分ロードを実行することもできます。
in: type: jdbc driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.alloydb.jar driver_class: cdata.jdbc.alloydb.AlloyDBDriver url: jdbc:alloydb:User=alloydb;Password=admin;Database=alloydb;Server=127.0.0.1;Port=5432 query: "SELECT ShipName, ShipCity FROM Orders WHERE [RecordId] = 1" out: type: mysql host: localhost database: DatabaseName user: UserId password: UserPassword table: "Orders" mode: insert
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