ドライバーガイド:マーケティングアナリティクス定義済みレポート



CData 接続ソリューションは、Google Analytics などのマーケティングアナリティクスサービスへのリアルタイムアクセスを提供します。CData のソリューションは、マーケティングアナリティクスデータに対して2つのビューを提供し、これらのプラットフォームに組み込まれたレポート機能を拡張します。CData は、マーケティングアナリティクスサービスで利用可能なデータをリレーショナルなビューで提供しています。生の多次元モデルとしてのアクセスに加え、スコープを絞って使い慣れた BI、レポート、アナリティクスツールからデータに簡単にアクセスできる定義済みレポートもご用意しています。

この記事では、CData が多次元データと定義済みレポートへのアクセスを通じて、Google Analytics の多次元データへのアクセスをどのように簡素化するかを説明します。

多次元データ

マーケティングアナリティクスサービスに保存されるデータは多次元であり、データをグループ化および集計できるさまざまなフィールドや特性(日付、国、年齢層など)があります。また、さまざまなメトリクス(コンバージョン、イベント数、総収益など)という定量的な測定値も含まれています。これらのオプションの多さが、データを扱う際の複雑さを増す原因となっています。しかし、複雑さに関係なく、組織はレポート作成、アナリティクス、そして実用的なインサイトを得るために、このデータにアクセスする必要があります。CData は、この多次元データをテーブル形式のモデルでリアルタイムにアクセスできるようにし、データツールからより簡単に利用できるようにしています。この記事では、Google Analytics から取得できる Demographics データについて説明します。

以下のスキーマは、Demographics データをテーブル形式のモデルで示しており、各ディメンションとメトリクスがテーブルのカラムとなっています。

Demographics データモデル

カラム名ディメンション
DateDateTrue
YearIntegerTrue
MonthIntegerTrue
WeekIntegerTrue
DayIntegerTrue
HourIntegerTrue
BrandingInterestStringTrue
CountryStringTrue
CityStringTrue
LanguageStringTrue
UserAgeBracketStringTrue
UserGenderStringTrue
RegionStringTrue
ConversionsIntegerFalse
EngagementRateDecimalFalse
EngagedSessionsIntegerFalse
EngagedSessionsPerUserDecimalFalse
EventCountIntegerFalse
NewUsersIntegerFalse
TotalRevenueIntegerFalse
TotalUsersIntegerFalse
StartDateString
EndDateString
Dimensions*String
Metrics*String

* Google Analytics の多次元エンドポイントでは、データ取得時に追加のディメンションとメトリクスを指定できます。

Demographics データの取得

CData 接続ソリューションを使用して Demographics データをクエリする最も簡単な方法は、SQL SELECT 文を使用することです。Google Analytics では少なくとも1つのメトリクスが必要で、最大9つのディメンションを指定できます。例えば:

SELECT Conversions, TotalRevenue FROM Demographics

上記のクエリは、デフォルトのディメンション(この場合は Country)を使用して、Google Analytics プロパティ(Web サイトやアプリなど)からすべてのコンバージョンと総収益を取得します。デフォルト以外のディメンションを取得するには、クエリで明示的に指定する必要があります。

生の多次元モデルは、SQL に精通しているユーザーや、データ取得に使用する SQL を直接制御できるツールで作業する場合に便利です。しかし、多くの BI、レポート、アナリティクス、その他のデータツールでは、ユーザーがデータクエリを明示的に設定することができません。また、ほとんどのビジネスユーザーは SQL に精通しているわけではありません。そのような場合、定義済みレポートを使用すると、使い慣れたツールで必要なデータにアクセスできます。

多次元データ用の定義済みレポート

前述のとおり、マーケティングアナリティクスサービスは多次元モデルでデータを提供し、データの取得、表示、分析を複雑ながらも柔軟に行える仕組みになっています。定義済みレポートを使用すると、この多次元モデルの複雑さを解消できます。定義済みレポートは多次元モデルのスコープを絞り、特定のディメンションとメジャーを公開し、それらのディメンションをデフォルトで集計します。例えば、CData は Google Analytics 4 の demographics データに対して以下のレポートを提供しています:

  • DemographicAgeReport
  • DemographicCityReport
  • DemographicCountryReport
  • DemographicGenderReport
  • DemographicInterestsReport
  • DemographicLanguageReport
  • DemographicRegionReport

各レポートは、より大きな Demographics データセットから、ディメンションとメジャーのサブセットへのアクセスを提供します。各レポートのディメンションとメジャーは限定されていますが、カスタマイズした SQL クエリを記述することなく、BI およびレポートツールからすぐにデータにアクセスできます。同じデータセットを取得するために必要な2つのクエリを比較することで、このシンプルさを確認してみましょう。

DemographicsCityReport データモデル

カラム名ディメンション
DateDateTrue
CityStringTrue
ConversionsIntegerFalse
EngagementRateDecimalFalse
EngagedSessionsIntegerFalse
EventCountIntegerFalse
NewUsersIntegerFalse
TotalRevenueIntegerFalse
TotalUsersIntegerFalse

クエリの比較

Demographics クエリ

SELECT City, Date, Conversions, EngagementRate, EngagedSessions, NewUsers, TotalRevenue, TotalUsers from Demographics

DemographicCityReport クエリ

SELECT * FROM DemographicCityReport

DemographicCityReport エンドポイントではディメンションとメジャーを指定する必要がないため、ポイント&クリックのインターフェースを備えた BI、レポート、アナリティクスツールからすぐに使用できます。ユーザーはアドホックにデータを探索し、チャートやグラフを操作してインサイトを見つけ、最終レポートを作成できます。

定義済みレポートの結果のフィルタリング

定義済みレポートはデータへの簡単なアクセスを提供するだけでなく、データリクエストに適用できるフィルターを拡張・簡素化します。例えば、DemographicAgeReport は UserAgeBracket と Date ディメンションでフィルタリングできるため、使い慣れたツールやアプリケーションの組み込みフィルタリング機能を使用して、必要なデータを正確にドリルダウンできます。

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