CData Arc でエラーが発生したときに通知を受け取る方法について

by 杉本雄太 | August 21, 2025

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こんにちは。CData Software Japanの杉本です。

CData Arc では、連携フローでエラーが発生した時に電子メールで通知を受け取る方法が用意されており、その設定方法をご紹介します。特定のコネクタでファイルの処理ができない場合に、システム管理者に通知が必要なケースでは「エラーパスを Notify コネクタ やEmail Send コネクタ に接続する」を参考にしてください。特定のコネクタに限らず、エラー発生時にシステム管理者に通知が必要なケース では「グローバルアラートを設定する」のが便利です。

エラーパスをNotify コネクタやEmail Send コネクタに接続する

Notify コネクタ

CData Arc ではエラー発生時にルーティングするエラーパスは、通常のフローパス(実線)とは別に、点線で表されます。エラーパスはデフォルトでは非表示です。エラーパスを設定したいコネクタを右クリックして [エラーパスを表示] を選択すると表示されます。

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エラーパスが表示されたら、通常のフローと同じように、エラーを処理したいコネクタにドラッグして、エラー時のフローを構成します。エラーが発生したファイルは、エラーパスを通じて接続したコネクタにルーティングされます。特定のコネクタでファイルの処理ができない場合に、システム管理者に通知が必要なケース では、このエラーパスを Notify コネクタに接続します。

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エラーパスを Notify コネクタに設定すると、エラーが発生したファイルに関する情報を含むメールが指定した受信者に自動的に送信されます。Notify コネクタは、[設定] ページの [アラート] タブで設定された SMTP 設定を使用してメールを送信します。

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もしくは以下の「通知設定を構成」より、 [アラート] タブの SMTP 設定画面に遷移することも可能です。

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Email Send コネクタ

エラーパスにNotify コネクタではなく、Email Send コネクタを利用することでエラー通知のメールを送ることも可能です。

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Email Send コネクタでは [アラート] タブで設定された SMTP 設定ではなく、Email Send コネクタ内でSMTP の設定や通知先の設定を構成します。またEmail Send コネクタではエラーとなったファイルをメールに添付するといったことも可能です。

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グローバルアラートを設定する

何れかのコネクタでエラーが発生した時には通知を受け取りたい、というケースでは「グローバルアラートを設定する」のが便利です。グローバルアラートは [設定] ページの [アラート] タブで [エラー発生時に指定されたE メールアドレスにE メールを送信] を設定してください。[アラート] タブで設定された SMTP 設定を使用してメールを送信します。

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以下はグローバルアラートで送られるエラー通知メールのサンプルとなります。

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グローバルアラートの通知先をワークスペースやコネクタ単位で上書きする

またグローバルアラートの通知先はワークスペースや個別のコネクタ単位で上書きすることも可能です。例えばワークスペース単位でグローバルアラートの通知先を設定する場合は、ワークスペースの[設定]より、[グローバル設定をオーバライド]をチェックして、構成することが可能です。

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コネクタ単位で通知先を設定する場合は、各コネクタの[アラート]より、[E メール設定をオーバライド]をチェックして、構成することが可能です。

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エラーパスやグローバルアラートの注意点

再試行について

エラーパスやグローバルアラートを利用したエラー通知は、CData Arc が最終的にエラーと判断した場合に行われます。
具体的には再試行間隔と再試行回数に応じた再試行を行った後に、エラー通知が行われる動作となります。デフォルト設定では5回の試行を終えた5時間後にエラーとなるため、エラー通知のテスト目的のためにすぐエラーとした場合は再試行回数を1に設定ください。

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起点コネクタのエラー通知について

起点コネクタを手動で起動した場合はエラー通知は行われません。これは手動起動した場合は画面上ですぐにエラーを検知できるためです。例えば起点のコネクタを手動で起動して、エラーとなった場合は以下のように画面上にエラーメッセージが表示されます。

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そのため起点コネクタのエラー通知のテストを行いたい場合は、受信オートメーションを利用した、自動起動を構成してお試しください。

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おわりに

この記事では、CData Arc でエラーが発生したときに通知を受け取る方法と注意点についてご紹介しました。
エラー処理に限らず、ご不明な点などはテクニカルサポートまでお気軽にお問合せください。

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この記事では CData Arc™ 2025 - 25.2.9349.0 を利用しています