CData Sync

データの所在に合わせた柔軟なデプロイで、アーキテクチャを完全にコントロール

CData Sync は、お客様のクラウド環境、VPC(仮想プライベートクラウド)内、オンプレミスネットワーク、またはマネージドサービスとしてデプロイでき、ネットワーク、ガバナンス、パフォーマンスを完全にコントロールできます。

概要

CData Sync のアーキテクチャは、セキュアなプライベートネットワーク運用を前提に設計されています。CDC(変更データキャプチャ)、データウェアハウスへのレプリケーション、リバース ETL パイプラインを、お客様の組織が既に構築しているネットワークおよびガバナンスモデル内で実行できます。



デプロイメントモデル

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クラウド環境へのセルフホスト

Amazon Web Services(AWS)、Azure、Google Cloud 環境内に Sync をデプロイすることで、お客様のセキュリティおよびネットワーク境界内で完全に運用できます。ジョブは VPC 内で実行され、プライベートエンドポイント、ファイアウォール制御、お好みのオーケストレーターをサポートします。

こんな場合に最適:

  • 厳格なネットワーク分離要件を持つチーム
  • インバウンドアクセスを禁止するセキュリティモデル
  • 金融サービス、医療、エネルギー分野の規制対象クラウド環境

主な機能:

  • VPC 内で完全に動作
  • プライベートエンドポイントとファイアウォールポリシーをサポート
  • Amazon Elastic Container Service(ECS)、Azure Kubernetes Service(AKS)、Amazon Elastic Kubernetes Service(EKS)、Google Kubernetes Engine(GKE)で動作
  • クラウドの IAM(Identity and Access Management)とガバナンスコントロールを活用
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オンプレミスデプロイ

外部サービスに公開できないワークロード向けに、企業ネットワーク内で Sync を実行できます。Oracle、DB2、Informix、PostgreSQL などのシステムからログベースおよびジャーナルベースの CDC をキャプチャし、アウトバウンド専用接続を通じてクラウド分析基盤にデータを配信します。

こんな場合に最適:

  • パブリックネットワークを経由できないレガシーシステムや OT(オペレーショナルテクノロジー)システム
  • 製造工場、公共事業、通信など規制対象の環境
  • オンプレミスデータへの最低遅延アクセスが必要な CDC パイプライン

主な機能:

  • オンプレミスデータベースからのログベースおよびジャーナルベースの CDC を直接キャプチャ
  • クラウドターゲットへのアウトバウンド専用配信でセキュリティを確保
  • 隔離されたネットワークゾーンやファイアウォール制限環境をサポート
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ハイブリッドデプロイ

多くの企業では、オンプレミスとクラウド環境の両方で Sync を活用しています。オンプレミスインスタンスで Oracle や DB2 からの変更をキャプチャし、クラウドインスタンスで分析用のデータ準備やリバース ETL による SaaS システムの活性化を行います。

こんな場合に最適:

  • レガシーシステムとクラウドデータウェアハウスにまたがるモダナイゼーション
  • 既存のネットワーク境界を変更できないチーム
  • プライベートネットワークアクセスとクラウドスケール処理の両方が必要なワークロード

主な機能:

  • オンプレミスとクラウドで独立して実行
  • プライベートネットワークからのアウトバウンド専用レプリケーション
  • クラウド環境でのリバース ETL と分析オーケストレーション
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フルマネージドクラウド

高可用性が組み込まれたフルマネージドサービスとして Sync を実行でき、インフラストラクチャの管理が不要になります。アップグレードの適用タイミングと方法はお客様がコントロールでき、運用がシンプルなデプロイのメリットを享受しながら、変更管理を完全に制御できます。

こんな場合に最適:

  • SaaS からデータウェアハウスへのレプリケーション
  • CRM やマーケティングオートメーションのリバース ETL
  • サーバー管理なしで運用をシンプルにしたいチーム

主な機能:

  • エラスティックなジョブ実行
  • 監視、アラート、リトライ機能を内蔵
  • インフラストラクチャのプロビジョニングやメンテナンスが不要

アーキテクチャ上のメリット

ネットワークローカル処理

Sync はデータが存在する場所でジョブを実行するため、既存のセキュリティおよびネットワーク境界内でパイプラインを運用できます。これにより、インバウンドファイアウォールの変更が不要になり、CDC の遅延が軽減され、コストとパフォーマンスがより予測可能になります。

  • プライベートネットワーク内でジョブを実行
  • インバウンドファイアウォールアクセスが不要
  • 低遅延で CDC を実行
  • お客様自身のインフラストラクチャでスループットを予測可能に

スケーラブルなジョブオーケストレーション

Sync は大規模デプロイメント全体で並列処理を調整し、同時実行を管理します。これにより、手動チューニングなしで大容量ワークロードの一貫したパフォーマンスを実現します。

  • 大規模な並列タスク実行
  • 大規模エンタープライズデプロイメント向けの同時実行管理

運用の可視化

すべてのデプロイメントモデルには、スループット、遅延、ジョブの健全性を監視するための統合された運用ビューが含まれています。チームは、環境全体にわたる CDC アクティビティ、パイプラインパフォーマンス、エラー処理を明確に把握できます。

  • すべてのデプロイメントを横断する統合ダッシュボード
  • スループット、遅延、ジョブの健全性を可視化
  • CDC のキャプチャと配信状況を把握

業界別ユースケース

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エネルギー・公共事業

Sync は、分離された OT(オペレーショナルテクノロジー)と IT 環境でのプライベートネットワークデプロイをサポートします。Oracle や DB2 などのシステムからのオンプレミス CDC を、セキュアなアウトバウンド専用接続を使用してクラウド分析基盤に配信できます。

  • 重要な OT/IT システムからのオンプレミス CDC
  • クラウド分析基盤へのアウトバウンド専用配信
  • 厳格なネットワークセグメンテーションとの互換性
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製造業

工場レベルのシステムは、データベースを外部に公開できない隔離されたネットワークで動作することが多くあります。Sync は、MES(製造実行システム)や SCADA(監視制御データ収集)データをオンプレミスでキャプチャし、クラウドインスタンスで分析や ERP・CRM システムへのリバース ETL をサポートします。

  • 工場フロアシステムからのローカル CDC キャプチャ
  • 分析と運用レポート向けのクラウド処理
  • 厳格に管理されたネットワークゾーンをサポート
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金融サービス

金融機関は、データ移動において VPC 分離と厳格なガバナンスに依存しています。Sync はプライベートクラウド環境内で動作してガバナンスコントロールを満たし、マルチクラウドアーキテクチャ全体で CDC データを確実に配信します。

  • 規制対象データ移動のための VPC 分離運用
  • マルチクラウド環境への CDC 配信
  • ガバナンスおよびコンプライアンス要件への対応

お客様に最適な方法で Sync をデプロイ

クラウド環境、VPC 内、オンプレミス環境など、お客様のアーキテクチャとセキュリティ要件に最適なデプロイメントモデルをお選びください。