Jaspersoft Studio から Zuora のデータに接続
この記事では、CData JDBC Driver for Zuora を使って、Jaspersoft Studio からZuora に標準JDBC データソースとして接続する方法を説明します。標準のJaspersoft ウィザードを使ってZuora へのSQL クエリを作成していきます。クエリは直接Zuora API に実行されるため、Zuora のデータへのリアルタイム接続が可能になります。
Zuora のデータにJDBC データソースとして接続
Jaspersoft Studio でJDBC データソースを作成するには、データアダプタを作成します。
- Repository Explorer ビューで、Data Adapters ノードを右クリックし、Create Data Adapter をクリックします。
- Database JDBC Connection を選択します。
- ドライバーのわかりやすい名前を入力します。
- Driver Classpath タブで、Add をクリックします。表示されたダイアログで、インストールディレクトリのlib サブフォルダに移動し、ドライバーJAR を選択します。
- Database Location タブで、JDBC ドライバーのクラス名を入力します:cdata.jdbc.zuora.ZuoraDriver
- JDBC URL を入力します。
Zuora はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。OAuth 認証ついて詳しくは、オンラインヘルプドキュメントを参照してください。
Tenant プロパティの設定
プロバイダへの有効な接続を作成するには、アカウントの設定と合致するテナント値を1つ選択する必要があります。以下は、利用可能なオプションのリストです。- USProduction:リクエストはhttps://rest.zuora.com に送信されます。
- USAPISandbox:リクエストはhttps://rest.apisandbox.zuora.com に送信されます。
- USPerformanceTest:リクエストはhttps://rest.pt1.zuora.com に送信されます。
- EUProduction:リクエストはhttps://rest.eu.zuora.com に送信されます。
- EUSandbox:リクエストはhttps://rest.sandbox.eu.zuora.com に送信されます。
デフォルトではUSProduction テナントを使用します。
Zuora サービスの選択
データクエリとAQuA API の2つのZuora サービスを使用します。デフォルトでは、ZuoraService はAQuADataExport に設定されています。DataQuery
データクエリ機能は、非同期の読み取り専用SQL クエリを実行することで、Zuora テナントからのデータのエクスポートを実現します。 このサービスは、素早く軽量なSQL クエリでの使用を推奨します。制限
- フィルタ適用後の、テーブルごとの入力レコードの最大数: 1,000,000
- 出力レコードの最大数: 100,000
- テナントごとの、実行用に送信される同時クエリの最大数: 5
- テナントごとの、同時クエリの制限に達した後に実行用に送信され、キューに追加されるクエリの最大数: 10
- 1時間単位での、各クエリの最大処理時間: 1
- GB 単位での、各クエリに割り当てられるメモリの最大サイズ: 2
- Index Join を使用する際のインデックスの最大値。言い換えれば、Index Join を使用する際にWHERE 句で使われる一意の値に基づいた、左のテーブルから返されるレコードの最大数: 20.000
AQuADataExport
AQuA API のエクスポートは、すべてのオブジェクト(テーブル)のすべてのレコードをエクスポートするように設計されています。AQuA のクエリジョブには以下の制限があります。制限
- AQuA のジョブ内のクエリが8時間以上実行されている場合、ジョブは自動的に停止されます。
- 停止されたAQuA のジョブは3回再試行可能で、その後失敗として返されます。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の構成をサポートするために、Zuora JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.zuora.jar
接続プロパティに値を入力して、接続文字列をクリップボードにコピーします。
JDBC URL を構成する際に、Max Rows 接続プロパティも設定できます。これにより返される行数が制限され、レポートやビジュアライゼーションの設計時のパフォーマンス向上に役立ちます。
以下はZuora の一般的なJDBC URL です:
jdbc:zuora:OAuthClientID=MyOAuthClientId;OAuthClientSecret=MyOAuthClientSecret;Tenant=USProduction;ZuoraService=DataQuery;
Zuora のデータでレポートを作成
以下のステップに従って、Zuora へのSQL クエリを作成します。これはシンプルなレポートの基礎となります。
- File -> New Jasper Report をクリックします。テンプレートを選択し、親プロジェクトを選択して、レポートファイルを指定します。
- Data Adapter メニューで、前のセクションで作成したデータアダプタを選択します。
- Diagram タブで、テーブルをボックスにドラッグして、使用したいカラムをクリックします。または、Texts タブでカスタムクエリを入力します。例:
SELECT Id, BillingCity FROM Invoices WHERE BillingState = 'CA'
- データセットに含めるフィールドを選択します。この例では、すべてのフィールドを使用します。
- Group By ステップをスキップして、ウィザードを完了します。
Preview タブで、現在のZuora のデータでレポートがどのように表示されるかをプレビューできます。
チャートを作成
以下のセクションでは、独自のSQL クエリに紐づいたチャートを作成する方法を説明します。リモートデータソースからデータを取得する際、特定のレポートオブジェクト用に作成したより制限的なクエリを使用すると、パフォーマンスが向上する場合があります。
DataSet を作成
以下のステップに従って、チャートを入力する新しいデータセットを作成します。
- レポートの編集エリアで、Design タブをクリックします。
- Outline ビューで、レポートのルートノードを右クリックし、Create Dataset をクリックします。
- データセットの名前を入力し、接続またはデータソースから新しいデータセットを作成するオプションをクリックします。
- Data Adapter メニューで、最初のセクションで作成したデータアダプタを選択します。
- 次のようなクエリを入力します:
SELECT Id, BillingCity FROM Invoices WHERE BillingState = 'CA'
- データセットに含めるフィールドを選択します。この例ではId とBillingCity を使用します。
- フィールドによるグループ化のステップをスキップして、ウィザードを完了します。
チャートを構成
データセットを追加した後、以下のステップに従ってチャートウィザードでカラム値をチャートの軸にマッピングします。
- Outline ビューでSummary ノードをクリックします。Properties ビューで、高さを400ピクセルに設定します。Summary バンドはレポートの最後に印刷されます。
- パレットからチャートをSummary にドラッグします。チャートウィザードが表示されます。
- チャートのタイプを選択します。この例では棒グラフを使用します。
- Dataset メニューで、チャート用に作成したデータセットを選択します。
- Dataset タブで、マスターレポートの入力に使用されたものと同じJDBC 接続を使用するオプションを選択します。
- チャートのシリーズを指定します:Series メニューの横にあるボタンをクリックし、Add をクリックします。表示されたExpression Editor で、Id カラムをダブルクリックして、式を$F{Id} に設定します。
y 軸の値を指定します:チャートウィザードで、Value ボックスの横にあるボタンをクリックします。Expression Editor で、BillingCity をダブルクリックして、式を$F{BillingCity} に設定します。
- シリーズ要素のラベルを指定します:チャートウィザードで、Label ボックスの横にあるボタンをクリックします。Expression Editor で、Id カラムをダブルクリックして、式を$F{Id} に設定します。必要に応じて、以下の式のようにカラムの型を文字列に変換します:
$F{Id}.toString()
- チャートを拡大してSummary セクションを埋めます:チャートを右クリックして、Size to Container -> Fit Both をクリックします。
レポートの実行
他のJDBC データソースと同様に、Zuora のデータでレポートを生成できるようになりました。Jaspersoft Studio はレポートの実行ごとにデータを定期的に更新します。