Zoho CRM のデータをPowerShell でMySQL にレプリケーションする方法

古川えりか
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
PowerShell のシンプルなスクリプトで、Zoho CRM のデータ をMySQL データベースにレプリケーション(複製)する方法を紹介します。

CData Cmdlets for ZohoCRM を使えば、PowerShell からZoho CRM のデータ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for ZohoCRM およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。

まずは、PowerShell でZoho CRM への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。

Zoho CRM への接続

それでは、Zoho CRM に接続していきましょう。データに接続するには、以下の接続パラメータを設定します。

  • Region:Zoho CRM サーバーURL のドメインに関連付けられたリージョン
  • Schema:Zoho CRM のバージョン(v2v2.1、またはv4)。Zoho CRM のバージョンごとに独自のデータモデルがあります

これらのプロパティに加えて、認可時にサンドボックスまたは開発者インスタンスのいずれかを選択した場合は、InstanceType 接続プロパティでも同じ設定を行ってください。

Zoho CRM への認証

Zoho CRM では、データへの認証に2つの方法が用意されています。お使いの環境に応じて適切な方法を選択てください。

デスクトップ経由で自分のローカルデータに認証を行う場合(非ブラウザ接続):CData 製品が提供する埋め込みOAuth アプリケーションを使用

CData 製品はすでにZoho CRM にOAuth アプリケーションとして登録されています。そのため、デスクトップアプリケーションを介したローカルデータへの接続では、自動的に組み込みアプリケーションが使用されます。 OAuth 交換の繰り返しを避け、ローカルデータにアクセスするたびにOAuthAccessToken を手動で設定する手間を省くには、InitiateOAuthGETANDREFRESH に設定してください。

ネットワーク経由で共有データに認証を行う場合(ブラウザ接続):カスタムOAuth アプリケーションを使用

すべてのOAuth フローで、この認証を有効にするにはAuthSchemeOAuth に設定する必要があります。

より詳細な認証手順については、ヘルプドキュメントの「Zoho CRM への認証」をご確認ください。

Zoho CRM のデータの取得

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module ZohoCRMCmdlets
  2. Zoho CRM への接続:

      $zohocrm = Connect-Zoho  -AuthToken $AuthToken
      
  3. 取得ターゲットのリソースの取得:

      $data = Select-Zoho -Connection $zohocrm -Table "Accounts"
      

    Invoke-Zoho cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:

      $data = Invoke-Zoho -Connection $zohocrm -Query 'SELECT * FROM Accounts WHERE Industry = @Industry' -Params @{'@Industry'='Data/Telecom OEM'}
      
  4. 戻り値からカラム名のリストを保存します。

      $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name
      

Zoho CRM のデータをMySQL データベースにレプリケーション

カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module MySQLCmdlets
  2. MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:

      $mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
      
  3. Zoho CRM、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、Zoho CRM のリソース(Accounts)と同じテーブル名を持っている必要があります。

      $data | % {
        $row = $_
        $values = @()
        $columns | % {
          $col = $_
          $values += $row.$($col)
        }
        Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Accounts" -Columns $columns -Values $values
      }
      

次回以降のレプリケーションをシンプルに実現

  • 一度PowerShell でZoho CRM とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:

      Select-Zoho -Connection $zohocrm -Table "Accounts" | % {
        $row = $_
        $values = @()
        $columns | % {
          $col = $_
          $values += $row.$($col)
        }
        Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Accounts" -Columns $columns -Values $values
      }
      
  • 別のPowerShell モジュールで、Zoho CRM を別のデータベースに複製する場合、Select-Zoho cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。

      $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}
      

おわりに

これで、Zoho CRM のデータをMySQL に複製できました。分析、BI などでZoho CRM のデータをMySQL から使うことができるようになります。

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