Java で Workday のデータ エンティティのオブジェクト リレーショナル マッピング(ORM)を行う

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
オブジェクト リレーショナル マッピング(ORM)技術を使用すると、リレーショナルデータソースの操作が容易になり、論理的なビジネスモデルと物理ストレージモデルを橋渡しできます。本記事では、Java ベースの ORM フレームワーク Hibernate に Workday のデータ への接続を組み込む方法を説明します。

Hibernate を使用して、オブジェクト指向のドメインモデルを従来のリレーショナルデータベースにマッピングできます。以下のチュートリアルでは、CData JDBC Driver for Workday を使用して Hibernate で Workday リポジトリの ORM を生成する方法を説明します。

本記事では IDE として Eclipse を使用していますが、CData JDBC Driver for Workday は Java ランタイム環境をサポートするあらゆる製品で使用できます。Knowledge Base には、IntelliJ IDEA や NetBeans から Workday のデータ に接続するためのチュートリアルも用意しています。

Workday データ連携について

CData は、Workday のライブデータにアクセスし、統合するための最も簡単な方法を提供します。お客様は CData の接続機能を以下の目的で使用しています:

  • Prism Analytics Data Catalog で作成したテーブルやデータセットにアクセスでき、Workday システムの忠実性を損なうことなく、ネイティブの Workday データハブを操作できます。
  • Workday Reports-as-a-Service にアクセスして、Prism から利用できない部門データセットや、Prism の許容サイズを超えるデータセットのデータを表示できます。
  • WQL、REST、または SOAP でベースデータオブジェクトにアクセスし、より詳細で細かいアクセスを実現できます(ただし、クエリの作成には Workday 管理者や IT の支援が必要な場合があります)。

ユーザーは、Tableau、Power BI、Excel などの分析ツールと Workday を統合し、当社のツールを活用して Workday データをデータベースやデータウェアハウスにレプリケートしています。アクセスは、認証されたユーザーの ID とロールに基づいて、ユーザーレベルで保護されます。

Workday を CData と連携させるための設定についての詳細は、ナレッジベース記事をご覧ください:Comprehensive Workday Connectivity through Workday WQL および Reports-as-a-Service & Workday + CData: Connection & Integration Best Practices


はじめに


Hibernate のインストール

以下の手順に従って、Eclipse に Hibernate プラグインをインストールします。

  1. Eclipse で、Help -> Install New Software を選択します。
  2. Work With ボックスに「http://download.jboss.org/jbosstools/neon/stable/updates/」を入力します。
  3. フィルタボックスに「Hibernate」と入力します。
  4. Hibernate Tools を選択します。

新規プロジェクトの作成

以下の手順に従って、新しいプロジェクトにドライバー JAR を追加します。

  1. 新規プロジェクトを作成します。プロジェクトタイプとして Java Project を選択し、Next をクリックします。プロジェクト名を入力して Finish をクリックします。
  2. プロジェクトを右クリックして Properties をクリックします。Java Build Path をクリックし、Libraries タブを開きます。
  3. Add External JARs をクリックして、インストールディレクトリの lib サブフォルダにある cdata.jdbc.workday.jar ライブラリを追加します。

Hibernate 設定ファイルの追加

以下の手順に従って、Workday のデータ への接続プロパティを設定します。

  1. 新規プロジェクトを右クリックし、New -> Hibernate -> Hibernate Configuration File (cfg.xml) を選択します。
  2. src を親フォルダとして選択し、Next をクリックします。
  3. 以下の値を入力します:

    • Hibernate version:: 5.2
    • Database dialect: Derby
    • Driver class: cdata.jdbc.workday.WorkdayDriver
    • Connection URL: JDBC URL です。jdbc:workday: から始まり、セミコロン区切りの接続プロパティが続きます。

      Workday 接続プロパティの取得・設定方法

      ここでは、4つのWorkday API の接続パラメータを設定する方法、およびTenant とBaseURL を取得する方法について説明します。必要なAPI のパラメータが設定され、カスタムOAuth および / またはAzure AD API クライアントを作成したら、接続の準備は完了です。

      接続の前提条件

      API / 前提条件 / 接続パラメータ
      WQL / WQL サービスを有効化(下記参照) / ConnectionTypeWQL
      Reports as a Service / カタログレポートの設定(ヘルプドキュメントの「データアクセスのファインチューニング」参照) / ConnectionTypeReports
      REST / 自動で有効化 / ConnectionTypeREST
      SOAP / 自動で有効化 / ヘルプドキュメントのWorkday SOAP API への認証を参照

      BaseURL およびTenant の取得

      BaseURL およびTenant プロパティを取得するため、Workday にログインしてView API Clients を検索します。 この画面では、Workday はBaseURLTenant の両方を含むURL であるWorkday REST API Endpoint を表示します。

      REST API Endpoint のフォーマットは、 https://domain.com//mycompany です。ここで、

      • https://domain.com(URL のサブディレクトリと会社名の前の部分)はBaseURL です。
      • mycompany(URL の最後のスラッシュの後の部分)はTenant です。

      例えば、REST API エンドポイントがhttps://wd3-impl-services1.workday.com/ccx/api/v1/mycompany の場合、 BaseURLhttps://wd3-impl-services1.workday.com であり、Tenantmycompany です。

      WQL サービスを有効化

      Workday WQL API を介して接続するには、はじめにWQL Service を有効にする必要があります。

      1. Workday を開きます。
      2. 検索バーにView Domain と入力します。
      3. プロンプトにWorkday Query Language と入力します。
      4. Allowed Security Group Types のいずれかに、接続するユーザーが含まれていることを確認します。

      Workday への認証

      Basic 認証以外のほとんどのWorkday 接続では、認証のためにOAuth ベースのカスタムAPI クライアントアプリケーションを作成する必要があります。これには、ユーザーがAzure AD 資格情報を介して接続するエンタープライズインストールも含まれます。 Workday への認証につての詳細は、ヘルプドキュメントの「Workday への認証」セクションを参照してください。

      組み込みの接続文字列デザイナー

      JDBC URL の構築には、Workday JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから jar ファイルを実行してください。

      java -jar cdata.jdbc.workday.jar
      

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

      一般的な JDBC URL は以下のとおりです:

      jdbc:workday:User=myuser;Password=mypassword;Tenant=mycompany_gm1;BaseURL=https://wd3-impl-services1.workday.com;ConnectionType=WQL;

Hibernate から Workday のデータ に接続

以下の手順に従って、前のステップで作成した設定を選択します。

  1. Hibernate Configurations パースペクティブに切り替えます: Window -> Open Perspective -> Hibernate。
  2. Hibernate Configurations パネルを右クリックし、Add Configuration をクリックします。
  3. Hibernate version を 5.2 に設定します。
  4. Browse ボタンをクリックし、プロジェクトを選択します。
  5. Configuration file フィールドで、Setup -> Use Existing をクリックし、hibernate.cfg.xml ファイルの場所(このデモでは src フォルダ内)を選択します。
  6. Classpath タブで、User Entries の下に何もない場合は、Add External JARS をクリックしてドライバー jar を再度追加します。設定が完了したら OK をクリックします。
  7. 新しく作成した Hibernate 設定ファイルの Database ノードを展開します。

Workday のデータ のリバースエンジニアリング

以下の手順に従って、reveng.xml 設定ファイルを生成します。オブジェクトとしてアクセスするテーブルを指定します。

  1. Package Explorer に戻ります。
  2. プロジェクトを右クリックし、New -> Hibernate -> Hibernate Reverse Engineering File (reveng.xml) を選択します。Next をクリックします。
  3. src を親フォルダとして選択し、Next をクリックします。
  4. Console configuration ドロップダウンメニューで、上記で作成した Hibernate 設定ファイルを選択し、Refresh をクリックします。
  5. ノードを展開し、リバースエンジニアリングするテーブルを選択します。完了したら Finish をクリックします。

Hibernate の実行設定

以下の手順に従って、Workday テーブルの POJO(Plain Old Java Object)を生成します。

  1. メニューバーから、Run -> Hibernate Code Generation -> Hibernate Code Generation Configurations をクリックします。
  2. Console configuration ドロップダウンメニューで、前のセクションで作成した Hibernate 設定ファイルを選択します。Output directory の横にある Browse をクリックし、src を選択します。
  3. Reverse Engineer from JDBC Connection チェックボックスを有効にします。Setup ボタンをクリックし、Use Existing をクリックして、hibernate.reveng.xml ファイルの場所(このデモでは src フォルダ内)を選択します。
  4. Exporters タブで、Domain code (.java) と Hibernate XML Mappings (hbm.xml) をチェックします。
  5. Run をクリックします。

前のステップのリバースエンジニアリング設定に基づいて、1 つ以上の POJO が作成されます。

マッピングタグの挿入

生成した各マッピングに対して、hibernate.cfg.xml にマッピングタグを作成し、Hibernate がマッピングリソースを参照できるようにする必要があります。hibernate.cfg.xml を開き、以下のようにマッピングタグを挿入します:





  
    
      cdata.workday.WorkdayDriver
    
    
      jdbc:workday:User=myuser;Password=mypassword;Tenant=mycompany_gm1;BaseURL=https://wd3-impl-services1.workday.com;ConnectionType=WQL;
    
    
      org.hibernate.dialect.SQLServerDialect
    
    
    
    

SQL の実行

前のステップで作成したエンティティを使用して、Workday のデータ のデータの検索と変更が可能になります:


import java.util.*;
import org.hibernate.Session;
import org.hibernate.cfg.Configuration;
import org.hibernate.query.Query;

public class App {
  public static void main(final String[] args) {
    Session session =  new
    Configuration().configure().buildSessionFactory().openSession();
    String SELECT = "FROM Workers W WHERE Legal_Name_Last_Name = :Legal_Name_Last_Name";
    Query q = session.createQuery(SELECT, Workers.class);
    q.setParameter("Legal_Name_Last_Name","Morgan");
    List<Workers> resultList = (List<Workers>) q.list();

    for(Workers s: resultList){
      System.out.println(s.getWorker_Reference_WID());
      System.out.println(s.getLegal_Name_Last_Name());
    }
  }
}

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