SAS Viya で Workday のリアルタイムデータを分析

Dibyendu Datta
Dibyendu Datta
Lead Technology Evangelist
CData Connect AI を使用して SAS Viya からWorkday のデータに接続し、リアルタイムデータでセルフサービス分析を実現する方法を解説します。

SAS Viya は、データ管理、機械学習、分析を強化し、効率的な意思決定とインサイトの創出を促進する分析プラットフォームです。CData Connect AI と組み合わせることで、クラウド間でリアルタイムにWorkday のデータにアクセスし、予測モデルの構築やデータドリブンな意思決定のためのインサイト作成など、さまざまな用途に活用できます。この記事では、SAS Viya クラウドプラットフォームから Connect AI に接続し、セルフサービス AI と分析のデプロイメントにWorkday のデータを統合する方法をご紹介します。

CData Connect AI は、Workday 向けに純粋な SQL インターフェースをクラウド間で提供します。これにより、データをレプリケーションすることなく、SAS Viya でWorkday のデータに簡単に接続できます。Connect AI は SAS Viya からは SQL Server データベースとまったく同じように見え、フィルタや JOIN などの SQL 操作をWorkdayに直接プッシュする最適化されたデータ処理により、サーバーサイド処理を活用してWorkday のデータをすばやく取得します。

Workday データ連携について

CData は、Workday のライブデータにアクセスし、統合するための最も簡単な方法を提供します。お客様は CData の接続機能を以下の目的で使用しています:

  • Prism Analytics Data Catalog で作成したテーブルやデータセットにアクセスでき、Workday システムの忠実性を損なうことなく、ネイティブの Workday データハブを操作できます。
  • Workday Reports-as-a-Service にアクセスして、Prism から利用できない部門データセットや、Prism の許容サイズを超えるデータセットのデータを表示できます。
  • WQL、REST、または SOAP でベースデータオブジェクトにアクセスし、より詳細で細かいアクセスを実現できます(ただし、クエリの作成には Workday 管理者や IT の支援が必要な場合があります)。

ユーザーは、Tableau、Power BI、Excel などの分析ツールと Workday を統合し、当社のツールを活用して Workday データをデータベースやデータウェアハウスにレプリケートしています。アクセスは、認証されたユーザーの ID とロールに基づいて、ユーザーレベルで保護されます。

Workday を CData と連携させるための設定についての詳細は、ナレッジベース記事をご覧ください:Comprehensive Workday Connectivity through Workday WQL および Reports-as-a-Service & Workday + CData: Connection & Integration Best Practices


はじめに


Workday への接続を設定(SAS Viya 向け)

SAS Viya から Workday への接続は、CData Connect AI を介して行います。それでは、Workday のデータを SAS Viya から利用できるようにするため、Workday への接続を作成していきましょう。

  1. Connect AI にログインして「Sources」をクリック、次に「 Add Connection」をクリック
  2. 接続を追加パネルから「Workday」を選択
  3. Workday に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    Workday 接続プロパティの取得・設定方法

    ここでは、4つのWorkday API の接続パラメータを設定する方法、およびTenant とBaseURL を取得する方法について説明します。必要なAPI のパラメータが設定され、カスタムOAuth および / またはAzure AD API クライアントを作成したら、接続の準備は完了です。

    接続の前提条件

    API / 前提条件 / 接続パラメータ
    WQL / WQL サービスを有効化(下記参照) / ConnectionTypeWQL
    Reports as a Service / カタログレポートの設定(ヘルプドキュメントの「データアクセスのファインチューニング」参照) / ConnectionTypeReports
    REST / 自動で有効化 / ConnectionTypeREST
    SOAP / 自動で有効化 / ヘルプドキュメントのWorkday SOAP API への認証を参照

    BaseURL およびTenant の取得

    BaseURL およびTenant プロパティを取得するため、Workday にログインしてView API Clients を検索します。 この画面では、Workday はBaseURLTenant の両方を含むURL であるWorkday REST API Endpoint を表示します。

    REST API Endpoint のフォーマットは、 https://domain.com//mycompany です。ここで、

    • https://domain.com(URL のサブディレクトリと会社名の前の部分)はBaseURL です。
    • mycompany(URL の最後のスラッシュの後の部分)はTenant です。

    例えば、REST API エンドポイントがhttps://wd3-impl-services1.workday.com/ccx/api/v1/mycompany の場合、 BaseURLhttps://wd3-impl-services1.workday.com であり、Tenantmycompany です。

    WQL サービスを有効化

    Workday WQL API を介して接続するには、はじめにWQL Service を有効にする必要があります。

    1. Workday を開きます。
    2. 検索バーにView Domain と入力します。
    3. プロンプトにWorkday Query Language と入力します。
    4. Allowed Security Group Types のいずれかに、接続するユーザーが含まれていることを確認します。

    Workday への認証

    Basic 認証以外のほとんどのWorkday 接続では、認証のためにOAuth ベースのカスタムAPI クライアントアプリケーションを作成する必要があります。これには、ユーザーがAzure AD 資格情報を介して接続するエンタープライズインストールも含まれます。 Workday への認証につての詳細は、ヘルプドキュメントの「Workday への認証」セクションを参照してください。

  4. 「Save & Test」をクリック
  5. Workday 接続の追加ページで「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新します。

パーソナルアクセストークンを追加

REST API、OData API、または仮想 SQL Server を通じて Connect AI に接続する場合は、パーソナルアクセストークン(PAT)を使用して認証を行います。アクセス管理を細かく制御するため、サービスごとに個別の PAT を作成することをお勧めします。

  1. Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして設定ページを開きます。
  2. 設定ページで「Access Tokens」セクションに移動し、「 Create PAT」をクリックします。
  3. PAT に名前を付けて「Create」をクリックします。
  4. パーソナルアクセストークンは作成時にのみ表示されます。必ずコピーして、今後の利用のために安全に保管してください。

接続の設定と PAT の生成が完了したら、SAS Viya からWorkday のデータに接続する準備は完了です。

SAS Viya から CData Connect AI に接続

以下の手順で、CData Connect AI で確立した接続を使用して Workday から SAS Viya にデータを読み込む方法を説明します。

  1. CData Connect AI JDBC ドライバーをダウンロードしてインストールします。
    • CData Connect AI の Integrations ページを開きます。
    • JDBC を検索して選択します。
    • セットアップファイルをダウンロードして実行します。
    • インストールが完了すると、JAR ファイルはインストールディレクトリ(lib フォルダ内)に配置されます。
  2. SAS Viya にログインし、左上の Applications Menu に移動します。
  3. Analytics Life Cycle トピックから Develop Code and Flows を選択します。
  4. Explorer タブに移動し、左パネルの SAS Server をクリックします。
  5. 以下の手順で CData Connect JDBC ドライバーの JAR ファイルをアップロードします。
    • 「Home」ディレクトリを右クリックします。
    • Upload files をクリックします。
    • 指定された場所に JAR ファイルを配置し、ファイルパスをメモします。
  6. 完了したら、Libraries タブに移動し、CData Connect JDBC 用の Create a new library connection(以下に示すように左上隅)をクリックします。
  7. ライブラリ接続設定を入力します。
    • Connection name: 接続の名前を入力
    • Library name (libref): ライブラリの参照名を入力
    • Library type: 「SAS/ACCESS to JDBC」を選択
  8. Properties タブをクリックし、Library attributesREADONLY に設定します。
  9. 「Connection Options」タブをクリックし、以下の詳細を入力します。
    • Hive JDBC driver's class name: cdata.jdbc.connect.ConnectDriver
    • Java CLASSPATH: JAR ドライバーファイルへのファイルパスを入力(手順 5 を参照)
  10. Test connection をクリックします。成功したら、Save and connect をクリックします。
  11. をクリックして新しいタブを追加し、SAS program を選択します。
  12. 以下のコードブロックに設定パラメータを入力します。
    • Libref: 手順 9 で定義したライブラリ参照名を入力
    • ClassPath: JAR ドライバーファイルへのファイルパスを入力
    • Username: CData Connect のユーザー名を入力。CData Connect インターフェースの右上に表示されています(例: test@cdata.com
    • DefaultCatalog: クエリを実行したい CData Connect AI で設定した接続を入力
    • Password: 「パーソナルアクセストークンを追加」セクションで生成した PAT を入力
    libname [Libref] JDBC
    classpath=[ClassPath]
    class="cdata.jdbc.connect.ConnectDriver"
    URL="jdbc:Connect:AuthScheme=Basic;User=[Username];DefaultCatalog=[DefaultCatalog];DefaultSchema=dbo;Password=[PAT]";
    
    proc sql;
    
    SELECT * FROM [Libref].MyTable;
    
    quit;
    
  13. Run をクリックします。CData Connect AI から SAS Viya にデータが読み込まれるのを確認できます。

クラウドアプリケーションから Workday へのリアルタイムアクセス

これで、SAS Viya からWorkday のデータへのダイレクトなクラウド間接続が完成しました。データをレプリケーションすることなく、予測モデルの構築、データドリブンな意思決定のためのインサイト作成など、さまざまな用途に活用できます。

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