JasperReports Server で UM SaaS Cloud のレポートを作成
CData JDBC Driver for UM SaaS Cloud を使用すると、企業全体で UM SaaS Cloud のデータ へのアクセスを提供できます。この記事では、JasperReports Server にドライバーをデプロイし、UM SaaS Cloud のデータ のビジネスビューであるレポートドメインに基づいたシンプルなレポートを作成する方法を説明します。
ドライバー JAR のデプロイ
以下の手順に従って、JasperReports Server にドライバー JAR をデプロイします。この手順は UM SaaS Cloud と JasperReports Server にバンドルされている Tomcat サーバーに固有のものです。Tomcat ではなく JBoss AS 7 を使用している場合は、標準的なプロセスに従って JBoss への UM SaaS Cloud JDBC Driver のデプロイを行ってください。
- インストールディレクトリの lib サブフォルダにあるドライバー JAR と .lic ファイルを、JasperReports Server インストールディレクトリ内の apache-tomcat フォルダの lib サブフォルダにコピーします。
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apache-tomcat -> webapps -> jasperserver-pro -> META-INF に移動し、以下のリソースエントリを context.xml ファイルに追加します。
<Resource name="jdbc/umsaascloud" auth="Container" type="javax.sql.DataSource" driverClassName="cdata.jdbc.umsaascloud.UMSaaSCloudDriver" url="jdbc:umsaascloud:AuthScheme=Basic;User=myUser;Password=myPassword;Security Token=myToken;" maxActive="20" maxIdle="10" maxWait="-1" factory="com.jaspersoft.jasperserver.tomcat.jndi.JSCommonsBasicDataSourceFactory"/>
JDBC URL(url 属性)に必要な接続プロパティを指定します。
UM SaaS Cloud 接続プロパティの取得・設定方法
デフォルトでは、CData 製品は本番環境に接続します。UMSaaSCloud sandbox アカウントを使用するには、UseSandbox をtrue に設定します。ユーザー / パスワード認証を使用している場合は、User にsandbox のユーザー名を設定してください。
UM SaaS Cloud への認証
UM SaaS Cloud は、Basic、OAuth、OAuthJWT(コンシューマーキー)など、複数の認証方式をサポートしています。ここではBasic 認証について説明します。認証情報の詳しい取得方法や他の認証方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」セクションを参照してください。
Basic 認証
Basic 認証は、セキュリティトークンとユーザー資格情報の使用に基づきます。Basic 認証を使用するには、AuthScheme をBasic に、User とPassword をログイン資格情報に設定し、SecurityToken を設定します。
デフォルトではSecurityToken が必要ですが、UM SaaS Cloud で信頼できるIP アドレスの範囲を設定することで、オプションにすることができます。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の構築には、UM SaaS Cloud JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.umsaascloud.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
JDBC URL を設定する際に、Max Rows 接続プロパティを設定することもできます。これにより返される行数が制限され、レポートやビジュアライゼーションを設計する際のパフォーマンス向上に役立ちます。
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jasperserver-pro -> WEB-INF に移動し、以下の参照を web.xml ファイルに追加します。
UM SaaS Cloud のデータ JSP jdbc/umsaascloud javax.sql.DataSource Container
- サーバーを再起動します。
UM SaaS Cloud JDBC データソースの作成
以下の手順に従って、UM SaaS Cloud JDBC Driver を JDBC データソースにマッピングします。
- JasperReports Server にログインし、Create -> Data Source をクリックします。
- Type メニューで、JNDI Data Source を選択します。
- Service Name ボックスに、web.xml ファイルのリソース定義で指定した JNDI ルックアップを入力します。この例では、ルックアップは「jdbc/umsaascloud」です。
- Save をクリックしてデータソースを作成します。
ドメインの作成
ドメインは、レポート作成者に関連するビジネスビューを提供するメタデータおよびアクセス制御レイヤーです。以下の手順に従って、UM SaaS Cloud のカラムを選択し、フィルタを適用し、SQL を実行してドメインを作成します。
- Create -> Domain をクリックします。ドメインの ID を入力し、保存場所を選択します。
- Data Source セクションで Browse をクリックし、作成した UM SaaS Cloud データソースを選択します。
- Domain Design セクションで、Create with Domain Designer をクリックします。
- テーブルが含まれるスキーマを選択します。
- Tables タブで、Data Source ペインからテーブルを選択し、矢印をクリックして Selected Tables ペインに追加します。
- Derived Tables タブでは、SQL クエリに基づいてドメインを定義できます。例えば、
SELECT BillingState, Name FROM Account WHERE Industry = 'Floppy Disks'
- Joins タブでは、結合条件を構築するカラムを選択し、結合タイプを選択することでテーブルを結合できます。
- Pre-Filters タブでは、カラムをドラッグ&ドロップして、ドメインを通じて公開されるデータをフィルタする検索条件を定義します。
- Display タブで、ユーザーに提示されるデータセットに UM SaaS Cloud データを選択します。
- OK をクリックして変更を確定し、Submit をクリックしてドメインを作成します。
リアルタイムでデータを探索
ドメインを作成したら、データに接続する準備が整います。以下の手順に従って、Ad Hoc Editor で Ad Hoc ビューを作成します。
- Create -> Ad Hoc View をクリックします。
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表示されるダイアログで、作成した UM SaaS Cloud ドメインを選択します。
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Choose Data ページで、ビューで使用するカラムを選択します。Pre-Filters セクションでは、選択したフィールドに基づいてフィルタを作成できます。Display セクションでは、ドメインで表示されるカラム情報を変更できます。
- ウィザードが完了したら、ビュータイプを選択し、ビューにカラムを追加します。JasperSoft はドライバーのメタデータを使用して、データ型に基づいて利用可能なディメンションとメジャーを検出します。ディメンションとメジャーを Columns ボックスと Rows ボックスにドラッグします。メジャーを右クリックして集計計算を変更できます。Filters セクションで Columns スライダーを目的のデータレベルにドラッグします。
- ビューの設計中にデータの更新にアクセスするには、設計モードのツールバーでメニュー選択を Sample Data から Full Data に変更します。変更を行うと、JasperSoft Server はドライバーに対して基になる SQL クエリを実行します。
- ビューを保存します。
リアルタイムレポートの作成
これで、JasperSoft Server でホストされるレポートを作成できます。Ad Hoc Editor から作成するには、Save Ad Hoc View をクリックし、Create Report をクリックします。