Embulk を使用して SQL Server ののデータをデータベースにロードする方法

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
CData JDBC Driver とオープンソースのETL/ELT ツールであるEmbulk を使ってSQL Server のデータをデータベースにロードする方法を解説します。

Embulk はオープンソースのバルクデータローダーです。CData JDBC Driver for SQL Server と組み合わせることで、SQL Server から任意の同期先にデータを簡単にロードできます。この記事では、CData JDBC Driver for SQL Server をEmbulk で使用してSQL Server のデータをMySQL データベースにロードする方法を解説します。

CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、リアルタイムのSQL Server のデータに対して比類のないパフォーマンスを発揮します。SQL Server に対して複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接SQL Server にプッシュし、サポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作など)は組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。

SQL Server への JDBC 接続を設定

Embulk でバルクロードジョブを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for SQL Server\lib)を確認しておきます。

Embulk はJDBC 接続をサポートしているため、SQL Server に簡単に接続してSQL クエリを実行できます。バルクロードジョブを作成する前に、SQL Server への認証用のJDBC URL を作成します。

SQL Server 接続プロパティの取得・設定方法

Microsoft SQL Server への接続には以下を入力します。

  • Server: SQL Server が稼働するサーバー名。
  • User: SQL Server に接続するユーザー名。
  • Password: 接続するユーザーのパスワード。
  • Database: SQL Server データベース名。

Azure SQL Server およびAzure Data Warehouse への接続

Azure SQL Server およびAzure Data Warehouse には以下の接続プロパティを入力して接続します:

  • Server: Azure 上のサーバー。Azure ポータルの「SQL databases」(もしくは「SQL data warehouses」)-> データベースを選択 -> 「Overview」-> 「Server name」で確認が可能です。
  • User: Azure に認証するユーザー名。
  • Password: 認証するユーザーのパスワード。
  • Database: Azure ポータルでSQL databases (or SQL warehouses) ページに表示されるデータベース名。

組み込みの接続文字列デザイナー

JDBC URL の作成には、SQL Server JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。

java -jar cdata.jdbc.sql.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

以下は、SQL Server への一般的なJDBC 接続文字列です。

jdbc:sql:User=myUser;Password=myPassword;Database=NorthWind;Server=myServer;Port=1433;

Embulk で SQL Server ののデータをロード

CData JDBC Driver をインストールしてJDBC 接続文字列を作成したら、必要なEmbulk プラグインをインストールします。

Embulk の入力・出力プラグインをインストール

  1. Embulk にJDBC 入力プラグインをインストールします。
    https://github.com/embulk/embulk-input-jdbc/tree/master/embulk-input-jdbc
  2. embulk gem install embulk-input-jdbc
    
  3. この記事では、同期先データベースとしてMySQL を使用します。出力プラグインを使用して、SQL Server、PostgreSQL、またはGoogle BigQuery を同期先として選択することもできます。
    https://github.com/embulk/embulk-output-jdbc/tree/master/embulk-output-mysql
    embulk gem install embulk-output-mysql
    

入力プラグインと出力プラグインをインストールしたら、Embulk を使用してSQL Server のデータをMySQL にロードする準備が整いました。

SQL Server ののデータをロードするジョブを作成

まず、Embulk で設定ファイルを作成します。ファイル名はsql-mysql.yml のようにします。

  1. 入力プラグインのオプションには、CData JDBC Driver for SQL Server、ドライバーJAR ファイルへのパス、ドライバークラス(例:cdata.jdbc.sql.SQLDriver)、および上記のJDBC URL を指定します。
  2. 出力プラグインのオプションには、MySQL データベースの値と認証情報を指定します。

設定ファイルのサンプル(sql-mysql.yml)

in:
	type: jdbc
	driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.sql.jar
	driver_class: cdata.jdbc.sql.SQLDriver
	url: jdbc:sql:User=myUser;Password=myPassword;Database=NorthWind;Server=myServer;Port=1433;
	table: "Orders"
out:
	type: mysql
	host: localhost
	database: DatabaseName
	user: UserId
	password: UserPassword
	table: "Orders"
	mode: insert

ファイルを作成したら、Embulk ジョブを実行します。

embulk run sql-mysql.yml

Embulk ジョブを実行すると、MySQL テーブルにSQL Server のデータが格納されます。

フィルタリングした SQL Server ののデータをロード

テーブルから直接データをロードするだけでなく、カスタムSQL クエリを使用してロードするデータをより詳細に制御できます。また、クエリフィールドのSQL WHERE 句で最終更新カラムを設定することで、増分ロードを実行することもできます。

in:
	type: jdbc
	driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.sql.jar
	driver_class: cdata.jdbc.sql.SQLDriver
	url: jdbc:sql:User=myUser;Password=myPassword;Database=NorthWind;Server=myServer;Port=1433;
	query: "SELECT ShipName, Freight FROM Orders WHERE [RecordId] = 1"
out:
	type: mysql
	host: localhost
	database: DatabaseName
	user: UserId
	password: UserPassword
	table: "Orders"
	mode: insert

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