Spark のデータをPowerShell でMySQL にレプリケーションする方法

古川えりか
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
PowerShell のシンプルなスクリプトで、Spark のデータ をMySQL データベースにレプリケーション(複製)する方法を紹介します。

CData Cmdlets for SparkSQL を使えば、PowerShell からSpark のデータ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for SparkSQL およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。

まずは、PowerShell でSpark への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。

SparkSQL への接続

SparkSQL への接続を確立するには以下を指定します。

  • Server:SparkSQL をホストするサーバーのホスト名またはIP アドレスに設定。
  • Port:SparkSQL インスタンスへの接続用のポートに設定。
  • TransportMode:SparkSQL サーバーとの通信に使用するトランスポートモード。有効な入力値は、BINARY およびHTTP です。デフォルトではBINARY が選択されます。
  • AuthScheme:使用される認証スキーム。有効な入力値はPLAIN、LDAP、NOSASL、およびKERBEROS です。デフォルトではPLAIN が選択されます。

Databricks への接続

Databricks クラスターに接続するには、以下の説明に従ってプロパティを設定します。Note:必要な値は、「クラスター」に移動して目的のクラスターを選択し、 「Advanced Options」の下にある「JDBC/ODBC」タブを選択することで、Databricks インスタンスで見つけることができます。

  • Server:Databricks クラスターのサーバーのホスト名に設定。
  • Port:443
  • TransportMode:HTTP
  • HTTPPath:Databricks クラスターのHTTP パスに設定。
  • UseSSL:True
  • AuthScheme:PLAIN
  • User:'token' に設定。
  • Password:パーソナルアクセストークンに設定(値は、Databricks インスタンスの「ユーザー設定」ページに移動して「アクセストークン」タブを選択することで取得できます)。

Spark のデータの取得

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module SparkSQLCmdlets
  2. Spark への接続:

      $sparksql = Connect-SparkSQL  -Server $Server
      
  3. 取得ターゲットのリソースの取得:

      $data = Select-SparkSQL -Connection $sparksql -Table "Customers"
      

    Invoke-SparkSQL cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:

      $data = Invoke-SparkSQL -Connection $sparksql -Query 'SELECT * FROM Customers WHERE Country = @Country' -Params @{'@Country'='US'}
      
  4. 戻り値からカラム名のリストを保存します。

      $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name
      

Spark のデータをMySQL データベースにレプリケーション

カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module MySQLCmdlets
  2. MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:

      $mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
      
  3. Spark、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、Spark のリソース(Customers)と同じテーブル名を持っている必要があります。

      $data | % {
        $row = $_
        $values = @()
        $columns | % {
          $col = $_
          $values += $row.$($col)
        }
        Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Customers" -Columns $columns -Values $values
      }
      

次回以降のレプリケーションをシンプルに実現

  • 一度PowerShell でSpark とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:

      Select-SparkSQL -Connection $sparksql -Table "Customers" | % {
        $row = $_
        $values = @()
        $columns | % {
          $col = $_
          $values += $row.$($col)
        }
        Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Customers" -Columns $columns -Values $values
      }
      
  • 別のPowerShell モジュールで、Spark を別のデータベースに複製する場合、Select-SparkSQL cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。

      $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}
      

おわりに

これで、Spark のデータをMySQL に複製できました。分析、BI などでSpark のデータをMySQL から使うことができるようになります。

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