SharePoint のデータ 用のシンプルな VCL アプリケーションを構築
Embarcadero RAD Studio は、Delphi および C++Builder アプリケーション用の開発環境を提供します。CData ODBC Driver for SharePoint を使用すると、RAD Studio 内からリアルタイムSharePoint のデータにアクセスでき、データをテーブル、ビュー、ストアドプロシージャとして抽象化してSharePoint のデータの取得および更新が可能です。この記事では、SharePoint に接続し、フォームデザイナを使用してシンプルな VCL アプリケーションを作成する方法を説明します。
SharePoint データ連携について
CData を使用すれば、SharePoint のライブデータへのアクセスと統合がこれまでになく簡単になります。お客様は CData の接続機能を以下の目的で利用しています:
- Windows SharePoint Services 3.0、Microsoft Office SharePoint Server 2007 以降、SharePoint Online を含む、幅広い SharePoint バージョンのデータにアクセスできます。
- 非表示カラムとルックアップカラムのサポートにより、SharePoint のすべてにアクセスできます。
- フォルダを再帰的にスキャンして、すべての SharePoint データのリレーショナルモデルを作成できます。
- SQL ストアドプロシージャを使用して、ドキュメントや添付ファイルをアップロード・ダウンロードできます。
多くのお客様は、SharePoint データをデータベースやデータウェアハウスに統合するために CData ソリューションを活用していますが、Power BI、Tableau、Excel などのお気に入りのデータツールと SharePoint データを統合しているお客様もいます。
お客様が CData の SharePoint ソリューションで問題を解決している方法については、ブログをご覧ください:Drivers in Focus: Collaboration Tools
はじめに
SharePoint のデータ への接続を作成
まだ設定していない場合は、ODBC DSN(データソース名)で接続プロパティを指定します。これはドライバーインストールの最後のステップです。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して、ODBC DSN を作成・設定できます。
Microsoft SharePoint への接続
URL の設定:
Microsoft SharePoint では、2つの範囲でデータを操作できます。グローバルなMicrosoft SharePoint サイト全体を対象にするか、個々のサイトのみを対象にするかを選択できます。
グローバルなMicrosoft SharePoint サイトですべてのリストおよびドキュメントを操作したい場合は、URL 接続プロパティをサイトコレクションURL に設定しましょう。以下のような形式です。
https://teams.contoso.com
個々のサイトのリストおよびドキュメントのみを扱いたい場合は、URL 接続プロパティを個々のサイトURL に設定してください。以下のような形式です。
https://teams.contoso.com/TeamA
続いて、お使いの環境に適した認証プロパティを設定していきましょう。詳細な設定手順については、 href="/kb/help/" target="_blank">ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。
Microsoft SharePoint Online
SharePointEdition を"SharePoint Online" に設定し、User およびPassword にはSharePoint へのログオンで使用するクレデンシャル(例:Microsoft Online Services アカウントのクレデンシャル)を設定します。
Microsoft SharePoint Online は様々なクラウドベースアーキテクチャをサポートしており、それぞれ異なる認証スキームが利用できます。
- Microsoft Entra ID(Azure AD)
- ADFS、Okta、OneLogin、またはPingFederate SSO ID プロバイダーを介したシングルサインオン(SSO)
- Azure MSI
- Azure パスワード
- OAuthJWT
- SharePointOAuth
Microsoft SharePoint オンプレミス
Microsoft SharePoint オンプレミスでは、多くのオンプレミス環境に対応した認証方式をサポートしています。
- Windows(NTLM)
- Kerberos
- ADFS
- 匿名アクセス
まずSharePointEdition を"SharePoint On-Premises" に設定しましょう。
Windows(NTLM)認証
これは最も一般的な認証方式です。そのため、CData 製品ではNTLM をデフォルトとして使用するよう事前設定されています。Windows のUser およびPassword を設定するだけで接続できます。
次に、以下の手順で Data Explorer を使用してSharePoint のデータへの FireDAC 接続を作成します。
- 新しい VCL フォームアプリケーションで、Data Explorer の FireDAC ノードを展開します。
- Data Explorer で ODBC Data Source ノードを右クリックします。
- [新しい接続の追加] をクリックします。
- 接続の名前を入力します。
- 表示される FireDAC Connection Editor で、DataSource プロパティに SharePoint 用 ODBC DSN の名前を設定します。
SharePoint のデータ に接続する VCL アプリケーションを作成
以下の手順に従って、クエリ結果をグリッドに表示するシンプルな VCL アプリケーションからSharePoint のデータへのクエリ実行を開始します。
-
TFDConnection コンポーネントをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。
- ConnectionDefName:SharePoint のデータへの FireDAC 接続を選択します。
- Connected: メニューから True を選択し、表示されるダイアログで資格情報を入力します。
-
TFDQuery コンポーネントをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。
- Connection: まだ指定されていない場合は、このプロパティを TFDConnection コンポーネントに設定します。
SQL: SQL プロパティのボタンをクリックしてクエリを入力します。例:
SELECT Name, Revenue FROM MyCustomList
- Active: このプロパティを true に設定します。
TDataSource コンポーネントをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。
- DataSet: このプロパティのメニューで、TFDQuery コンポーネントの名前を選択します。
-
TDBGrid コントロールをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。
- DataSource: TDataSource の名前を選択します。
- TFDGUIxWaitCursor をフォームにドロップします。これはランタイムエラーを回避するために必要です。
これで、TFDQuery オブジェクトに設定された SQL クエリの結果を表示する実行可能なアプリケーションが完成しました。
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