Remote Oracle Database としてSharePoint のデータにアクセス
CData ODBC Driver for SharePoint を使って、ODBC 標準をサポートするあらゆるアプリケーションからデータに連携できます。Oracle Database Gateway for ODBC は、ODBC データソースにリモートOracle データベースとして連携接続できるようにするHeterogeneous Services agent (異種サービスエージェント)です。この記事では、CData ODBC Driver for SharePoint を使ってSharePoint からOracle にデータベースリンクを作成する方法、およびSQL*Plus ツールを介してSharePoint に連携してクエリする方法について説明します。SQL Developer からも、データベースリンクの作成およびクエリの実行ができます。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- SharePoint をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにSharePoint のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSharePoint の接続を設定、2.Oracle Database 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとSharePoint への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからSharePoint ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
Oracle ODBC Gateway 互換性のための接続プロパティ
ドライバーには複数の接続プロパティがあり、Oracle データベースと同じようにSharePoint にアクセスできます。SQL*Plus およびSQL Developer のSharePoint を扱う場合は、以下のプロパティを設定します。Oracle ODBC Gateway との互換性のため、認証およびその他の必要な接続プロパティに加えて、以下の接続プロパティを設定する必要があります。
MapToWVarchar=False
このプロパティをSQL_WVARCHAR の代わりにSQL_VARCHAR に設定して文字列データ型をマップします。さまざまなインターナショナルキャラクタセットに対応するため、ドライバーはデフォルトでSQL_WVARCHAR を使います。unicode タイプが返されたときに、このプロパティを使ってORA-28528 Heterogeneous Services データタイプ変換エラーを防ぐことができます。
MaximumColumnSize=4000
このプロパティを設定して、カラムの最大サイズを4000文字に制限します。Oracle Database Gateway では、文字列型はカラムの最大サイズが4000である必要があります。
UpperCaseIdentifiers=True
このプロパティで、識別子を引用しないようにし設定します。このプロパティを使って、大文字の識別子をOracle にレポートします。Oracle はデフォルトで識別子を大文字で格納するため、大文字の識別子を引用から避ける必要はありません。
IncludeDualTable=True
このプロパティを設定して、Oracle DUAL 表をモックします。SQL Developer はこのテーブルを使って接続をテストします。
Heterogeneous Service Agent の初期化
下記の手順に従ってODBC Gateway をSharePoint のデータ に作成すると、リアルタイムSharePoint にOracle データベースとしてクエリすることが可能になります。
- 接続プロパティの指定がまだの場合は、DSN (データソース名)で行います。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。
Microsoft SharePoint への接続
URL の設定:
Microsoft SharePoint では、2つの範囲でデータを操作できます。グローバルなMicrosoft SharePoint サイト全体を対象にするか、個々のサイトのみを対象にするかを選択できます。
グローバルなMicrosoft SharePoint サイトですべてのリストおよびドキュメントを操作したい場合は、URL 接続プロパティをサイトコレクションURL に設定しましょう。以下のような形式です。
https://teams.contoso.com
個々のサイトのリストおよびドキュメントのみを扱いたい場合は、URL 接続プロパティを個々のサイトURL に設定してください。以下のような形式です。
https://teams.contoso.com/TeamA
続いて、お使いの環境に適した認証プロパティを設定していきましょう。詳細な設定手順については、 href="/kb/help/" target="_blank">ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。
Microsoft SharePoint Online
SharePointEdition を"SharePoint Online" に設定し、User およびPassword にはSharePoint へのログオンで使用するクレデンシャル(例:Microsoft Online Services アカウントのクレデンシャル)を設定します。
Microsoft SharePoint Online は様々なクラウドベースアーキテクチャをサポートしており、それぞれ異なる認証スキームが利用できます。
- Microsoft Entra ID(Azure AD)
- ADFS、Okta、OneLogin、またはPingFederate SSO ID プロバイダーを介したシングルサインオン(SSO)
- Azure MSI
- Azure パスワード
- OAuthJWT
- SharePointOAuth
Microsoft SharePoint オンプレミス
Microsoft SharePoint オンプレミスでは、多くのオンプレミス環境に対応した認証方式をサポートしています。
- Windows(NTLM)
- Kerberos
- ADFS
- 匿名アクセス
まずSharePointEdition を"SharePoint On-Premises" に設定しましょう。
Windows(NTLM)認証
これは最も一般的な認証方式です。そのため、CData 製品ではNTLM をデフォルトとして使用するよう事前設定されています。Windows のUser およびPassword を設定するだけで接続できます。
Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターで必要なプロパティを設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。
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oracle-home-directory\hs\admin フォルダにinitmysharepointdb.ora ファイルを作成し、以下の設定を追加します:
HS_FDS_CONNECT_INFO = "Your-SharePoint-DSN"
-
oracle-home-directory\NETWORK\admin にあるlistener.ora ファイルに、次のアドレスを追加します:
SID_LIST_LISTENER = (SID_LIST = (SID_DESC = (SID_NAME = mysharepointdb) (ORACLE_HOME = your-oracle-home) (PROGRAM = dg4odbc) ) ) -
oracle-home-directory\NETWORK\admin にあるtnsnames.ora ファイルに、次の接続ディスクリプタを追加します:
mysharepointdb = (DESCRIPTION= (ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=localhost)(PORT=1521)) (CONNECT_DATA=(SID=mysharepointdb)) (HS=OK) ) 次のコマンドを使って設定をテストします:
tnsping mysharepointdb
-
SQL*Plus を起動し、次のコマンドでデータベースリンクを作成します:
CREATE DATABASE LINK MYSHAREPOINTDB CONNECT TO "user" IDENTIFIED BY "password" USING 'mysharepointdb';
これで、SQL*Plus で次のようなクエリを実行できます:
SELECT * from MyCustomList@mysharepointdb;
SharePoint からOracle Database へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。