SAPUI5 MVC Apps のSAS xpt にリアルタイム連携を実現
この記事では、バックエンドデータベースに書き込むことなくSAS xpt API の機能を活用するSAPUI5 アプリを作成するために、CData API Server およびADO.NET Provider for SASXpt (または250+ の他のADO.NET Providers) を使用する方法を説明します。API Server は、サーバー上で実行されてSAS xpt のOData フィードを生成する軽量のWeb アプリケーションです。OData は、Web を介したリアルタイムデータアクセスの標準であり、SAPUI5 およびOpenUI5 にビルトインのサポートがあります。
API Server の設定
以下のリンクからAPI Server の無償トライアルをスタートしたら、セキュアなSAS xpt OData サービスを作成していきましょう。
SAS xpt への接続
SAPUI5 からSAS xpt のデータを操作するには、まずSAS xpt への接続を作成・設定します。
- API Server にログインして、「Connections」をクリック、さらに「接続を追加」をクリックします。
- 「接続を追加」をクリックして、データソースがAPI Server に事前にインストールされている場合は、一覧から「SAS xpt」を選択します。
- 事前にインストールされていない場合は、コネクタを追加していきます。コネクタ追加の手順は以下の記事にまとめてありますので、ご確認ください。
CData コネクタの追加方法はこちら >> - それでは、SAS xpt への接続設定を行っていきましょう!
-
ローカルSASXpt ファイルへの接続
URI をSASXpt ファイルを格納しているフォルダに設定すると、ローカルのSASXpt ファイルに接続できます。
S3 データソースへの接続
Amazon S3 ソースに接続してSASXpt ファイルを読み込むことができます。以下のプロパティを設定して接続します:
- URI:接続するバケット内のフォルダに設定。
- AWSAccessKey:AWS アカウントのアクセスキーに設定。
- AWSSecretKey:AWS アカウントのシークレットキーに設定。
- TemporaryLocalFolder:SASXptファイルを一時的にダウンロードするために使用するフォルダへのパス、またはURI に設定。
Azure Data Lake Storage Gen2 への接続
ADLS Gen2 に接続してSASXpt ファイルを読み込むことができます。以下のプロパティを設定して接続します:
- URI:ファイルシステムの名前およびSASXpt ファイルにコンタクトするフォルダの名前に設定。
- AzureAccount:Azure Data Lake storage アカウントの名前に設定。
- AzureAccessKey:Azure Data Lake storage Gen 2 ストレージアカウントのアクセスキーに設定。
- TemporaryLocalFolder:SASXptファイルを一時的にダウンロードするために使用するフォルダへのパス、またはURI に設定。
- 接続情報の入力が完了したら、「保存およびテスト」をクリックします。
ローカルSASXpt ファイルへの接続
URI をSASXpt ファイルを格納しているフォルダに設定すると、ローカルのSASXpt ファイルに接続できます。
S3 データソースへの接続
Amazon S3 ソースに接続してSASXpt ファイルを読み込むことができます。以下のプロパティを設定して接続します:
- URI:接続するバケット内のフォルダに設定。
- AWSAccessKey:AWS アカウントのアクセスキーに設定。
- AWSSecretKey:AWS アカウントのシークレットキーに設定。
- TemporaryLocalFolder:SASXptファイルを一時的にダウンロードするために使用するフォルダへのパス、またはURI に設定。
Azure Data Lake Storage Gen2 への接続
ADLS Gen2 に接続してSASXpt ファイルを読み込むことができます。以下のプロパティを設定して接続します:
- URI:ファイルシステムの名前およびSASXpt ファイルにコンタクトするフォルダの名前に設定。
- AzureAccount:Azure Data Lake storage アカウントの名前に設定。
- AzureAccessKey:Azure Data Lake storage Gen 2 ストレージアカウントのアクセスキーに設定。
- TemporaryLocalFolder:SASXptファイルを一時的にダウンロードするために使用するフォルダへのパス、またはURI に設定。
API Server のユーザー設定
次に、API Server 経由でSAS xpt にアクセスするユーザーを作成します。「Users」ページでユーザーを追加・設定できます。やってみましょう。
- 「Users」ページで ユーザーを追加をクリックすると、「ユーザーを追加」ポップアップが開きます。
-
次に、「ロール」、「ユーザー名」、「権限」プロパティを設定し、「ユーザーを追加」をクリックします。
-
その後、ユーザーの認証トークンが生成されます。各ユーザーの認証トークンとその他の情報は「Users」ページで確認できます。
SAS xpt 用のAPI エンドポイントの作成
ユーザーを作成したら、SAS xpt のデータ用のAPI エンドポイントを作成していきます。
-
まず、「API」ページに移動し、
「 テーブルを追加」をクリックします。
-
アクセスしたい接続を選択し、次へをクリックします。
-
接続を選択した状態で、各テーブルを選択して確認をクリックすることでエンドポイントを作成します。
OData のエンドポイントを取得
以上でSAS xpt への接続を設定してユーザーを作成し、API Server でSAS xpt データのAPI を追加しました。これで、OData 形式のSAS xpt データをREST API で利用できます。API Server の「API」ページから、API のエンドポイントを表示およびコピーできます。
ビューの作成
この記事では、ユーザーはSAPUI5 テーブルコントロールを介してSAS xpt を表示および操作します。テーブルのカラムは、API Server のAPI エンドポイントから取得したメタデータから自動的に検出されます。次のテーブルを別のView.view.xml ファイルで定義します。
<mvc:View
controllerName="sap.ui.table.sample.OData2.Controller"
xmlns="sap.ui.table"
xmlns:mvc="sap.ui.core.mvc"
xmlns:u="sap.ui.unified"
xmlns:c="sap.ui.core"
xmlns:m="sap.m">
<m:Page
showHeader="false"
enableScrolling="false"
class="sapUiContentPadding">
<m:content>
<Table
id="table"
selectionMode="MultiToggle"
visibleRowCount="10"
enableSelectAll="false"
rows="{/SampleTable_1}"
threshold="15"
enableBusyIndicator="true"
columns="{
path: 'meta>/dataServices/schema/[${namespace}===\'CData\']/entityType/[${name}===\'SampleTable_1\']/property',
factory: '.columnFactory'
}">
<toolbar>
<m:Toolbar>
<m:Title text="SAS xpt SampleTable_1"></m:Title>
</m:Toolbar>
</toolbar>
<noData>
<m:BusyIndicator class="sapUiMediumMargin"/>
</noData>
</Table>
</m:content>
</m:Page>
</mvc:View>
モデルとコントローラーの作成
SAPUI5 では、OData クエリを作成する必要はありません。ODataModel インスタンスはアプリケーションのデータアクセスコマンドを処理します。 次に、API Server はクエリをSAS xpt API 呼び出しに変換します。
コントローラーはユーザー入力を処理し、ビューを通じてユーザーに情報を表示します。新しいファイルであるController.controller.js でコントローラーを定義します。onInit 関数でモデルをインスタンス化します。API Server へのURL、API Server のOData エンドポイントへのアクセスを許可されたユーザー、そしてユーザーの認証トークンのプレースホルダー値を置き換える必要があります。
sap.ui.define([
"sap/ui/core/mvc/Controller",
"sap/ui/model/odata/v2/ODataModel",
"sap/ui/model/json/JSONModel",
"sap/ui/table/Column",
"sap/m/Text",
], function(Controller, ODataModel, JSONModel, Column, Text ) {
"use strict";
return Controller.extend("sap.ui.table.sample.OData2.Controller", {
onInit : function () {
var oView = this.getView();
var oDataModel = new ODataModel("http://myserver/api.rsc/",{user:"MyUser", password:"MyAuthToken"});
oDataModel.getMetaModel().loaded().then(function(){
oView.setModel(oDataModel.getMetaModel(), "meta");
});
oView.setModel(oDataModel);
var oTable = oView.byId("table");
var oBinding = oTable.getBinding("rows");
var oBusyIndicator = oTable.getNoData();
oBinding.attachDataRequested(function(){
oTable.setNoData(oBusyIndicator);
});
oBinding.attachDataReceived(function(){
oTable.setNoData(null); //use default again ("no data" in case no data is available)
});
},
onExit : function () {
},
columnFactory : function(sId, oContext) {
var oModel = this.getView().getModel();
var sName = oContext.getProperty("name");
var sType = oContext.getProperty("type");
var iLen = oContext.getProperty("maxLength");
iLen = iLen ? parseInt(iLen, 10) :10;
return new Column(sId, {
sortProperty: sName,
filterProperty: sName,
width: (iLen > 9 ? (iLen > 50 ?15 :10) :5) + "rem",
label: new sap.m.Label({text: "{/#SampleTable_1/" + sName + "/@name}"}),
hAlign: sType && sType.indexOf("Decimal") >= 0 ?"End" :"Begin",
template: new Text({text: {path: sName}})
});
}
});
});
アプリケーションロジックの説明
アプリケーションのリソースを含むコンポーネントを作成します。Component.js で以下を定義します。
sap.ui.define([
'sap/ui/core/UIComponent'
], function(UIComponent) {
"use strict";
return UIComponent.extend("sap.ui.table.sample.OData2.Component", {
metadata : {
rootView : "sap.ui.table.sample.OData2.View",
dependencies : {
libs : [
"sap.ui.table",
"sap.ui.unified",
"sap.m"
]
},
config : {
sample : {
stretch : true,
files : [
"View.view.xml",
"Controller.controller.js"
]
}
}
}
});
});
OpenUI5 をブーストラップして起動
MVC アプリケーションを完了するには、ブートストラップと初期化コードを追加します。これらをindex.html に直接追加します。
<!DOCTYPE HTML>
<html>
<head>
<meta http-equiv="x-ua-compatible" content="ie=edge" />
<meta charset="utf-8">
<title>SAS xpt SampleTable_1</title>
<script id="sap-ui-bootstrap"
src="https://openui5.hana.ondemand.com/resources/sap-ui-core.js"
data-sap-ui-libs="sap.m"
data-sap-ui-theme="sap_bluecrystal"
data-sap-ui-xx-bindingSyntax="complex"
data-sap-ui-preload="async"
data-sap-ui-compatVersion="edge"
data-sap-ui-resourceroots='{"sap.ui.table.sample.OData2": "./", "sap.ui.demo.mock": "mockdata"}'>
</script>
<!-- application launch configuration -->
<script>
sap.ui.getCore().attachInit(function() {
new sap.m.App ({
pages: [
new sap.m.Page({
title: "SAS xpt SampleTable_1",
enableScrolling : false,
content: [ new sap.ui.core.ComponentContainer({
height :"100%", name : "sap.ui.table.sample.OData2"
})]
})
]
}).placeAt("content");
});
</script>
</head>
<!-- UI Content -->
<body class="sapUiBody" id="content" role="application">
</body>
</html>
結果のSAPUI5 テーブルコントロールは、リモートSAS xpt 内のテーブルへの変更を反映します。これで、現在のSAS xpt を参照および検索できます。