Domo Workbench のSAP SuccessFactors からデータセットを作成し、Domo からSAP SuccessFactors データに連携するビジュアライゼーションを作成
Domo は、組織全体でデータを管理、分析、また共有し、組織が戦略的な機会を逃さず判断し対応することを実現するデータ活用プラットフォームです。Domo Workbench は、社内データをDomo にアップロードするための安全なクライアントサイドソリューションを提供します。CData ODBC Driver for SAPSuccessFactors は、Domo Workbench をSAP SuccessFactors のデータ に連携します。Workbench で標準のSQL クエリを使用してSAP SuccessFactors のデータ からデータセットを構築し、Domo サービスでSAP SuccessFactors のデータ のリアルタイムビジュアライゼーションを作成できます。
CData ODBC ドライバーは、最適化されたデータ処理がドライバーに組み込まれているため、Domo のライブSAP SuccessFactors のデータとの連携に高いパフォーマンスを提供します。Domo からSAP SuccessFactorsに複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接SAP SuccessFactorsにプッシュし、埋め込みSQL エンジンを利用してサポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作)を処理します。 組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブのDomo データ型を使用してSAP SuccessFactors のデータを視覚化および分析できます。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- SAP SuccessFactors をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにSAP SuccessFactors のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSAP SuccessFactors の接続を設定、2.Domo 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとSAP SuccessFactors への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからSAPSuccessFactors ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
ODBC DSN (data source name) にて接続プロパティをまだ指定していない場合、指定します。ODBC DSN を作成し構成するために、Microsoft ODBC Data Source Administrator を利用できます。
SAP SuccessFactorsへの接続
それでは、SAP SuccessFactors に接続していきましょう。CData 製品は、デフォルトで有効になっているOData API を介してSAP SuccessFactors と通信します。追加の権限が必要な場合は、SAP サポートサイトをご確認ください。
認証方法として、Azure AD 認証、SAP IAS 認証、OAuth 認証(推奨)、Basic 認証(非推奨)のいずれかを使用してSAP SuccessFactors に認証できます。
必要な接続プロパティ
選択したAuthScheme に関わらず、SAP SuccessFactors 環境を識別するために以下の接続プロパティを設定しましょう。
- URL:SuccessFactors をホストするサーバーのURL
- CompanyId:SAP SuccessFactors テナントに割り当てられた一意の識別子。この値はAPI 認証に必要で、組織固有のものです
OAuth 認証
SAP SuccessFactors では、OAuth 認証を2種類のグラント種別でサポートしています。
- SAP SuccessFactors LMS インスタンスのクライアントグラント種別
- SAML-2 Bearer グラント種別
OAuth 認証を有効にするには、すべてのOAuth フローでカスタムOAuth アプリケーションを作成し、適切なプロパティを設定する必要があります。
デスクトップアプリケーションでカスタムOAuth アプリケーションの資格情報を使用して認証するには、OAuth アクセストークンを取得し、更新する必要があります。これらを設定すると、接続の準備が整います。
OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ
以下のプロパティを設定してください。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH。OAuthAccessToken を自動的に取得およびリフレッシュするために使用します
- OAuthClientId:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId
- CallbackURL:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に定義されたリダイレクトURI
- OAuthClientSecret (クライアントグラント種別のみ):アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット
- PrivateKey (SAML-2 Bearer グラント種別のみ):カスタムOAuth アプリケーションの作成時にダウンロードした秘密鍵証明書のパス、またはその証明書のbase64 でエンコードされた内容
接続すると、CData 製品がデフォルトブラウザでSAP SuccessFactors のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えてください。
アプリケーションにアクセス許可を与えると、CData 製品がOAuth プロセスを完了します。
- CData 製品がSAP SuccessFactors からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします
- OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定されたパスに保存されます。これらの値は接続間で永続化されます
アクセストークンの期限が切れた際は、CData 製品が自動でアクセストークンをリフレッシュします。
カスタムOAuth アプリケーションの作成やその他の認証方法については、 href="/kb/help/" target="_blank">ヘルプドキュメントの「はじめに」をご確認ください。
DSN を構成する際、Max Rows の接続プロパティ設定が必要かもしれません。これにより返される行数を制限します。レポートやビジュアライゼーション(可視化)を設計する際のパフォーマンス向上に、とくに役立ちます。
DSN を作成したあと、SAP SuccessFactors DSN を用いDomo Workbench でSAP SuccessFactors のデータセットを作成し、そのデータセットに基づきDomo サービスでビジュアライゼーションを構築する必要があります。
SAP SuccessFactors データのデータセットを作成
下記の手順に沿って、CData ODBC Driver for SAPSuccessFactors を用いて Domo Workbench のSAP SuccessFactors のテーブルに基づいたデータセットを構築できます。
- Domo Workbenchを開きます。まだDomo サービスサーバーをWorkbench に追加していない場合、追加します。Accounts のサブメニューより、Add New をクリック。サーバーアドレス(domain.domo.com など)を入力し、認証ウィザードからクリックします。
- DataSet Jobs サブメニューから、Add New をクリックします。
- データセットジョブに名前をつけ(ODBC SAP SuccessFactors ExtAddressInfoなど)、変換方法としてODBC Connection Provider を選択、ウィザードからクリックします。
- 新規に作成されたDataSet Job で、Source へ移動、設定を構成するためクリックします。
- Connection Type にSystem DSN を選択します。
- System DSN に以前構成したDSN (CData SAPSuccessFactors Sys)を選択します。
- 構成を確定するためクリックします。
- 設定にて、Query をSQL クエリに設定します。
SELECT * FROM ExtAddressInfo
備考: ODBC ドライバーを利用しSAP SuccessFactors のデータ データへ接続することで、データを取得するためにシンプルなSQL の知識だけで、SAP SuccessFactors 特有のAPI またはプロトコルを知る必要性がなくなります。 - Preview をクリックします。
- 生成されたスキーマからデータを確認し、変更を加えます。それから、保存しデータセットのジョブを実行します。
データセットのジョブを実行すると、データセットはDomo サービスからアクセス可能になります。これにより、SAP SuccessFactors のデータ を基にした可視化、レポート作成、そしてさらにさまざまなことができるようになります。
データビジュアライゼーションを作成
DataSet Job を保存しDomo Workbench 上で実行すると、Domo サービス上で SAP SuccessFactors のデータ の可視化準備が完了です。
- Data Center へ移動します。
- データウェアハウスにて、ODBC データソースを選択し、新しいデータセットへドリルダウンします。
- データセットを選択し、Create a visualization を選びます。
- 新しいカードで、下記を実行します。
- Dimension をX Value へドラッグ。
- Measure をY Value へドラッグ。
- Visualization を選択。
おわりに
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。