SAS Viya で SAP SuccessFactors のリアルタイムデータを分析
SAS Viya は、データ管理、機械学習、分析を強化し、効率的な意思決定とインサイトの創出を促進する分析プラットフォームです。CData Connect AI と組み合わせることで、クラウド間でリアルタイムにSAP SuccessFactors のデータにアクセスし、予測モデルの構築やデータドリブンな意思決定のためのインサイト作成など、さまざまな用途に活用できます。この記事では、SAS Viya クラウドプラットフォームから Connect AI に接続し、セルフサービス AI と分析のデプロイメントにSAP SuccessFactors のデータを統合する方法をご紹介します。
CData Connect AI は、SAP SuccessFactors 向けに純粋な SQL インターフェースをクラウド間で提供します。これにより、データをレプリケーションすることなく、SAS Viya でSAP SuccessFactors のデータに簡単に接続できます。Connect AI は SAS Viya からは SQL Server データベースとまったく同じように見え、フィルタや JOIN などの SQL 操作をSAP SuccessFactorsに直接プッシュする最適化されたデータ処理により、サーバーサイド処理を活用してSAP SuccessFactors のデータをすばやく取得します。
SAP SuccessFactors への接続を設定(SAS Viya 向け)
SAS Viya から SAP SuccessFactors への接続は、CData Connect AI を介して行います。それでは、SAP SuccessFactors のデータを SAS Viya から利用できるようにするため、SAP SuccessFactors への接続を作成していきましょう。
- Connect AI にログインして「Sources」をクリック、次に「 Add Connection」をクリック
- 接続を追加パネルから「SAP SuccessFactors」を選択
-
SAP SuccessFactors に接続するために必要な認証プロパティを入力します。
SAP SuccessFactorsへの接続
それでは、SAP SuccessFactors に接続していきましょう。CData 製品は、デフォルトで有効になっているOData API を介してSAP SuccessFactors と通信します。追加の権限が必要な場合は、SAP サポートサイトをご確認ください。
認証方法として、Azure AD 認証、SAP IAS 認証、OAuth 認証(推奨)、Basic 認証(非推奨)のいずれかを使用してSAP SuccessFactors に認証できます。
必要な接続プロパティ
選択したAuthScheme に関わらず、SAP SuccessFactors 環境を識別するために以下の接続プロパティを設定しましょう。
- URL:SuccessFactors をホストするサーバーのURL
- CompanyId:SAP SuccessFactors テナントに割り当てられた一意の識別子。この値はAPI 認証に必要で、組織固有のものです
OAuth 認証
SAP SuccessFactors では、OAuth 認証を2種類のグラント種別でサポートしています。
- SAP SuccessFactors LMS インスタンスのクライアントグラント種別
- SAML-2 Bearer グラント種別
OAuth 認証を有効にするには、すべてのOAuth フローでカスタムOAuth アプリケーションを作成し、適切なプロパティを設定する必要があります。
デスクトップアプリケーションでカスタムOAuth アプリケーションの資格情報を使用して認証するには、OAuth アクセストークンを取得し、更新する必要があります。これらを設定すると、接続の準備が整います。
OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ
以下のプロパティを設定してください。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH。OAuthAccessToken を自動的に取得およびリフレッシュするために使用します
- OAuthClientId:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId
- CallbackURL:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に定義されたリダイレクトURI
- OAuthClientSecret (クライアントグラント種別のみ):アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット
- PrivateKey (SAML-2 Bearer グラント種別のみ):カスタムOAuth アプリケーションの作成時にダウンロードした秘密鍵証明書のパス、またはその証明書のbase64 でエンコードされた内容
接続すると、CData 製品がデフォルトブラウザでSAP SuccessFactors のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えてください。
アプリケーションにアクセス許可を与えると、CData 製品がOAuth プロセスを完了します。
- CData 製品がSAP SuccessFactors からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします
- OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定されたパスに保存されます。これらの値は接続間で永続化されます
アクセストークンの期限が切れた際は、CData 製品が自動でアクセストークンをリフレッシュします。
カスタムOAuth アプリケーションの作成やその他の認証方法については、 href="/kb/help/" target="_blank">ヘルプドキュメントの「はじめに」をご確認ください。
- 「Save & Test」をクリック
-
SAP SuccessFactors 接続の追加ページで「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新します。
パーソナルアクセストークンを追加
REST API、OData API、または仮想 SQL Server を通じて Connect AI に接続する場合は、パーソナルアクセストークン(PAT)を使用して認証を行います。アクセス管理を細かく制御するため、サービスごとに個別の PAT を作成することをお勧めします。
- Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして設定ページを開きます。
- 設定ページで「Access Tokens」セクションに移動し、「 Create PAT」をクリックします。
-
PAT に名前を付けて「Create」をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にのみ表示されます。必ずコピーして、今後の利用のために安全に保管してください。
接続の設定と PAT の生成が完了したら、SAS Viya からSAP SuccessFactors のデータに接続する準備は完了です。
SAS Viya から CData Connect AI に接続
以下の手順で、CData Connect AI で確立した接続を使用して SAP SuccessFactors から SAS Viya にデータを読み込む方法を説明します。
-
CData Connect AI JDBC ドライバーをダウンロードしてインストールします。
- CData Connect AI の Integrations ページを開きます。
- JDBC を検索して選択します。
- セットアップファイルをダウンロードして実行します。
- インストールが完了すると、JAR ファイルはインストールディレクトリ(lib フォルダ内)に配置されます。
- SAS Viya にログインし、左上の Applications Menu に移動します。
- Analytics Life Cycle トピックから Develop Code and Flows を選択します。
- Explorer タブに移動し、左パネルの SAS Server をクリックします。
- 以下の手順で CData Connect JDBC ドライバーの JAR ファイルをアップロードします。
- 「Home」ディレクトリを右クリックします。
- Upload files をクリックします。
- 指定された場所に JAR ファイルを配置し、ファイルパスをメモします。
- 完了したら、Libraries タブに移動し、CData Connect JDBC 用の Create a new library connection(以下に示すように左上隅)をクリックします。
- ライブラリ接続設定を入力します。
- Connection name: 接続の名前を入力
- Library name (libref): ライブラリの参照名を入力
- Library type: 「SAS/ACCESS to JDBC」を選択
- Properties タブをクリックし、Library attributes を READONLY に設定します。
- 「Connection Options」タブをクリックし、以下の詳細を入力します。
- Hive JDBC driver's class name: cdata.jdbc.connect.ConnectDriver
- Java CLASSPATH: JAR ドライバーファイルへのファイルパスを入力(手順 5 を参照)
- Test connection をクリックします。成功したら、Save and connect をクリックします。
- をクリックして新しいタブを追加し、SAS program を選択します。
- 以下のコードブロックに設定パラメータを入力します。
- Libref: 手順 9 で定義したライブラリ参照名を入力
- ClassPath: JAR ドライバーファイルへのファイルパスを入力
- Username: CData Connect のユーザー名を入力。CData Connect インターフェースの右上に表示されています(例: test@cdata.com)
- DefaultCatalog: クエリを実行したい CData Connect AI で設定した接続を入力
- Password: 「パーソナルアクセストークンを追加」セクションで生成した PAT を入力
libname [Libref] JDBC classpath=[ClassPath] class="cdata.jdbc.connect.ConnectDriver" URL="jdbc:Connect:AuthScheme=Basic;User=[Username];DefaultCatalog=[DefaultCatalog];DefaultSchema=dbo;Password=[PAT]"; proc sql; SELECT * FROM [Libref].MyTable; quit;
- Run をクリックします。CData Connect AI から SAS Viya にデータが読み込まれるのを確認できます。
クラウドアプリケーションから SAP SuccessFactors へのリアルタイムアクセス
これで、SAS Viya からSAP SuccessFactors のデータへのダイレクトなクラウド間接続が完成しました。データをレプリケーションすることなく、予測モデルの構築、データドリブンな意思決定のためのインサイト作成など、さまざまな用途に活用できます。
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