Oracle Data Integrator で SAP HANA XS Advanced データをETL
JDBC 標準を使用して、既存のスキルを活かしながらSAP HANA XS Advanced に接続できます。 Oracle Data Integrator(ODI)などの ETL ツールにドロップインで統合できる CData JDBC Driver for SAP HANA XS Advanced を使えば、リアルタイムのSAP HANA XS Advanced のデータをデータウェアハウス、ビジネスインテリジェンス、ビッグデータテクノロジーに接続できます。
JDBC 接続により、ODI でSAP HANA XS Advanced を他のデータベースと同様に扱うことができます。RDBMS と同じように、フラットファイルではなくリアルタイムでSAP HANA XS Advanced API に直接接続できます。
この記事では、JDBC ベースの ETL(SAP HANA XS Advanced から Oracle へ)の手順を説明します。SAP HANA XS Advanced エンティティのデータモデルをリバースエンジニアリングした後、マッピングを作成し、データロード戦略を選択します。ドライバーが SQL-92 をサポートしているため、組み込みの SQL to SQL Loading Knowledge Module を選択するだけで簡単に実現できます。
ドライバーのインストール
ドライバーをインストールするには、インストールフォルダにあるドライバー JAR(cdata.jdbc.saphanaxsa.jar)と .lic ファイル(cdata.jdbc.saphanaxsa.lic)を、ODI の適切なディレクトリにコピーします。
- UNIX/Linux(エージェントなし): ~/.odi/oracledi/userlib
- UNIX/Linux(エージェントあり): ~/.odi/oracledi/userlib および $ODI_HOME/odi/agent/lib
- Windows(エージェントなし): %APPDATA%\Roaming\odi\oracledi\userlib
- Windows(エージェントあり): %APPDATA%\odi\oracledi\userlib および %APPDATA%\odi\agent\lib
ODI を再起動してインストールを完了します。
モデルのリバースエンジニアリング
モデルをリバースエンジニアリングすると、ドライバーのSAP HANA XS Advanced のデータに対するリレーショナルビューのメタデータが取得されます。リバースエンジニアリング後は、リアルタイムのSAP HANA XS Advanced のデータをクエリし、SAP HANA XS Advanced テーブルに基づいてマッピングを作成できます。
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ODI でリポジトリに接続し、New -> Model and Topology Objects をクリックします。
- 表示されるダイアログの Model 画面で、以下の情報を入力します。
- Name: SAPHanaXSA と入力します。
- Technology: Generic SQL を選択します(ODI バージョン 12.2 以降の場合は Microsoft SQL Server を選択)。
- Logical Schema: SAPHanaXSA と入力します。
- Context: Global を選択します。
- 表示されるダイアログの Data Server 画面で、以下の情報を入力します。
- Name: SAPHanaXSA と入力します。
- Driver List: Oracle JDBC Driver を選択します。
- Driver: cdata.jdbc.saphanaxsa.SAPHanaXSADriver と入力します。
- URL: 接続文字列を含む JDBC URL を入力します。
SAP HANA XSA 接続プロパティの取得・設定方法
SAP HANA XSA はOAuth 認証標準を利用しています。接続する前に、SAP HANA XSA OData サービスを確立する必要があります。ヘルプドキュメントの「カスタムOAuth アプリの作成」セクションを参照してください。
OAuthPassword グラント種別を使用してSAP HANA XSA に接続するには、以下を設定します。
- OAuthClientId:UAA サービスJSON ファイルで指定されたClient Id に設定。
- OAuthClientSecret:UAA サービスJSON ファイルで指定されたClient Secret に設定。
- Url:OData サービスエンドポイントに設定。
- XSUAAURL:UAA サービスURL に設定。
- User:アカウントのユーザー名に設定。
- Password:アカウントのパスワードに設定。
OData サービスを設定したら、カスタムクレデンシャルを使用して接続を確立できます。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成には、SAP HANA XS Advanced JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーをご利用ください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.saphanaxsa.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
一般的な接続文字列は以下のとおりです。
jdbc:saphanaxsa:OAuthClientID=my-ouath-client-id;OAuthClientSecret=my-oauth-client-secret;URL=https://hxehost:51027/euro.xsodata;CallbackURL=http://localhost:33333;
- Physical Schema 画面で、以下の情報を入力します。
- Name: ドロップダウンメニューから選択します。
- Database (Catalog): CData と入力します。
- Owner (Schema): SAP HANA XS Advanced でスキーマを選択した場合は選択したスキーマを入力し、それ以外の場合は SAPHanaXSA と入力します。
- Database (Work Catalog): CData と入力します。
- Owner (Work Schema): SAP HANA XS Advanced でスキーマを選択した場合は選択したスキーマを入力し、それ以外の場合は SAPHanaXSA と入力します。
- 開いたモデルで Reverse Engineer をクリックして、SAP HANA XS Advanced テーブルのメタデータを取得します。
SAP HANA XS Advanced のデータの編集と保存
リバースエンジニアリングが完了すると、ODI でSAP HANA XS Advanced のデータを操作できるようになります。
SAP HANA XS Advanced のデータを表示するには、Designer ナビゲーターで Models アコーディオンを展開し、テーブルを右クリックして View data をクリックします。
ETL プロジェクトの作成
以下の手順に従って、SAP HANA XS Advanced からの ETL を作成します。ODI Getting Started VM に含まれるサンプルデータウェアハウスに エンティティをロードします。
SQL Developer を開き、Oracle データベースに接続します。Connections ペインでデータベースのノードを右クリックし、new SQL Worksheet をクリックします。
または、SQLPlus を使用することもできます。コマンドプロンプトから以下を入力します。
sqlplus / as sysdba
- 以下のクエリを入力して、ODI_DEMO スキーマにあるサンプルデータウェアハウスに新しいターゲットテーブルを作成します。以下のクエリでは、SAP HANA XS Advanced の テーブルに対応するいくつかのカラムを定義しています。
CREATE TABLE ODI_DEMO.TRG_ ( NUMBER(20,0), VARCHAR2(255));
- ODI で Designer ナビゲーターの Models アコーディオンを展開し、ODI_DEMO フォルダ内の Sales Administration ノードをダブルクリックします。モデルエディターでモデルが開きます。
- Reverse Engineer をクリックします。TRG_ テーブルがモデルに追加されます。
- プロジェクト内の Mappings ノードを右クリックし、New Mapping をクリックします。マッピングの名前を入力し、Create Empty Dataset オプションのチェックを外します。Mapping Editor が表示されます。
- Sales Administration モデルから TRG_ テーブルをマッピングにドラッグします。
- SAP HANA XS Advanced モデルから テーブルをマッピングにドラッグします。
- ソースのコネクタポイントをクリックし、ターゲットのコネクタポイントにドラッグします。Attribute Matching ダイアログが表示されます。この例では、デフォルトのオプションを使用します。ターゲットカラムのプロパティにターゲット式が表示されます。
- Mapping Editor の Physical タブを開き、TARGET_GROUP 内の _AP をクリックします。
- _AP のプロパティで、Loading Knowledge Module タブの LKM SQL to SQL (Built-In) を選択します。
マッピングを実行して、SAP HANA XS Advanced のデータを Oracle にロードできます。