【ノーコード】複数のSAP Ariba Source アカウントのデータを簡単レプリケーション

宮本航太
宮本航太
プロダクトスペシャリスト
複数SAP Ariba Source アカウント(sandbox/本番など)連携の複雑さをCData Sync でノーコード解決。テーブルprefix・スキーマ分離で環境別の管理も簡単、自動同期を実現する手順を詳解。



CData Sync は、いろいろなシナリオのデータレプリケーション(同期)を行うことができるスタンドアロンのアプリケーションです。例えば、sandbox および本番インスタンスのデータをデータベースに同期することができます。CData Sync のウェブインターフェースは複数のSAP Ariba Source コネクションを簡単に管理できます。本記事では、複数のSAP Ariba Source アカウントを一つのデータベースに同期する方法を説明します。

レプリケーションの同期先を設定

CData Sync では、SAP Ariba Source のデータ を何台のデータベースにでも複製できます。データベースはクラウドおよびオンプレミスの双方に対応しています。レプリケーションの同期先の設定には、[接続]タブから行います。

  1. [同期先]タブを選択します。
  2. 同期先のアイコンをクリックします。本記事では、SQLite を使います。
  3. 必要な接続プロパティを入力します。SAP Ariba Source をSQLite に複製するには、データソースボックスにファイルパスを指定します。
  4. [接続のテスト]をクリックして、正しく接続できているかをテストします。 同期先接続の設定(SQLite の例)
  5. [変更を保存]をクリックします。

SAP Ariba Source 接続の設定

データソース側にSAP Ariba Source を設定します。[接続]タブをクリックします。

  1. [接続の追加]セクションで[データソース]タブを選択します。
  2. SAP Ariba Source アイコンをデータソースとして選択します。プリインストールされたソースにSAP Ariba Source がない場合には、追加データソースとしてダウンロードします。
  3. 接続プロパティに入力をします。

    それでは、SAP Ariba Source に接続していきましょう。接続するには、以下のプロパティを設定します。

    • API:CData 製品にSAP Ariba データを取得させたいAPI を指定してください。ビジネスロールに基づき、Supplier、Sourcing Project Management、またはContract API を選択します(可能な値は、SupplierDataAPIWithPaginationV4、SourcingProjectManagementAPIV2、または ContractAPIV1 です)
    • DataCenter:アカウントのデータがホストされているデータセンター
    • Realm:アクセスしたいサイト名
    • Environment:テスト環境、または本番環境のいずれかを指定してください。(可能な値は、TEST またはPRODUCTION)

    Supplier Data API またはContract API に接続する場合は、さらに以下のプロパティも設定してください。

    • User:API 呼び出しを行うユーザーのId
    • PasswordAdapter:認証するUser に関連付けられたパスワード

    Supplier API に接続している場合は、ProjectId をデータを取得したいソーシングプロジェクトのId に設定してください。

    OAuth 認証

    続いて、接続プロパティを設定した後、認証のためにOAuth 接続を設定する必要があります。

    • AuthScheme をOAuthClient に設定します
    • サービスにアプリケーションを登録し、APIKeyOAuthClientId、およびOAuthClientSecret を取得する必要があります

    OAuth アプリケーションの作成について、詳しくはヘルプドキュメントをご確認ください。

    OAuth の自動リフレッシュ

    以下のプロパティを設定して、接続してみましょう。

    • APIKey:アプリケーション設定のApplication key
    • OAuthClientId:アプリケーション設定のOAuth Client Id
    • OAuthClientSecret:アプリケーション設定のOAuth Secret

    接続すると、CData 製品が自動でOAuth プロセスを完了します。

    1. CData 製品がSAP Ariba からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします
    2. CData 製品がアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします
    3. OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に基づいてメモリに保存されます
    データソースセクションの設定(Salesforce 画面を例示)。
  4. [接続のテスト]をクリックして、正しく接続できているかをテストします。
  5. [変更を保存]をクリックします。

それぞれのSAP Ariba Source インスタンスのレプリケーションクエリの設定

Data Sync はレプリケーションをコントロールするSQL クエリを簡単なGUI 操作で設定できます。 レプリケーションジョブ設定には、[ジョブ]タブに進み、[ジョブを追加]ボタンをクリックします。 次にデータソースおよび同期先をそれぞれドロップダウンから選択します。 レプリケーションジョブのソースおよび同期先を選択。

テーブル全体をレプリケーションする

テーブル全体をレプリケーションするには、[テーブル]セクションで[テーブルを追加]をクリックします。表示されたテーブルリストからレプリケーションするテーブルをチェックします。.

レプリケーションするテーブルの選択(画像はSalesforce の例)。

テーブルをカスタマイズしてレプリケーションする

SQL クエリを使って、レプリケーションをカスタマイズできます。REPLICATE 構文はデータベースのテーブルにデータをキャッシュし、保存するハイレベルコマンドです。SAP Ariba Source API がサポートするSELECT クエリを定義することができます。レプリケーションのカスタマイズにはテーブルセクションで[カスタムクエリの追加]をクリックして、クエリステートメントを記述します。

レプリケーションのカスタマイズ設定。

SAP Ariba Source のデータ のテーブルを差分更新でキャッシュするステートメントは次のとおり:

REPLICATE Vendors;

使用するレプリケーションクエリを含むファイルを指定することで特定のデータベースを更新することが可能です。レプリケーションステートメントをセミコロンで区切ります。次のオプションは一つのデータベースに複数のSAP Ariba Source アカウントのデータを同期する例です:

  • REPLICATE SELECT ステートメントで異なるtable prefix を使用する:

    REPLICATE PROD_Vendors SELECT * FROM Vendors;
    
  • 別の方法として、異なるスキーマを使うことも可能です:

    REPLICATE PROD.Vendors SELECT * FROM Vendors;
    

レプリケーションのスケジュール起動

[スケジュール]セクションでは、レプリケーションジョブの自動起動スケジュール設定が可能です。反復同期間隔は、15分おきから毎月1回までの間で設定が可能です。

レプリケーションの自動起動スケジューリング。

レプリケーションジョブを設定したら、[変更を保存]します。このように複数のSAP Ariba Source アカウントのデータを複製するジョブを作成することができました。

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