SAP Ariba Source ODBC データソースとの間にInformatica マッピングを作成
Informatica はデータを転送、変換するための強力で洗練された手段です。CData ODBC Driver for SAPAribaSource は、Informatica の強力なデータ転送・変換機能とシームレスに連携可能な、業界で実証済みの標準ドライバです。このチュートリアルでは、Informatica PowerCenter でSAP Ariba Source のデータを転送および参照する方法を説明します。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- SAP Ariba Source をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにSAP Ariba Source のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSAP Ariba Source の接続を設定、2.Informatica 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとSAP Ariba Source への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからSAPAribaSource ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
SAP Ariba Source への接続に関する情報と、Windows およびLinux 環境でのDSN の設定手順を以下で説明します。
それでは、SAP Ariba Source に接続していきましょう。接続するには、以下のプロパティを設定します。
- API:CData 製品にSAP Ariba データを取得させたいAPI を指定してください。ビジネスロールに基づき、Supplier、Sourcing Project Management、またはContract API を選択します(可能な値は、SupplierDataAPIWithPaginationV4、SourcingProjectManagementAPIV2、または ContractAPIV1 です)
- DataCenter:アカウントのデータがホストされているデータセンター
- Realm:アクセスしたいサイト名
- Environment:テスト環境、または本番環境のいずれかを指定してください。(可能な値は、TEST またはPRODUCTION)
Supplier Data API またはContract API に接続する場合は、さらに以下のプロパティも設定してください。
- User:API 呼び出しを行うユーザーのId
- PasswordAdapter:認証するUser に関連付けられたパスワード
Supplier API に接続している場合は、ProjectId をデータを取得したいソーシングプロジェクトのId に設定してください。
OAuth 認証
続いて、接続プロパティを設定した後、認証のためにOAuth 接続を設定する必要があります。
- AuthScheme をOAuthClient に設定します
- サービスにアプリケーションを登録し、APIKey、OAuthClientId、およびOAuthClientSecret を取得する必要があります
OAuth アプリケーションの作成について、詳しくはヘルプドキュメントをご確認ください。
OAuth の自動リフレッシュ
以下のプロパティを設定して、接続してみましょう。
- APIKey:アプリケーション設定のApplication key
- OAuthClientId:アプリケーション設定のOAuth Client Id
- OAuthClientSecret:アプリケーション設定のOAuth Secret
接続すると、CData 製品が自動でOAuth プロセスを完了します。
- CData 製品がSAP Ariba からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします
- CData 製品がアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします
- OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に基づいてメモリに保存されます
Windows
接続プロパティが未設定の場合は、まずODBC DSN(データソース名)で設定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。
Linux
CData ODBC Driver for SAPAribaSource をLinux 環境にインストールする場合、ドライバーのインストールによってDSN が事前に定義されます。DSN を変更するには、システムデータソースファイル(/etc/odbc.ini)を編集し、必要な接続プロパティを定義します。
/etc/odbc.ini
[CData SAPAribaSource Source] Driver = CData ODBC Driver for SAPAribaSource Description = My Description API = SupplierDataAPIWithPagination-V4 APIKey = wWVLn7WTAXrIRMAzZ6VnuEj7Ekot5jnU Environment = SANDBOX Realm = testRealm AuthScheme = OAuthClient
これらの構成ファイルの使用方法については、オンラインのヘルプドキュメントを参照してください。
Vendors データへのリンクテーブルを作成する
「オブジェクトエクスプローラー」からリンクテーブルを作成してライブVendors データにアクセスする方法は、次のとおりです。
ODBC 接続を作成する
下記の手順に従って、Informatica PowerCenter のSAP Ariba Source に接続します。
- Informatica Developer ツールで、リポジトリに接続してプロジェクトを作成しておきます。
- 「Connection Explorer」ペインで右クリックし、「Create a Connection」をクリックします。
- 「New Database Connection」ウィザードが表示されたら、接続に名前とID を入力し、「Type」メニューで「ODBC」を選択します。
- 「Connection String」プロパティに
jdbc:saparibasource:API=SupplierDataAPIWithPagination-V4;APIKey=wWVLn7WTAXrIRMAzZ6VnuEj7Ekot5jnU;Environment=SANDBOX;Realm=testRealm;AuthScheme=OAuthClient;
を入力します。
注意:Linux オペレーティングシステムで作業している場合は、「Driver Manager for Linux」プロパティをunixODBC 2.3.x に設定します。
SAP Ariba Source のデータオブジェクトを作成する
SAP Ariba Source へのODBC 接続を作成したら、Informatica でSAP Ariba Source エンティティにアクセスできるようになります。下記の手順に従って、Vendors エンティティをプロジェクトに追加します。
- 「Object Explorer」でプロジェクトを右クリックし、「New」->「Data Object」をクリックします。
- ウィザードが表示されたら「Relational Data Object」オプションを選択します。
- 「Connection」ボックス横にある「Browse」ボタンをクリックし、先に作成したODBC 接続を選択します。
- 既存のリソースからデータオブジェクトを作成するオプションを選択し、「Resource」ボックス横にある「Browse」ボタンをクリックします。
- ダイアログが表示されたら、「Show Default Schema Only」オプションの選択を解除してODBC 接続のノードを展開します。必要なエンティティを選択します。
これで、Data Viewer でテーブルをブラウズできます。テーブル用ノードを右クリックし「Open」をクリックします。「Data Viewer」ビューで「Run」をクリックします。
マッピングを作成する
下記の手順に従って、SAP Ariba Source ソースをマッピングに追加します。
- 「Object Explorer」でプロジェクトを右クリックし、「New」->「Mapping」をクリックします。
- SAP Ariba Source 接続のノードを展開してから、テーブル用のデータオブジェクトをエディタ上にドラッグします。
- ダイアログが表示されたら「Read」オプションを選択します。
以下のステップに従って、SAP Ariba Source カラムをフラットファイルにマッピングします。
- 「Object Explorer」でプロジェクトを右クリックし、「New」->「Data Object」をクリックします。
- 「Flat File Data Object」->「Create as Empty」->「Fixed Width」と選択します。
- SAP Ariba Source オブジェクトのプロパティで目的の行を選択して右クリックし、コピーします。コピーした行をフラットファイルプロパティにペーストします。
- フラットファイルのデータオブジェクトをマッピングにドラッグします。ダイアログが表示されたら「Write」オプションを選択します。
- クリックおよびドラッグしてカラムを接続します。
SAP Ariba Source のデータを転送するには、ワークスペース内で右クリックして「Run Mapping」をクリックします。
おわりに
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。