SAP Ariba Source のデータ のPostgreSQL インターフェースを作成

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
SAP Ariba Source JDBC Driver のリモート機能を使用し、データアクセス用のPostgreSQL エントリポイントを作成します。

PostgreSQL には多くの対応クライアントがあります。標準のドライバーからBI、アナリティクスツールまで、PostgreSQL はデータ接続の人気のインターフェースです。JDBC ドライバーを使用することで、簡単に任意の標準クライアントから接続できるPostgreSQL エントリポイントを作成できます。

SAP Ariba Source にPostgreSQL データベースとしてアクセスするには、CData JDBC Driver for SAPAribaSource とJDBC foreign data wrapper (FDW) を使用します。この記事ではFDW をコンパイルしてインストールし、PostgreSQL サーバーからSAP Ariba Source にクエリを実行します。

JDBC データソースとしてSAP Ariba Source のデータに接続する

JDBC データソースとしてSAP Ariba Source に接続するには、以下が必要です。

  • Driver のJAR パス:JAR ファイルは、インストールディレクトリのlib サブフォルダにあります。
  • Driver クラス

    cdata.jdbc.saparibasource.SAPAribaSourceDriver
    
  • JDBC URL: URL は、"jdbc:saparibasource:" で始まり、セミコロンで区切られた名前と値の組み合わせで任意の接続プロパティを含めることができます。

    それでは、SAP Ariba Source に接続していきましょう。接続するには、以下のプロパティを設定します。

    • API:CData 製品にSAP Ariba データを取得させたいAPI を指定してください。ビジネスロールに基づき、Supplier、Sourcing Project Management、またはContract API を選択します(可能な値は、SupplierDataAPIWithPaginationV4、SourcingProjectManagementAPIV2、または ContractAPIV1 です)
    • DataCenter:アカウントのデータがホストされているデータセンター
    • Realm:アクセスしたいサイト名
    • Environment:テスト環境、または本番環境のいずれかを指定してください。(可能な値は、TEST またはPRODUCTION)

    Supplier Data API またはContract API に接続する場合は、さらに以下のプロパティも設定してください。

    • User:API 呼び出しを行うユーザーのId
    • PasswordAdapter:認証するUser に関連付けられたパスワード

    Supplier API に接続している場合は、ProjectId をデータを取得したいソーシングプロジェクトのId に設定してください。

    OAuth 認証

    続いて、接続プロパティを設定した後、認証のためにOAuth 接続を設定する必要があります。

    • AuthScheme をOAuthClient に設定します
    • サービスにアプリケーションを登録し、APIKeyOAuthClientId、およびOAuthClientSecret を取得する必要があります

    OAuth アプリケーションの作成について、詳しくはヘルプドキュメントをご確認ください。

    OAuth の自動リフレッシュ

    以下のプロパティを設定して、接続してみましょう。

    • APIKey:アプリケーション設定のApplication key
    • OAuthClientId:アプリケーション設定のOAuth Client Id
    • OAuthClientSecret:アプリケーション設定のOAuth Secret

    接続すると、CData 製品が自動でOAuth プロセスを完了します。

    1. CData 製品がSAP Ariba からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします
    2. CData 製品がアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします
    3. OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に基づいてメモリに保存されます

    ビルトイン接続文字列デザイナ

    JDBC URL の構成については、SAP Ariba Source JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用できます。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。

    java -jar cdata.jdbc.saparibasource.jar
    

    接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

    Using the built-in connection string designer to generate a JDBC URL (Salesforce is shown.)

    以下は一般的なJDBC URL です。

    jdbc:saparibasource:API=SupplierDataAPIWithPagination-V4;APIKey=wWVLn7WTAXrIRMAzZ6VnuEj7Ekot5jnU;Environment=SANDBOX;Realm=testRealm;AuthScheme=OAuthClient;
    

JDBC FDW を構築する

FDW は、PostgreSQL を再コンパイルせずに、PostgreSQL の拡張機能としてインストールできます。例としてjdbc2_fdw 拡張子を使用します。

  1. ご使用のバージョンのJRE 共有オブジェクトから、/usr/lib/libjvm.so にシンボリックリンクを追加します。コマンド例:
    ln -s /usr/lib/jvm/java-6-openjdk/jre/lib/amd64/server/libjvm.so /usr/lib/libjvm.so
    
  2. ビルドするには、以下のコマンドを実行してください。
    make install USE_PGXS=1
    

SAP Ariba Source のデータをPostgreSQL データベースとしてクエリする

拡張機能をインストールした後、以下のステップに従ってSAP Ariba Source へのクエリの実行を開始します。

  1. データベースにログイン
  2. データベースの拡張機能をロード
    CREATE EXTENSION jdbc2_fdw;
    
  3. SAP Ariba Source のオブジェクトを作成
    CREATE SERVER SAPAribaSource
    FOREIGN DATA WRAPPER jdbc2_fdw OPTIONS (
    drivername 'cdata.jdbc.saparibasource.SAPAribaSourceDriver',
    url 'jdbc:saparibasource:API=SupplierDataAPIWithPagination-V4;APIKey=wWVLn7WTAXrIRMAzZ6VnuEj7Ekot5jnU;Environment=SANDBOX;Realm=testRealm;AuthScheme=OAuthClient;',
    querytimeout '15',
    jarfile '/home/MyUser/CData/CData\ JDBC\ Driver\ for\ Salesforce MyDriverEdition/lib/cdata.jdbc.saparibasource.jar');
    
  4. PostgreSQL デーモンに認識されているユーザーのユーザー名とパスワードのユーザーマッピングを作成
    CREATE USER MAPPING for postgres SERVER SAPAribaSource OPTIONS (
    username 'admin',
    password 'test');
    
  5. ローカルデータベースに外部テーブルを作成
    postgres=# CREATE FOREIGN TABLE vendors (
    vendors_id text,
    vendors_SMVendorID text,
    vendors_Category numeric)
    SERVER SAPAribaSource OPTIONS (
    table_name 'vendors');
    
SAP Ariba Source に対して 読み取り/書き込みコマンドを実行可能にする
postgres=# SELECT * FROM vendors;

おわりに

このようにCData JDBC Driver for SAPAribaSource を使って簡単にSAP Ariba Source のデータを取得して検索対象にすることができました。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。

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