Python でSage 50 UK のデータを変換・出力するETL 処理を作る方法

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
CData Python Connector とpetl モジュールを使って、Sage 50 UK のデータを変換後にCSV ファイルに吐き出すETL 処理を実装します。

Pythonエコシステムには多くのモジュールがあり、システム構築を素早く効率的に行うことができます。本記事では、CData Python Connector for Sage50UK とpetl フレームワークを使って、Sage 50 UK のデータにPython から接続してデータを変換、CSV に出力するETL 変換を実装してみます。

CData Python Connector は効率的なデータ処理によりSage 50 UK のデータ にPython から接続し、高いパフォーマンスを発揮します。Sage 50 UK にデータをクエリする際、ドライバーはフィルタリング、集計などがサポートされている場合SQL 処理を直接Sage 50 UK 側に行わせ、サポートされていないSQL 処理については、組み込みのSQL エンジンによりクライアント側で処理を行います(JOIN やSQL 関数など)。

必要なモジュールのインストール

pip で必要なモジュールおよびフレームワークをインストールします:

pip install petl
pip install pandas

Python でSage 50 UK のデータをETL 処理するアプリを構築

モジュールとフレームワークをインストールしたら、ETL アプリケーションを組んでいきます。コードのスニペットは以下の通りです。フルコードは記事の末尾に付いています。

CData Connector を含むモジュールをインポートします。

import petl as etl
import pandas as pd
import cdata.sage50uk as mod

接続文字列で接続を確立します。connect 関数を使って、CData Sage 50 UK Connector からSage 50 UK への接続を行います

cnxn = mod.connect("URL=http://your-server:5493/sdata/accounts50/GCRM/your-address;User=Manager;")

Note:Sage 50 UK 2012 以降のみサポートされています。

「接続」セクションのUser およびPassword プロパティを、有効なSage 50 UK のユーザー資格情報に設定する必要があります。これらの値は、Sage 50 UK に ログインするために使用するものと同じです。

さらに、「接続」セクションのURL プロパティを、希望する会社データセットのアドレスに設定する必要がります。アドレスを取得するには、以下を行ってください:

  1. Sage 50 UK ソフトウェアを開きます。
  2. 「Tools」->「Internet Options」をクリックします。
  3. 「SData Settings」タブを選択します。
  4. 「Sage 50 Accounts」の隣にある「Details」ボタンをクリックします。会社名のリストとそれに対応するデータセットのアドレスを含むウィンドウが表示されます。
  5. URL プロパティを希望する会社の隣にあるアドレスフィールドの値に設定します。

Sage 50 UK をクエリするSQL 文の作成

Sage 50 UK にはSQL でデータアクセスが可能です。TradingAccounts エンティティからのデータを読み出します。

sql = "SELECT Name, FinanceBalance FROM TradingAccounts WHERE TradingAccountUUID = 'c2ef66a5-a545-413b-9312-79a53caadbc4'"

Sage 50 UK データのETL 処理

DataFrame に格納されたクエリ結果を使って、petl でETL(抽出・変換・ロード)パイプラインを組みます。この例では、Sage 50 UK のデータ を取得して、FinanceBalance カラムでデータをソートして、CSV ファイルにデータをロードします。

table1 = etl.fromdb(cnxn,sql)

table2 = etl.sort(table1,'FinanceBalance')

etl.tocsv(table2,'tradingaccounts_data.csv')

CData Python Connector for Sage50UK を使えば、データベースを扱う場合と同感覚で、Sage 50 UK のデータ を扱うことができ、petl のようなETL パッケージから直接データにアクセスが可能になります。

おわりに

Sage 50 UK Python Connector の30日の無償トライアル をぜひダウンロードして、Sage 50 UK のデータ への接続をPython アプリやスクリプトから簡単に作成しましょう。



フルソースコード

import petl as etl
import pandas as pd
import cdata.sage50uk as mod

cnxn = mod.connect("URL=http://your-server:5493/sdata/accounts50/GCRM/your-address;User=Manager;")

sql = "SELECT Name, FinanceBalance FROM TradingAccounts WHERE TradingAccountUUID = 'c2ef66a5-a545-413b-9312-79a53caadbc4'"

table1 = etl.fromdb(cnxn,sql)

table2 = etl.sort(table1,'FinanceBalance')

etl.tocsv(table2,'tradingaccounts_data.csv')

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