DBxtra でPingOne のデータを使ってダッシュボードを構築

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
DBxtra でPingOne のデータを基にしたダイナミックなダッシュボードの作成やデータ分析を行う方法を解説します。

CData のPingOne 用 ODBC ドライバーは、ODBC 標準経由でPingOne のリアルタイムデータにアクセスし、使い慣れた SQL クエリで各種 BI、レポート、ETL ツールからPingOne のデータを利用可能にします。この記事では、汎用 ODBC データプロバイダーとしてPingOne に接続し、DBxtra でPingOne のデータを基にしたチャート、レポート、ダッシュボードを作成する方法を解説します。

PingOne のデータへの接続設定

  1. まだ設定していない場合は、データソース名(DSN)で必要な接続プロパティを指定します。DSN の設定は組み込みの Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して行えます。これはドライバーインストールの最終ステップでもあります。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して DSN を作成・設定する方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」の章をご参照ください。

    PingOne に接続するには以下のプロパティを設定します。

    • Region:自身のPingOne 組織のデータがホスティングされている地域。
    • AuthScheme:PingOne に接続する際に使用する認証の種類。
    • WorkerAppEnvironmentId (デフォルトのPingOne ドメインを使用する場合に必要)、またはAuthorizationServerURL のいずれかで、下で説明するように設定します。

    WorkerAppEnvironmentId の設定

    WorkerAppEnvironmentId は、Worker アプリケーションが存在するPingOne 環境のID です。 このパラメータは、環境がデフォルトのPingOne ドメイン(auth.pingone)を利用している場合のみ使用されます。 これは、ヘルプドキュメントカスタムOAuth アプリケーションの作成で説明するように、PingOne への認証に使用するカスタムOAuth アプリケーションを作成した後に設定します。

    はじめに、このプロパティの値を見つけます。

    1. 自身のPingOne 組織のホームページからナビゲーションサイドバーに移動し、Environments をクリックします。
    2. OAuth / Worker のカスタムアプリケーションを作成した環境(通常はAdministrators)を見つけ、Manage Environment をクリックします。 環境のホームページが表示されます。
    3. 環境のホームページのナビゲーションサイドバーで、Applications をクリックします。
    4. リストから、OAuth またはWorker アプリケーションの詳細を見つけます。
    5. Environment ID フィールドの値をコピーします。 以下の例に似たものになるはずです:
      WorkerAppEnvironmentId='11e96fc7-aa4d-4a60-8196-9acf91424eca'

    次に、WorkerAppEnvironmentIdEnvironment ID フィールドの値に設定します。

    AuthorizationServerURL の設定

    AuthorizationServerURL は、お使いのアプリケーションが配置されている環境のPingOne 認可サーバーのベースURL です。 このプロパティは、PingOne プラットフォームAPI ドキュメントで説明されているように、環境にカスタムドメインを設定した場合にのみ使用されます。 Custom Domains を参照してください。

    OAuth でのPingOne への認証

    PingOne はOAuth とOAuthClient 認証の両方をサポートしています。 上述の設定手順に加え、OAuth またはOAuthCliet 認証をサポートするために、さらに2つの手順を完了する必要があります。

    • ヘルプドキュメントカスタムOAuth アプリケーションの作成で説明するように、カスタムOAuth アプリケーションを作成して設定します。
    • ドライバーがデータモデル内のエンティティにアクセスできるようにするには、ヘルプドキュメントのAdministrator Roles での説明のとおり、使用するアドミンユーザー / ワーカーアプリケーションに対して正しいロールを設定していることを確認してください。
    • 以下のサブセクションで説明されているように、選択した認証スキームと認証フローに適切なプロパティを設定します。

    OAuth(認可コードグラント)

    AuthSchemeOAuth に設定します。

    デスクトップアプリケーション

    OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ

    以下を設定して、接続してください。

    • InitiateOAuthGETANDREFRESH。繰り返しOAuth の交換を行ったり、手動でOAuthAccessToken を設定する必要をなくすには、InitiateOAuth を使用します。
    • OAuthClientId:カスタムOAuth アプリケーションを作成した際に取得したClient ID。
    • OAuthClientSecret:カスタムOAuth アプリケーションを作成した際に取得したClient Secret。
    • CallbackURL:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に定義したリダイレクトURI。例:https://localhost:3333

    接続すると、CData 製品 はデフォルトブラウザでPingOne のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。 ドライバーはこれでOAuth プロセスを完了します。

    1. ドライバーはPingOne からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします。
    2. OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に保存され、接続間で永続化されるようにします。

    ドライバーはアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします。

    Web アプリケーションやヘッドレスマシン、クライアントクレデンシャルグラントを含むその他のOAuth メソッドについては、ヘルプドキュメントを参照してください。

    DSN を設定する際には、Max Rows 接続プロパティも設定することをお勧めします。これにより返される行数が制限され、レポートやビジュアライゼーションの設計時にパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。

  2. DBxtra アプリケーションを開き、New メニューから Project をクリックしてプロジェクト名を入力します。
  3. Data Connection Type として ODBC Connection を選択します。
  4. Data Source の参照オプション()をクリックします。
  5. Data Link Properties ウィンドウの Provider タブで、Microsoft OLE DB Provider for ODBC Drivers を選択します。
  6. Connection タブで、Data Source Name と使用する初期カタログ(CData)を選択します。
  7. 接続名を入力し、適切なユーザーグループを選択します。
  8. プロジェクト内で接続をダブルクリックしてデータに接続します。

PingOne のデータでダッシュボードを作成

これでPingOne のデータを使ってダッシュボードを作成する準備が整いました。

  1. プロジェクト内の Report Objects を右クリックし、New Report Object を選択します。
  2. 新しい Report Object で、リンクをクリックしてクエリを作成します。
  3. Select Data Connection ウィンドウで、先ほど作成したデータ接続を選択します。
  4. Query タブで、接続オブジェクトを展開し、ダッシュボードに含めたいテーブル、ビュー、特定のカラムを選択します。検索条件を指定したり、JOIN や集計を含む複雑なクエリを作成することもできます。
  5. Dashboard タブで、ダッシュボードのビジュアライゼーションと機能を選択します。クエリからのデータ値をダッシュボード項目の適切なフィールド(Values、Series など)に割り当てます。

新しいダッシュボードが作成されたら、PingOne のデータ分析を開始できます。PingOne 用 ODBC ドライバーのおかげで、ダッシュボードを更新すればソースで行われた変更を即座に確認できます。同様に、常に最新のPingOne データを反映したレポートを作成・表示できます。

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PingOne ドライバーは、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムなPingOne アカウントデータに直接接続できるパワフルなツールです。標準のODBC ドライバーインタフェースを使用して、データベースのようにPingOne データにアクセスし、読み、書き、更新を実行できます。