Azure Analysis Services を使ってOData のデータをモデル化する方法

古川えりか
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
CData Connect AI を使ってAzure Analysis Services からOData に接続し、リアルタイムOData のデータをインポートします。

Azure Analysis Services(AAS)は、エンタープライズレベルのデータモデルをクラウド上で提供する、フルマネージドのPaaS です。Azure 上で提供されているので、お馴染みの環境で手軽に使い始められます。CData Connect AI と連携することで、OData のデータをAAS に繋いでBI ツール向けのデータモデルを簡単に作成できます。 この記事ではConnect AI からOData に接続し、AAS の拡張機能を有効にしたVisual Studio でOData のデータをインポートする方法を紹介します。

OData データ連携について

CData は、OData サービスのライブデータへのアクセスと統合を簡素化します。お客様は CData の接続機能を以下の目的で活用しています:

  • OData バージョン 2.0、3.0、4.0 にアクセスでき、レガシーサービスと最新の機能・性能の両方に対応できます。
  • $filter、$select、$expand などの高度なクエリオプションを活用し、サードパーティツールからのデータ取得を強化できます。
  • サーバーサイドでの集計とグループ化の実行により、データ転送を最小化し、パフォーマンスを向上させます。
  • Azure AD、ダイジェスト、ネゴシエート、NTLM、OAuth など、さまざまなスキームを使用して安全に認証でき、すべての接続でセキュアな認証を実現します。
  • SQL ストアドプロシージャを使用して、OData サービスエンティティを管理できます。エンティティ間の関連付けの一覧表示、作成、削除などが可能です。

お客様は、Power BI、MicroStrategy、Tableau などのお気に入りのツールと OData サービスを定期的に統合し、OData サービスからデータベースやデータウェアハウスにデータをレプリケートするために CData のソリューションを使用しています。


はじめに


Connect AI からOData への接続

CData Connect AI を使うと、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。

  1. Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。
  2. コネクションを追加
  3. Add Connection パネルで「OData」を選択します。
  4. データソースを選択
  5. 必要な認証プロパティを入力し、OData に接続します。

    OData への接続

    OData に接続するには、Url を有効なOData サービスルートURI に設定する必要があります。 OData サービスにルートドキュメントがない場合、テーブルとして公開したい特定のエンティティをFeedURL に指定してください。

    OData への認証

    OData は、以下を経由する認証をサポートします。

    • HTTP
    • Kerberos
    • SharePoint Online
    • OAuth
    • Azure AD

    HTTP 認証スキーム

    HTTP で認証する場合は、次の表に従ってAuthScheme を設定します。

    SchemeAuthSchemeその他の設定
    NoneNone認証を必要としない場合に使用。
    BasicBasicUserPassword
    NTLMNTLMUserPassword
    Digest(サポートされている場合)DigestUserPassword

    その他の認証方法の詳細は、ヘルプドキュメントの「接続の確立」セクションを参照してください。

    コネクションを設定(Salesforce の場合)
  6. Create & Test をクリックします。
  7. (任意の設定)「Add OData Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、アクセス許可を更新します。 アクセス許可の更新

パーソナルアクセストークンの取得

OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。 きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. Connect AI アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、User Profile をクリックします。
  2. User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT の名前を入力して Create をクリックします。
  4. 新しいPAT を作成
  5. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。

接続の設定が完了したら、Azure Analysis Services を使用してVisual Studio からOData のデータに接続できるようになります。

AAS を使ってVisual Studio からOData に接続

以下のステップでは、Visual Studio からAzure Analysis Services にからCData Connect AI に接続して新しいOData のデータソースを作成する方法を説明します。 続けるには、Microsoft Analysis Services Projects の拡張機能が必要です。拡張機能はこちらからダウンロードできます。

  1. 拡張機能をインストールしたら、Visual Studio で新しいプロジェクトを作成しましょう。「Analysis Services 表形式プロジェクト」を選択します。
  2. Analysis Services Tabular Project を選択
  3. 「新しいプロジェクト構成します」ダイアログが表示されるので、フィールドに必要な項目を入力します。
  4. 新規プロジェクトを設定
  5. 「作成」をクリックします。「テーブルモデルデザイナー」ダイアログボックスが開きます。ワークスペースサーバーを選択し、Azure Analysis Services サーバーのアドレス(例:asazure://eastus.azure.windows.net/myAzureServer)を入力します。 Test Connection をクリックし、サーバーにサインインします。
  6. AAS サーバーを追加
  7. OK をクリックしてプロジェクトを作成します。Visual Studio ウィンドウは、以下のスクリーンショットのようになります。
  8. プロジェクトを作成
  9. Visual Studio の表形式モデルエクスプローラーで、データソースを右クリックして「データソースからインポート」を選択します。
  10. プロジェクトを作成
  11. Table Import Wizard で、SQL Server データベースを選択してConnect をクリックします。Server フィールドに、仮想SQL Server のエンドポイントとポートをカンマで区切って入力します(例:tds.cdata.com,14333)。
  12. SQL Server Authentication をクリックして、次の情報を入力します。
    • User name:CData Connect AI のユーザー名を入力します。ユーザー名はCData Connect AI のインターフェースの右上に表示されています(例:test@cdata.com)。
    • Password:Settings ページで生成したPAT を入力します。
    Test Connection をクリックします。接続テストに成功したら、Database name リストから目的のリストを選択し、Next をクリックします。
  13. プロジェクトを作成
  14. 次の画面で、Current User を選択してNext をクリックします。
  15. ユーザーを選択
  16. ここでは、最初のオプションを選択してNext をクリックします。
  17. インポートデータを選択
  18. 次の画面で、リストからテーブルを選択してPreview & Filter をクリックします。
  19. テーブルをプレビュー
  20. テーブルにOData からデータが入力されたことを確認できます。
  21. プロジェクトを作成

これでOData のデータをデータモデルにインポートできたので、Azure Analysis Services にプロジェクトをデプロイして、BI ツールやクライアントアプリケーションなどから利用できます。

おわりに

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