Oracle Data Integrator で MongoDB データをETL

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
Oracle Data Integrator を使用してMongoDB のデータをデータウェアハウスに転送する方法を説明します。

JDBC 標準を使用して、既存のスキルを活かしながらMongoDB に読み書きできます。 Oracle Data Integrator(ODI)などの ETL ツールにドロップインで統合できる CData JDBC Driver for MongoDB を使えば、リアルタイムのMongoDB のデータをデータウェアハウス、ビジネスインテリジェンス、ビッグデータテクノロジーに接続できます。

JDBC 接続により、ODI でMongoDB を他のデータベースと同様に扱うことができます。RDBMS と同じように、フラットファイルではなくリアルタイムでMongoDB API に直接接続できます。

この記事では、JDBC ベースの ETL(MongoDB から Oracle へ)の手順を説明します。MongoDB エンティティのデータモデルをリバースエンジニアリングした後、マッピングを作成し、データロード戦略を選択します。ドライバーが SQL-92 をサポートしているため、組み込みの SQL to SQL Loading Knowledge Module を選択するだけで簡単に実現できます。

MongoDB データ連携について

CData を使用すれば、MongoDB のライブデータへのアクセスと統合がこれまでになく簡単になります。お客様は CData の接続機能を以下の目的で利用しています:

  • MongoDB 2.6 以降のデータにアクセスでき、さまざまな MongoDB バージョンで幅広く使用できます。
  • 柔軟な NoSQL により、非構造化データを簡単に管理できます(詳細はこちら:NoSQL 統合のための最先端ドライバー)。
  • 他の NoSQL ドライバーに対する機能的な優位性を活用し、MongoDB データを扱う際の機能的なメリットを実現できます(詳細はこちら:NoSQL 向けドライバーの機能比較)。

MongoDB の柔軟性により、トランザクション、オペレーション、または分析データベースとして使用できます。つまり、CData のお客様は、ビジネスデータを MongoDB に統合したり、MongoDB データをデータウェアハウスに統合したり(またはその両方)するために当社のソリューションを使用しています。また、Power BI や Tableau などのお気に入りのツールから MongoDB を直接分析・レポートするために、当社のライブ接続オプションを活用しているお客様もいます。

MongoDB のユースケースと CData が MongoDB 体験をどのように向上させるかについての詳細は、ブログ記事をご覧ください:The Top 10 Real-World MongoDB Use Cases You Should Know in 2024


はじめに


ドライバーのインストール

ドライバーをインストールするには、インストールフォルダにあるドライバー JAR(cdata.jdbc.mongodb.jar)と .lic ファイル(cdata.jdbc.mongodb.lic)を、ODI の適切なディレクトリにコピーします。

  • UNIX/Linux(エージェントなし): ~/.odi/oracledi/userlib
  • UNIX/Linux(エージェントあり): ~/.odi/oracledi/userlib および $ODI_HOME/odi/agent/lib
  • Windows(エージェントなし): %APPDATA%\Roaming\odi\oracledi\userlib
  • Windows(エージェントあり): %APPDATA%\odi\oracledi\userlib および %APPDATA%\odi\agent\lib

ODI を再起動してインストールを完了します。

モデルのリバースエンジニアリング

モデルをリバースエンジニアリングすると、ドライバーのMongoDB のデータに対するリレーショナルビューのメタデータが取得されます。リバースエンジニアリング後は、リアルタイムのMongoDB のデータをクエリし、MongoDB テーブルに基づいてマッピングを作成できます。

  1. ODI でリポジトリに接続し、New -> Model and Topology Objects をクリックします。
  2. 表示されるダイアログの Model 画面で、以下の情報を入力します。
    • Name: MongoDB と入力します。
    • Technology: Generic SQL を選択します(ODI バージョン 12.2 以降の場合は Microsoft SQL Server を選択)。
    • Logical Schema: MongoDB と入力します。
    • Context: Global を選択します。
  3. 表示されるダイアログの Data Server 画面で、以下の情報を入力します。
    • Name: MongoDB と入力します。
    • Driver List: Oracle JDBC Driver を選択します。
    • Driver: cdata.jdbc.mongodb.MongoDBDriver と入力します。
    • URL: 接続文字列を含む JDBC URL を入力します。

      MongoDB への接続には、Server、Database、User、Password プロパティを設定します。MongoDB コレクションにテーブルとしてアクセスするには、自動スキーマ検出を使用することができます。もちろんスキーマ定義の.rsd ファイルを編集して自分でスキーマ定義を書くことも可能です。スキーマに縛られないフリーフォーマットクエリを投げることもできます。

      組み込みの接続文字列デザイナー

      JDBC URL の作成には、MongoDB JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーをご利用ください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行します。

      java -jar cdata.jdbc.mongodb.jar
      

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

      一般的な接続文字列は以下のとおりです。

      jdbc:mongodb:Server=MyServer;Port=27017;Database=test;User=test;Password=Password;
      
  4. Physical Schema 画面で、以下の情報を入力します。
    • Name: ドロップダウンメニューから選択します。
    • Database (Catalog): CData と入力します。
    • Owner (Schema): MongoDB でスキーマを選択した場合は選択したスキーマを入力し、それ以外の場合は MongoDB と入力します。
    • Database (Work Catalog): CData と入力します。
    • Owner (Work Schema): MongoDB でスキーマを選択した場合は選択したスキーマを入力し、それ以外の場合は MongoDB と入力します。
  5. 開いたモデルで Reverse Engineer をクリックして、MongoDB テーブルのメタデータを取得します。

MongoDB のデータの編集と保存

リバースエンジニアリングが完了すると、ODI でMongoDB のデータを操作できるようになります。 MongoDB のデータを編集・保存するには、Designer ナビゲーターで Models アコーディオンを展開し、テーブルを右クリックして Data をクリックします。Refresh をクリックするとデータの変更を取得できます。変更が完了したら Save Changes をクリックします。

ETL プロジェクトの作成

以下の手順に従って、MongoDB からの ETL を作成します。ODI Getting Started VM に含まれるサンプルデータウェアハウスに restaurants エンティティをロードします。

  1. SQL Developer を開き、Oracle データベースに接続します。Connections ペインでデータベースのノードを右クリックし、new SQL Worksheet をクリックします。

    または、SQLPlus を使用することもできます。コマンドプロンプトから以下を入力します。

    sqlplus / as sysdba
    
  2. 以下のクエリを入力して、ODI_DEMO スキーマにあるサンプルデータウェアハウスに新しいターゲットテーブルを作成します。以下のクエリでは、MongoDB の restaurants テーブルに対応するいくつかのカラムを定義しています。
    CREATE TABLE ODI_DEMO.TRG_RESTAURANTS (CUISINE NUMBER(20,0),borough VARCHAR2(255));
    
  3. ODI で Designer ナビゲーターの Models アコーディオンを展開し、ODI_DEMO フォルダ内の Sales Administration ノードをダブルクリックします。モデルエディターでモデルが開きます。
  4. Reverse Engineer をクリックします。TRG_RESTAURANTS テーブルがモデルに追加されます。
  5. プロジェクト内の Mappings ノードを右クリックし、New Mapping をクリックします。マッピングの名前を入力し、Create Empty Dataset オプションのチェックを外します。Mapping Editor が表示されます。
  6. Sales Administration モデルから TRG_RESTAURANTS テーブルをマッピングにドラッグします。
  7. MongoDB モデルから restaurants テーブルをマッピングにドラッグします。
  8. ソースのコネクタポイントをクリックし、ターゲットのコネクタポイントにドラッグします。Attribute Matching ダイアログが表示されます。この例では、デフォルトのオプションを使用します。ターゲットカラムのプロパティにターゲット式が表示されます。
  9. Mapping Editor の Physical タブを開き、TARGET_GROUP 内の RESTAURANTS_AP をクリックします。
  10. RESTAURANTS_AP のプロパティで、Loading Knowledge Module タブの LKM SQL to SQL (Built-In) を選択します。

マッピングを実行して、MongoDB のデータを Oracle にロードできます。

はじめる準備はできましたか?

MongoDB Driver の無料トライアルをダウンロードしてお試しください:

 ダウンロード

詳細:

MongoDB Icon MongoDB JDBC Driver お問い合わせ

MongoDB ドキュメントデータベースを組み込んだパワフルなJava アプリケーションを短時間・低コストで作成して配布できます。