Embulk を使用して LDAP のObjectsをデータベースにロードする方法

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
CData JDBC Driver とオープンソースのETL/ELT ツールであるEmbulk を使ってLDAP objectsをデータベースにロードする方法を解説します。

Embulk はオープンソースのバルクデータローダーです。CData JDBC Driver for LDAP と組み合わせることで、LDAP から任意の同期先にデータを簡単にロードできます。この記事では、CData JDBC Driver for LDAP をEmbulk で使用してLDAP objectsをMySQL データベースにロードする方法を解説します。

CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、リアルタイムのLDAP objectsに対して比類のないパフォーマンスを発揮します。LDAP に対して複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接LDAP にプッシュし、サポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作など)は組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。

LDAP への JDBC 接続を設定

Embulk でバルクロードジョブを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for LDAP\lib)を確認しておきます。

Embulk はJDBC 接続をサポートしているため、LDAP に簡単に接続してSQL クエリを実行できます。バルクロードジョブを作成する前に、LDAP への認証用のJDBC URL を作成します。

リクエストを認証するには、User およびPassword プロパティを有効なLDAP クレデンシャル(例えば、User を"Domain\BobF" または"cn=Bob F,ou=Employees,dc=Domain")に設定します。 CData 製品は、デフォルトでプレーンテキスト認証を使用します。これは、CData 製品がサーバーとTLS/SSL のネゴシエーションを試みるためです。 AuthMechanism を使って別の認証方法を指定できます。 TLS/SSL コンフィギュレーションについて詳しくは、ヘルプドキュメントの「高度な設定」を参照してください。

    基本接続には、Server およびPort を設定します。さらに、次のように接続を微調整できます。
  • FollowReferrals:設定すると、CData 製品は参照サーバーのデータもビューとして表示します。参照サーバー上のデータを変更するには、このサーバーをServer およびPort で指定する必要があります。
  • LDAPVersion:サーバーが実装するプロトコルのバージョンに設定します。デフォルトでは、CData 製品はversion 2 を使用します。
  • BaseDN は、LDAP 検索の範囲を指定された識別名の高さに限定します。BaseDN の範囲を絞ることはパフォーマンスを劇的に向上させます。例えば、"cn=users,dc=domain" の値は、"cn=users" およびその子に含まれる結果のみを返します。
  • Scope:このプロパティを使用すると、サブツリーから返されるデータをより細かく制御できます。

組み込みの接続文字列デザイナー

JDBC URL の作成には、LDAP JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。

java -jar cdata.jdbc.ldap.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

以下は、LDAP への一般的なJDBC 接続文字列です。

jdbc:ldap:User=Domain\BobF;Password=bob123456;Server=10.0.1.1;Port=389;

Embulk で LDAP のObjectsをロード

CData JDBC Driver をインストールしてJDBC 接続文字列を作成したら、必要なEmbulk プラグインをインストールします。

Embulk の入力・出力プラグインをインストール

  1. Embulk にJDBC 入力プラグインをインストールします。
    https://github.com/embulk/embulk-input-jdbc/tree/master/embulk-input-jdbc
  2. embulk gem install embulk-input-jdbc
    
  3. この記事では、同期先データベースとしてMySQL を使用します。出力プラグインを使用して、SQL Server、PostgreSQL、またはGoogle BigQuery を同期先として選択することもできます。
    https://github.com/embulk/embulk-output-jdbc/tree/master/embulk-output-mysql
    embulk gem install embulk-output-mysql
    

入力プラグインと出力プラグインをインストールしたら、Embulk を使用してLDAP objectsをMySQL にロードする準備が整いました。

LDAP のObjectsをロードするジョブを作成

まず、Embulk で設定ファイルを作成します。ファイル名はldap-mysql.yml のようにします。

  1. 入力プラグインのオプションには、CData JDBC Driver for LDAP、ドライバーJAR ファイルへのパス、ドライバークラス(例:cdata.jdbc.ldap.LDAPDriver)、および上記のJDBC URL を指定します。
  2. 出力プラグインのオプションには、MySQL データベースの値と認証情報を指定します。

設定ファイルのサンプル(ldap-mysql.yml)

in:
	type: jdbc
	driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.ldap.jar
	driver_class: cdata.jdbc.ldap.LDAPDriver
	url: jdbc:ldap:User=Domain\BobF;Password=bob123456;Server=10.0.1.1;Port=389;
	table: "User"
out:
	type: mysql
	host: localhost
	database: DatabaseName
	user: UserId
	password: UserPassword
	table: "User"
	mode: insert

ファイルを作成したら、Embulk ジョブを実行します。

embulk run ldap-mysql.yml

Embulk ジョブを実行すると、MySQL テーブルにLDAP のデータが格納されます。

フィルタリングした LDAP のObjectsをロード

テーブルから直接データをロードするだけでなく、カスタムSQL クエリを使用してロードするデータをより詳細に制御できます。また、クエリフィールドのSQL WHERE 句で最終更新カラムを設定することで、増分ロードを実行することもできます。

in:
	type: jdbc
	driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.ldap.jar
	driver_class: cdata.jdbc.ldap.LDAPDriver
	url: jdbc:ldap:User=Domain\BobF;Password=bob123456;Server=10.0.1.1;Port=389;
	query: "SELECT Id, LogonCount FROM User WHERE [RecordId] = 1"
out:
	type: mysql
	host: localhost
	database: DatabaseName
	user: UserId
	password: UserPassword
	table: "User"
	mode: insert

詳細情報と無料トライアル

CData JDBC Driver for LDAP をコネクタとして使用することで、Embulk のデータロードジョブにLDAP objectsを統合できます。また、200 を超えるエンタープライズデータソース向けドライバーにより、あらゆるエンタープライズSaaS、ビッグデータ、NoSQL ソースも統合できます。30日間の無料トライアルをダウンロードして、今すぐお試しください。

はじめる準備はできましたか?

LDAP Driver の無料トライアルをダウンロードしてお試しください:

 ダウンロード

詳細:

LDAP Icon LDAP JDBC Driver お問い合わせ

LDAP ディレクトリサービスを組み込んだパワフルなJava アプリケーションを短時間・低コストで作成して配布できます。