Azure App サービスでKintone IFTTT フローをトリガー
Azure Logic Apps は ノーコードでアプリを構築できるクラウドサービスです。さらにCData Connect AI と連携することで、ノーコードアプリ開発用のKintone のデータへのクラウドベースのアクセスをノーコードで追加できます。本記事では、CData Connect AI 経由でAzure Logic Apps からKintone 連携を実現する方法を紹介します。
Connect AI を構成
Azure Logic Apps でKintone のデータを操作するには、Connect AI からKintone に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してKintone のデータのOData エンドポイントを作成する必要があります。
Kintone に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
(オプション)新しいConnect AI ユーザーの追加
必要であれば、Connect AI 経由でKintone に接続するユーザーを作成します。
- 「Users」ページに移動し、 Invite Users をクリックします。
- 新しいユーザーのE メールアドレスを入力して、 Send をクリックしてユーザーを招待します。
- 「Users」ページからユーザーを確認および編集できます。
パーソナルアクセストークン(PAT)の追加
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect AI アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、「User Profile」をクリックします。
- 「User Profile」ページで「Access Token」セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークン(PAT)は作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
Connect AI からKintone に接続
CData Connect AI では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。
- Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。
- 「Add Connection」パネルから「Kintone」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Kintone に接続します。
Kintone 接続プロパティの設定方法
それでは、Kintone に接続していきましょう。接続するには、以下の接続プロパティを設定します。
- URL:Kintone のアクセスURL(例:https://yoursitename.cybozu.com または https://yoursitename.kintone.com)
- User:アカウントのユーザー名
- Password:アカウントのパスワード
- AuthScheme:「Password」を指定
パスワード認証の代わりにAPI トークン認証をご利用になる場合は、ヘルプドキュメントの「接続の設定」セクションをご確認ください。
Basic 認証の設定
続いて、ご利用のKintone ドメインでBasic 認証を有効にしている場合は、接続プロパティの「詳細」設定で以下の項目を追加設定してください。
- BasicAuthUser:Basic 認証のユーザー名
- BasicAuthPassword:Basic 認証のパスワード
クライアント証明書認証の設定
Basic 認証の代わりにクライアント証明書による認証をご利用になる場合は、以下の項目を設定してください。
- SSLClientCert:クライアント証明書のパス
- SSLClientCertType:証明書の種類
- SSLClientCertSubject:証明書のサブジェクト
- SSLClientCertPassword:証明書のパスワード
- Create & Test をクリックします。
- 「Add Kintone Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
Connect AI にKintone OData エンドポイントを追加する
Kintone に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
- OData ページに移動し、 Add をクリックして新しいOData エンドポイントを作成します。
- Kintone 接続(例:Kintone1)を選択し、Next をクリックします。
- 使用するテーブルを選択し、「Confirm」をクリックします。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、Azure Logic Apps からKintone のデータに接続できます。
Logic App でKintone にアクセス
Logic App でCData Connect AI を使用し、Kintone の周りにプロセスフローを作成できます。HTTP + Swagger アクションは、Kintone に対して実行する操作を定義するためのウィザードを提供します。以下のステップでは、Logic App でKintone を取得する方法を説明しています。
テーブルにレコードの作成日を含むカラムがある場合は、以下のステップに従って新しいレコードのカラム値をチェックする関数を作成できます。それ以外の場合は、[Create a Logic App]セクションにスキップし、フィルタに一致するエンティティにメールを送信します。
新しいKintone エンティティを確認
特定の新しいKintone エンティティを見つけるために、インターバルの開始日時の値を取得する関数を作成できます。
- [Azure Portal]で、[New]->[Function App]->[Create]と進みます。
- 名前を入力し、サブスクリプション、リソースグループ、App Service プラン、そしてストレージアカウントを選択します。
- Function App を選択し、Webhook + API シナリオを選択します。
- 言語を選択します。この記事では、JavaScript を使用します。
- 以下のコードを追加し、JSON オブジェクトで前の時間を返します。
module.exports = function (context, data) { var d = new Date(); d.setHours(d.getHours()-1); // Response of the function to be used later. context.res = { body: { start: d } }; context.done(); };
トリガーにKintone を追加
以下のステップに従って、フィルタに一致する結果をKintone で検索するトリガーを作成します。上記の関数を作成した場合は、返されたインターバルの開始後に作成されたオブジェクトを検索できます。
- Azure Portal で[New]をクリックし、[Web + Mobile]セクションで[Logic App]を選択してリソースグループとApp Service プランを選択します。
- これで、Logic App Designer で使用可能なウィザードが使用できます。このウィザードには、Logic App の設定ブレードからアクセスできます。Blank Logic App templateを選択します。
- Kintone オブジェクトをポーリングするRecurrence アクションを追加します。この記事では、一時間ごとにポーリングします。タイムゾーンを選択します。デフォルトはUTC です。
- 関数アクションを追加します。[Add Action]ダイアログのメニューを展開し、リジョンにAzure 関数を表示するオプションを選択します。先に作成したFunction App を選択し、インターバル開始を返す関数を選択します。
- からの中括弧のペア({})を入力し、からのペイロードオブジェクトを関数に渡します。
- HTTP + Swagger アクションを追加し、CData Connect AI のOData エンドポイントを入力します。
http://MySite:MyPort/api.rsc/@MyAuthtoken/$oas
- [Return Apps]操作を選択します。
各プロパティの説明を使用して、取得する列やフィルターなどの追加パラメータを指定します。以下はフィルタの一例です。
AppId eq '1354841'
getInterval 関数から返された日時値を使用するには、Apps テーブルの日時列で[ge]演算子を使用し、ダイアログでBody パラメータを選択します。日時値を囲むには、クォーテーションを使用する必要があることに注意して下さい。
[Code View]に切り替え、$filter 式を変更してインターバルの開始を含むプロパティを抽出します。'@{body('MyFunc')['MyProp']' 構文を使用します。
"getAllAccount": { "inputs": { "method": "get", "queries": { "$filter":"CreatedDate ge '@{body('getInterval')['start']}'" }, "uri": "https://MySite:MyPort/api.rsc/@MyAuthtoken/Apps" }
これで、ワークフローのデータソースおよび宛先としてKintone にアクセスできます。
新しレコードをメールで送信
以下のステップに従って、新しいApps エンティティを含むレポートをメールで送信します。
- [Logic Apps Designer]で[SMTP - Send Email]アクションを追加します。
- SMTP サーバーに必要な情報を構成します。
- From、To、Subject、Body を構成します。返されたKintone 列からパラメータを追加できます。
[Save]をクリックし、[Run]をクリックして過去一時間に作成されたKintone レコードに関する電子メール通知を送信します。
クラウドアプリケーションからKintone のデータへのライブ接続
Azure Logic Apps からKintone のリアルタイムデータに直接接続できるようになりました。これで、Kintone のデータを複製せずにより多くの接続とアプリを作成できます。
クラウドアプリケーションから直接100を超えるSaaS 、ビッグデータ、NoSQL ソースへのリアルタイムデータアクセスを取得するには、CData Connect AI を参照してください。