ODBC 経由で R から Kingdee K3 WISE のデータ を分析
純粋な R スクリプトと標準 SQL で Kingdee K3 WISE のデータ にアクセスできます。CData ODBC ドライバ for Kingdee K3 WISE と RODBC パッケージを使用すると、R からリモート Kingdee K3 WISE のデータ を操作できます。CData ドライバを使用することで、業界で実績のある標準に準拠したドライバを活用し、人気のオープンソース言語 R でデータにアクセスできます。この記事では、ドライバを使用して Kingdee K3 WISE のデータ に SQL クエリを実行し、R で Kingdee K3 WISE のデータ を可視化する方法を説明します。
R をインストール
マルチスレッドや管理コードによるドライバのパフォーマンス向上は、マルチスレッド対応の Microsoft R Open や、BLAS/LAPACK ライブラリにリンクした R を実行することで補完できます。この記事では Microsoft R Open(MRO)を使用します。
Kingdee K3 WISE にODBC データソースとして接続
Kingdee K3 WISE への接続情報と、Windows および Linux 環境での DSN 設定手順を説明します。
接続するには、以下を設定します。
- URL:Kingdee のルートURL。例えば、Kingdee 13.1 のURL はホストのIP です。
- AccountId:Kingdee のAisID(アカウントのセットのId)。
- User:Kingdee に接続するユーザー。
- Password:ユーザーのパスワード。
DSN を設定する際に、Max Rows 接続プロパティも設定することをお勧めします。これにより返される行数が制限され、レポートやビジュアライゼーションの設計時のパフォーマンス向上に役立ちます。
Windows
まだ設定していない場合は、ODBC DSN(データソース名)で接続プロパティを指定します。これはドライバーインストールの最後のステップです。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して、ODBC DSN を作成・設定できます。
Linux
Linux 環境で CData ODBC Driver for Kingdee K3 WISE をインストールする場合、ドライバーのインストール時にシステム DSN が事前定義されます。システムデータソースファイル(/etc/odbc.ini)を編集して、必要な接続プロパティを定義することで DSN を変更できます。
/etc/odbc.ini
[CData KingdeeK3WISE Source] Driver = CData ODBC Driver for Kingdee K3 WISE Description = My Description User = myuseraccount Password = mypassword URL = http://ip AccountId = myaccountid
これらの設定ファイルの使用方法の詳細については、ヘルプドキュメント(インストール済みまたはオンライン)を参照してください。
RODBC パッケージを読み込む
ドライバを使用するには、RODBC パッケージをダウンロードします。RStudio で、[ツール] -> [パッケージのインストール]をクリックし、[パッケージ]ボックスに RODBC と入力します。
RODBC パッケージをインストールした後、以下の行でパッケージを読み込みます。
library(RODBC)
注意:この記事では RODBC バージョン 1.3-12 を使用しています。Microsoft R Open を使用すると、Microsoft の MRAN リポジトリのチェックポイント機能を使用して同じバージョンでテストできます。 checkpoint コマンドを使用すると、MRAN リポジトリでホストされている CRAN リポジトリのスナップショットからパッケージをインストールできます。2016年1月1日のスナップショットにはバージョン 1.3-12 が含まれています。
library(checkpoint)
checkpoint("2016-01-01")
Kingdee K3 WISE のデータ にODBC データソースとして接続
以下の行で R から DSN に接続できます。
conn <- odbcConnect("CData KingdeeK3WISE Source")
スキーマの検出
ドライバは Kingdee K3 WISE API をリレーショナルテーブル、ビュー、ストアドプロシージャとしてモデル化します。以下の行でテーブルの一覧を取得できます。
sqlTables(conn)
SQL クエリを実行
sqlQuery 関数を使用して、Kingdee K3 WISE API でサポートされている任意の SQL クエリを実行できます。
account <- sqlQuery(conn, "SELECT UUID, NAME FROM Account WHERE Contact = 'FALSE'", believeNRows=FALSE, rows_at_time=1)
以下のコマンドでデータビューアウィンドウに結果を表示できます。
View(account)
Kingdee K3 WISE のデータ をプロット
これで、CRAN リポジトリで利用可能なデータビジュアライゼーションパッケージを使用して Kingdee K3 WISE のデータ を分析できます。組み込みのバープロット関数を使用して、シンプルな棒グラフを作成できます。
par(las=2,ps=10,mar=c(5,15,4,2)) barplot(account$NAME, main="Kingdee K3 WISE Account", names.arg = account$UUID, horiz=TRUE)