Embulk を使用して Kingdee K3 WISE ののデータをデータベースにロードする方法

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
CData JDBC Driver とオープンソースのETL/ELT ツールであるEmbulk を使ってKingdee K3 WISE のデータをデータベースにロードする方法を解説します。

Embulk はオープンソースのバルクデータローダーです。CData JDBC Driver for Kingdee K3 WISE と組み合わせることで、Kingdee K3 WISE から任意の同期先にデータを簡単にロードできます。この記事では、CData JDBC Driver for Kingdee K3 WISE をEmbulk で使用してKingdee K3 WISE のデータをMySQL データベースにロードする方法を解説します。

CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、リアルタイムのKingdee K3 WISE のデータに対して比類のないパフォーマンスを発揮します。Kingdee K3 WISE に対して複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接Kingdee K3 WISE にプッシュし、サポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作など)は組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。

Kingdee K3 WISE への JDBC 接続を設定

Embulk でバルクロードジョブを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Kingdee K3 WISE\lib)を確認しておきます。

Embulk はJDBC 接続をサポートしているため、Kingdee K3 WISE に簡単に接続してSQL クエリを実行できます。バルクロードジョブを作成する前に、Kingdee K3 WISE への認証用のJDBC URL を作成します。

接続するには、以下を設定します。

  • URL:Kingdee のルートURL。例えば、Kingdee 13.1 のURL はホストのIP です。
  • AccountId:Kingdee のAisID(アカウントのセットのId)。
  • User:Kingdee に接続するユーザー。
  • Password:ユーザーのパスワード。

組み込みの接続文字列デザイナー

JDBC URL の作成には、Kingdee K3 WISE JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。

java -jar cdata.jdbc.kingdeek3wise.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

以下は、Kingdee K3 WISE への一般的なJDBC 接続文字列です。

jdbc:kingdeek3wise:User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=http://ip;AccountId=myaccountid;

Embulk で Kingdee K3 WISE ののデータをロード

CData JDBC Driver をインストールしてJDBC 接続文字列を作成したら、必要なEmbulk プラグインをインストールします。

Embulk の入力・出力プラグインをインストール

  1. Embulk にJDBC 入力プラグインをインストールします。
    https://github.com/embulk/embulk-input-jdbc/tree/master/embulk-input-jdbc
  2. embulk gem install embulk-input-jdbc
    
  3. この記事では、同期先データベースとしてMySQL を使用します。出力プラグインを使用して、SQL Server、PostgreSQL、またはGoogle BigQuery を同期先として選択することもできます。
    https://github.com/embulk/embulk-output-jdbc/tree/master/embulk-output-mysql
    embulk gem install embulk-output-mysql
    

入力プラグインと出力プラグインをインストールしたら、Embulk を使用してKingdee K3 WISE のデータをMySQL にロードする準備が整いました。

Kingdee K3 WISE ののデータをロードするジョブを作成

まず、Embulk で設定ファイルを作成します。ファイル名はkingdeek3wise-mysql.yml のようにします。

  1. 入力プラグインのオプションには、CData JDBC Driver for Kingdee K3 WISE、ドライバーJAR ファイルへのパス、ドライバークラス(例:cdata.jdbc.kingdeek3wise.KingdeeK3WISEDriver)、および上記のJDBC URL を指定します。
  2. 出力プラグインのオプションには、MySQL データベースの値と認証情報を指定します。

設定ファイルのサンプル(kingdeek3wise-mysql.yml)

in:
	type: jdbc
	driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.kingdeek3wise.jar
	driver_class: cdata.jdbc.kingdeek3wise.KingdeeK3WISEDriver
	url: jdbc:kingdeek3wise:User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=http://ip;AccountId=myaccountid;
	table: "Account"
out:
	type: mysql
	host: localhost
	database: DatabaseName
	user: UserId
	password: UserPassword
	table: "Account"
	mode: insert

ファイルを作成したら、Embulk ジョブを実行します。

embulk run kingdeek3wise-mysql.yml

Embulk ジョブを実行すると、MySQL テーブルにKingdee K3 WISE のデータが格納されます。

フィルタリングした Kingdee K3 WISE ののデータをロード

テーブルから直接データをロードするだけでなく、カスタムSQL クエリを使用してロードするデータをより詳細に制御できます。また、クエリフィールドのSQL WHERE 句で最終更新カラムを設定することで、増分ロードを実行することもできます。

in:
	type: jdbc
	driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.kingdeek3wise.jar
	driver_class: cdata.jdbc.kingdeek3wise.KingdeeK3WISEDriver
	url: jdbc:kingdeek3wise:User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=http://ip;AccountId=myaccountid;
	query: "SELECT UUID, NAME FROM Account WHERE [RecordId] = 1"
out:
	type: mysql
	host: localhost
	database: DatabaseName
	user: UserId
	password: UserPassword
	table: "Account"
	mode: insert

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