Oracle Data Integrator で Gmail データをETL
JDBC 標準を使用して、既存のスキルを活かしながらGmail に読み書きできます。 Oracle Data Integrator(ODI)などの ETL ツールにドロップインで統合できる CData JDBC Driver for Gmail を使えば、リアルタイムのGmail のデータをデータウェアハウス、ビジネスインテリジェンス、ビッグデータテクノロジーに接続できます。
JDBC 接続により、ODI でGmail を他のデータベースと同様に扱うことができます。RDBMS と同じように、フラットファイルではなくリアルタイムでGmail API に直接接続できます。
この記事では、JDBC ベースの ETL(Gmail から Oracle へ)の手順を説明します。Gmail エンティティのデータモデルをリバースエンジニアリングした後、マッピングを作成し、データロード戦略を選択します。ドライバーが SQL-92 をサポートしているため、組み込みの SQL to SQL Loading Knowledge Module を選択するだけで簡単に実現できます。
ドライバーのインストール
ドライバーをインストールするには、インストールフォルダにあるドライバー JAR(cdata.jdbc.gmail.jar)と .lic ファイル(cdata.jdbc.gmail.lic)を、ODI の適切なディレクトリにコピーします。
- UNIX/Linux(エージェントなし): ~/.odi/oracledi/userlib
- UNIX/Linux(エージェントあり): ~/.odi/oracledi/userlib および $ODI_HOME/odi/agent/lib
- Windows(エージェントなし): %APPDATA%\Roaming\odi\oracledi\userlib
- Windows(エージェントあり): %APPDATA%\odi\oracledi\userlib および %APPDATA%\odi\agent\lib
ODI を再起動してインストールを完了します。
モデルのリバースエンジニアリング
モデルをリバースエンジニアリングすると、ドライバーのGmail のデータに対するリレーショナルビューのメタデータが取得されます。リバースエンジニアリング後は、リアルタイムのGmail のデータをクエリし、Gmail テーブルに基づいてマッピングを作成できます。
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ODI でリポジトリに接続し、New -> Model and Topology Objects をクリックします。
- 表示されるダイアログの Model 画面で、以下の情報を入力します。
- Name: Gmail と入力します。
- Technology: Generic SQL を選択します(ODI バージョン 12.2 以降の場合は Microsoft SQL Server を選択)。
- Logical Schema: Gmail と入力します。
- Context: Global を選択します。
- 表示されるダイアログの Data Server 画面で、以下の情報を入力します。
- Name: Gmail と入力します。
- Driver List: Oracle JDBC Driver を選択します。
- Driver: cdata.jdbc.gmail.GmailDriver と入力します。
- URL: 接続文字列を含む JDBC URL を入力します。
Gmail に接続する方法は2つあります。ログインクレデンシャルかOAuth のいずれかを選択する前に、まずGmail のアカウント設定でIMAP アクセスを有効にしてください。詳しくは、ヘルプドキュメントの「はじめに」-「Gmail への接続」を参照してください。
Authentication セクションのUser とPassword プロパティに、有効なGmail ユーザー資格情報を設定します。
あるいは、Password を指定する代わりに、OAuth 認証標準を使います。 個々のユーザーに代わってGoogle API にアクセスするには、埋め込みクレデンシャルを使用するか、独自のOAuth アプリを登録することができます。
また、OAuth を利用することで、Google Apps ドメイン内のユーザーに代わってサービスアカウントを使用して接続することができます。サービスアカウントで認証するには、アプリケーションを登録してOAuth JWT 値を取得する必要があります。
OAuth 値に加え、User を指定する必要があります。詳しくは、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成には、Gmail JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーをご利用ください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.gmail.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
一般的な接続文字列は以下のとおりです。
jdbc:gmail:User=username;Password=password;
- Physical Schema 画面で、以下の情報を入力します。
- Name: ドロップダウンメニューから選択します。
- Database (Catalog): CData と入力します。
- Owner (Schema): Gmail でスキーマを選択した場合は選択したスキーマを入力し、それ以外の場合は Gmail と入力します。
- Database (Work Catalog): CData と入力します。
- Owner (Work Schema): Gmail でスキーマを選択した場合は選択したスキーマを入力し、それ以外の場合は Gmail と入力します。
- 開いたモデルで Reverse Engineer をクリックして、Gmail テーブルのメタデータを取得します。
Gmail のデータの編集と保存
リバースエンジニアリングが完了すると、ODI でGmail のデータを操作できるようになります。
Gmail のデータを編集・保存するには、Designer ナビゲーターで Models アコーディオンを展開し、テーブルを右クリックして Data をクリックします。Refresh をクリックするとデータの変更を取得できます。変更が完了したら Save Changes をクリックします。
ETL プロジェクトの作成
以下の手順に従って、Gmail からの ETL を作成します。ODI Getting Started VM に含まれるサンプルデータウェアハウスに Inbox エンティティをロードします。
SQL Developer を開き、Oracle データベースに接続します。Connections ペインでデータベースのノードを右クリックし、new SQL Worksheet をクリックします。
または、SQLPlus を使用することもできます。コマンドプロンプトから以下を入力します。
sqlplus / as sysdba
- 以下のクエリを入力して、ODI_DEMO スキーマにあるサンプルデータウェアハウスに新しいターゲットテーブルを作成します。以下のクエリでは、Gmail の Inbox テーブルに対応するいくつかのカラムを定義しています。
CREATE TABLE ODI_DEMO.TRG_INBOX (SIZE NUMBER(20,0),Subject VARCHAR2(255));
- ODI で Designer ナビゲーターの Models アコーディオンを展開し、ODI_DEMO フォルダ内の Sales Administration ノードをダブルクリックします。モデルエディターでモデルが開きます。
- Reverse Engineer をクリックします。TRG_INBOX テーブルがモデルに追加されます。
- プロジェクト内の Mappings ノードを右クリックし、New Mapping をクリックします。マッピングの名前を入力し、Create Empty Dataset オプションのチェックを外します。Mapping Editor が表示されます。
- Sales Administration モデルから TRG_INBOX テーブルをマッピングにドラッグします。
- Gmail モデルから Inbox テーブルをマッピングにドラッグします。
- ソースのコネクタポイントをクリックし、ターゲットのコネクタポイントにドラッグします。Attribute Matching ダイアログが表示されます。この例では、デフォルトのオプションを使用します。ターゲットカラムのプロパティにターゲット式が表示されます。
- Mapping Editor の Physical タブを開き、TARGET_GROUP 内の INBOX_AP をクリックします。
- INBOX_AP のプロパティで、Loading Knowledge Module タブの LKM SQL to SQL (Built-In) を選択します。
マッピングを実行して、Gmail のデータを Oracle にロードできます。