R から JDBC 経由でFHIRののデータを分析

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
CData JDBC Driver for FHIR を使って、お好みの開発環境と標準的な R 関数でFHIR のデータを分析できます。

R と Java がインストールされている環境であれば、純粋な R スクリプトと標準的な SQL を使用してFHIR のデータにアクセスできます。CData JDBC Driver for FHIR と RJDBC パッケージを使えば、R からリモートのFHIR のデータを操作できます。CData Driver を使用することで、業界で実績のある標準規格に準拠したドライバーを活用し、人気のオープンソース言語 R でデータにアクセスできます。この記事では、ドライバーを使ってFHIRに SQL クエリを実行し、標準的な R 関数を呼び出してFHIR のデータを可視化する方法を説明します。

R のインストール

マルチスレッドとマネージドコードによるドライバーのパフォーマンス向上を最大限に活かすには、マルチスレッド対応の Microsoft R Open を使用するか、BLAS/LAPACK ライブラリとリンクされたオープンソース R を使用します。この記事では Microsoft R Open 3.2.3 を使用しています。このバージョンは、2016年1月1日時点の CRAN リポジトリのスナップショットからパッケージをインストールするように事前設定されており、再現性が確保されています。

RJDBC パッケージの読み込み

ドライバーを使用するには、RJDBC パッケージをダウンロードしてください。 RJDBC パッケージをインストールしたら、以下のコードでパッケージを読み込みます。

library(RJDBC)

FHIRに JDBC データソースとして接続

FHIRに JDBC データソースとして接続するには、以下の情報が必要です。

  • Driver Class: cdata.jdbc.fhir.FHIRDriver に設定します。
  • Classpath: ドライバー JAR ファイルの場所を設定します。デフォルトでは、インストールフォルダの lib サブフォルダです。

dbConnect や dbSendQuery などの DBI 関数は、R でデータアクセスコードを記述するための統一されたインターフェースを提供します。以下のコードで、CData JDBC Driver for FHIR に JDBC リクエストを行う DBI ドライバーを初期化します。

driver <- JDBC(driverClass = "cdata.jdbc.fhir.FHIRDriver", classPath = "MyInstallationDir\lib\cdata.jdbc.fhir.jar", identifier.quote = "'")

これで DBI 関数を使用してFHIRに接続し、SQL クエリを実行できます。dbConnect 関数で JDBC 接続を初期化します。

URL をFHIR サーバーのService Base URL に設定します。これは接続したいFHIR サーバーでリソースが定義されているアドレスです。ConnectionType をサポートされている接続タイプに設定します。ContentType をドキュメントのフォーマットに設定します。AuthScheme をFHIR サーバーの認証要件に基づいて設定します。

汎用、Azure ベース、AWS ベース、およびGoogle ベースのFHIR サーバー実装がサポートされます。

Service Base URL のサンプル

  • 汎用:http://my_fhir_server/r4b/
  • Azure:https://MY_AZURE_FHIR.azurehealthcareapis.com/
  • AWS:https://healthlake.REGION.amazonaws.com/datastore/DATASTORE_ID/r4/
  • Google:https://healthcare.googleapis.com/v1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION/datasets/DATASET_ID/fhirStores/FHIR_STORE_ID/fhir/

汎用FHIR インスタンス

CData 製品はFHIR のカスタムインスタンスへの接続をサポートします。カスタムFHIR サーバーへの認証はOAuth で行います(OAuth の詳細はヘルプドキュメントを参照してください)。カスタムFHIR インスタンスに接続する前に、ConnectionTypeGenericに設定する必要があります。

組み込みの接続文字列デザイナー

JDBC URL の構築には、FHIR JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが便利です。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行してください。

java -jar cdata.jdbc.fhir.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

以下は、一般的な JDBC 接続文字列を含む dbConnect 呼び出しの例です。

conn <- dbConnect(driver,"jdbc:fhir:URL=http://test.fhir.org/r4b/;ConnectionType=Generic;ContentType=JSON;AuthScheme=None;")

スキーマの検出

このドライバーは、FHIR API をリレーショナルテーブル、ビュー、ストアドプロシージャとしてモデル化します。以下のコードでテーブルの一覧を取得できます。

dbListTables(conn)

SQL クエリの実行

dbGetQuery 関数を使用して、FHIR API でサポートされている任意の SQL クエリを実行できます。

patient <- dbGetQuery(conn,"SELECT Id, [name-use] FROM Patient WHERE [address-city] = 'New York'")

以下のコマンドで、結果をデータビューアウィンドウに表示できます。

View(patient)

FHIR のデータのプロット

これで、CRAN リポジトリで利用可能なデータ可視化パッケージを使ってFHIR のデータを分析できます。組み込みのバープロット関数でシンプルな棒グラフを作成できます。

par(las=2,ps=10,mar=c(5,15,4,2))
barplot(patient$[name-use], main="FHIR Patient", names.arg = patient$Id, horiz=TRUE)

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