Oracle Data Integrator で Facebook Ads データをETL

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
Oracle Data Integrator を使用してFacebook Ads のデータをデータウェアハウスに転送する方法を説明します。

JDBC 標準を使用して、既存のスキルを活かしながらFacebook Ads に接続できます。 Oracle Data Integrator(ODI)などの ETL ツールにドロップインで統合できる CData JDBC Driver for Facebook Ads を使えば、リアルタイムのFacebook Ads のデータをデータウェアハウス、ビジネスインテリジェンス、ビッグデータテクノロジーに接続できます。

JDBC 接続により、ODI でFacebook Ads を他のデータベースと同様に扱うことができます。RDBMS と同じように、フラットファイルではなくリアルタイムでFacebook Ads API に直接接続できます。

この記事では、JDBC ベースの ETL(Facebook Ads から Oracle へ)の手順を説明します。Facebook Ads エンティティのデータモデルをリバースエンジニアリングした後、マッピングを作成し、データロード戦略を選択します。ドライバーが SQL-92 をサポートしているため、組み込みの SQL to SQL Loading Knowledge Module を選択するだけで簡単に実現できます。

ドライバーのインストール

ドライバーをインストールするには、インストールフォルダにあるドライバー JAR(cdata.jdbc.facebookads.jar)と .lic ファイル(cdata.jdbc.facebookads.lic)を、ODI の適切なディレクトリにコピーします。

  • UNIX/Linux(エージェントなし): ~/.odi/oracledi/userlib
  • UNIX/Linux(エージェントあり): ~/.odi/oracledi/userlib および $ODI_HOME/odi/agent/lib
  • Windows(エージェントなし): %APPDATA%\Roaming\odi\oracledi\userlib
  • Windows(エージェントあり): %APPDATA%\odi\oracledi\userlib および %APPDATA%\odi\agent\lib

ODI を再起動してインストールを完了します。

モデルのリバースエンジニアリング

モデルをリバースエンジニアリングすると、ドライバーのFacebook Ads のデータに対するリレーショナルビューのメタデータが取得されます。リバースエンジニアリング後は、リアルタイムのFacebook Ads のデータをクエリし、Facebook Ads テーブルに基づいてマッピングを作成できます。

  1. ODI でリポジトリに接続し、New -> Model and Topology Objects をクリックします。
  2. 表示されるダイアログの Model 画面で、以下の情報を入力します。
    • Name: FacebookAds と入力します。
    • Technology: Generic SQL を選択します(ODI バージョン 12.2 以降の場合は Microsoft SQL Server を選択)。
    • Logical Schema: FacebookAds と入力します。
    • Context: Global を選択します。
  3. 表示されるダイアログの Data Server 画面で、以下の情報を入力します。
    • Name: FacebookAds と入力します。
    • Driver List: Oracle JDBC Driver を選択します。
    • Driver: cdata.jdbc.facebookads.FacebookAdsDriver と入力します。
    • URL: 接続文字列を含む JDBC URL を入力します。

      Facebook Ads 接続プロパティの取得・設定方法

      ほとんどのテーブルで、アプリケーション認証と同様にユーザー認証を必要とします。Facebook Ads はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。Facebook への認証には、組み込み認証を使用してブラウザ経由で完結することもできますし、Facebook にアプリを登録することで独自のOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL を取得することもできます。

      の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。

      任意で以下の項目を設定して、フィルタリングや集計を行うもできます。必要に応じてご利用ください。

      • Target:Facebook データのテーブルのいくつかはターゲットでフィルタリングできます。例えば、動画のコメントを取得するにはターゲットに動画のID を指定します。このプロパティは、クエリ結果を指定されたターゲットに合致するレコードにフィルタリングします。Target カラムを使ってクエリ毎にこの制限をかけることができます。
      • AggregateFormat:CData 製品は、いくつかのカラムを文字列集合として返します。例えば、エンティティのいいねデータは集計されて返されます。デフォルトでは、CData 製品はJSON で集計カラムを返します。集計をXML で返すことも可能です。
      • RetryLevel:このプロパティを使用して、特定の広告インサイトのクエリとエラーに対するクエリの自動再試行を制御します。

      組み込みの接続文字列デザイナー

      JDBC URL の作成には、Facebook Ads JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーをご利用ください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行します。

      java -jar cdata.jdbc.facebookads.jar
      

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

      一般的な接続文字列は以下のとおりです。

      jdbc:facebookads:
      
  4. Physical Schema 画面で、以下の情報を入力します。
    • Name: ドロップダウンメニューから選択します。
    • Database (Catalog): CData と入力します。
    • Owner (Schema): Facebook Ads でスキーマを選択した場合は選択したスキーマを入力し、それ以外の場合は FacebookAds と入力します。
    • Database (Work Catalog): CData と入力します。
    • Owner (Work Schema): Facebook Ads でスキーマを選択した場合は選択したスキーマを入力し、それ以外の場合は FacebookAds と入力します。
  5. 開いたモデルで Reverse Engineer をクリックして、Facebook Ads テーブルのメタデータを取得します。

Facebook Ads のデータの編集と保存

リバースエンジニアリングが完了すると、ODI でFacebook Ads のデータを操作できるようになります。 Facebook Ads のデータを表示するには、Designer ナビゲーターで Models アコーディオンを展開し、テーブルを右クリックして View data をクリックします。

ETL プロジェクトの作成

以下の手順に従って、Facebook Ads からの ETL を作成します。ODI Getting Started VM に含まれるサンプルデータウェアハウスに AdAccounts エンティティをロードします。

  1. SQL Developer を開き、Oracle データベースに接続します。Connections ペインでデータベースのノードを右クリックし、new SQL Worksheet をクリックします。

    または、SQLPlus を使用することもできます。コマンドプロンプトから以下を入力します。

    sqlplus / as sysdba
    
  2. 以下のクエリを入力して、ODI_DEMO スキーマにあるサンプルデータウェアハウスに新しいターゲットテーブルを作成します。以下のクエリでは、Facebook Ads の AdAccounts テーブルに対応するいくつかのカラムを定義しています。
    CREATE TABLE ODI_DEMO.TRG_ADACCOUNTS (NAME NUMBER(20,0),AccountId VARCHAR2(255));
    
  3. ODI で Designer ナビゲーターの Models アコーディオンを展開し、ODI_DEMO フォルダ内の Sales Administration ノードをダブルクリックします。モデルエディターでモデルが開きます。
  4. Reverse Engineer をクリックします。TRG_ADACCOUNTS テーブルがモデルに追加されます。
  5. プロジェクト内の Mappings ノードを右クリックし、New Mapping をクリックします。マッピングの名前を入力し、Create Empty Dataset オプションのチェックを外します。Mapping Editor が表示されます。
  6. Sales Administration モデルから TRG_ADACCOUNTS テーブルをマッピングにドラッグします。
  7. Facebook Ads モデルから AdAccounts テーブルをマッピングにドラッグします。
  8. ソースのコネクタポイントをクリックし、ターゲットのコネクタポイントにドラッグします。Attribute Matching ダイアログが表示されます。この例では、デフォルトのオプションを使用します。ターゲットカラムのプロパティにターゲット式が表示されます。
  9. Mapping Editor の Physical タブを開き、TARGET_GROUP 内の ADACCOUNTS_AP をクリックします。
  10. ADACCOUNTS_AP のプロパティで、Loading Knowledge Module タブの LKM SQL to SQL (Built-In) を選択します。

マッピングを実行して、Facebook Ads のデータを Oracle にロードできます。

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