MicroStrategy Desktop で CData ODBC Driver for Microsoft Exchange を使用
MicroStrategy は、データドリブンなイノベーションを可能にする分析およびモビリティプラットフォームです。CData ODBC Driver for Microsoft Exchange と組み合わせることで、MicroStrategy からリアルタイムのMicrosoft Exchange のデータにデータベースのようにアクセスでき、レポートや分析の機能を拡張できます。本記事では、MicroStrategy Desktop で Microsoft Exchange をデータソースとして追加し、Microsoft Exchange のデータ の簡単なビジュアライゼーションを作成する手順を説明します。
CData ODBC Driver は、ドライバーに組み込まれた最適化されたデータ処理により、MicroStrategy でリアルタイムのMicrosoft Exchange のデータを操作する際に比類のないパフォーマンスを発揮します。MicroStrategy から Microsoft Exchange に複雑な SQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされている SQL 操作を Microsoft Exchange に直接プッシュし、サポートされていない操作(多くの場合 SQL 関数や JOIN 操作)は組み込みの SQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。動的なメタデータクエリ機能が組み込まれているため、ネイティブの MicroStrategy データ型を使用してMicrosoft Exchange のデータを可視化・分析できます。
ODBC データソースとして Microsoft Exchange に接続
Microsoft Exchange への接続に関する情報と、Windows および Linux 環境での DSN 設定手順を以下に説明します。
Microsoft Exchange への接続
Exchange への接続には2つのスキーマがあります。
- Microsoft Graph
- Exchange Web Services(EWS)(非推奨)
Note:Microsoft は、Exchange Online ユーザーに対してMicrosoft Graph への切り替えを推奨しています。
Microsoft Graph とEWS を切り替えるには、Schema をMSGraph またはEWS(非推奨)に設定します。
Microsoft Exchange OnPremises への認証
Microsoft Exchange OnPremises は、Basic(デフォルト)、Digest、Negotiate、NTLM 認証をサポートします。
Basic(デフォルト)
Microsoft Exchange OnPremises では、Basic がデフォルトの認証として設定されます。 Basic 認証を使用するには、以下のプロパティを設定します。- AuthScheme:Basic。
- User:ユーザーのログインID。
- Password:ユーザーのログインパスワード。
他の認証方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
Microsoft Exchange Online への認証
Microsoft Exchange Online は、複数のOAuth ベースの認証をサポートしています。 Microsoft Graph を介してExchange Online に接続する場合は、Schema をMSGraph に設定します。認証方法の詳細は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
DSN を設定する際に、Max Rows 接続プロパティも設定することをお勧めします。これにより返される行数を制限でき、レポートやビジュアライゼーションを設計する際のパフォーマンス向上に特に効果的です。
Windows
まだ設定していない場合は、ODBC DSN(データソース名)で接続プロパティを指定してください。これはドライバーインストールの最後のステップです。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して ODBC DSN を作成・設定できます。
Linux
Linux 環境で CData ODBC Driver for Microsoft Exchange をインストールする場合、ドライバーのインストール時にシステム DSN が事前定義されます。システムデータソースファイル(/etc/odbc.ini)を編集して、必要な接続プロパティを定義することで DSN を変更できます。
/etc/odbc.ini
[CData Exchange Sys] Driver = CData ODBC Driver for Microsoft Exchange Description = My Description User = 'myUser@mydomain.onmicrosoft.com' Password = 'myPassword' Server = 'https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx' Platform = 'Exchange_Online'
これらの設定ファイルの使用方法の詳細については、ヘルプドキュメント(インストール版およびオンライン版)を参照してください。
MicroStrategy Desktop を使用して Microsoft Exchange のデータに接続して可視化
MicroStrategy エンタープライズ製品で Microsoft Exchange に接続するだけでなく、MicroStrategy Desktop でも Microsoft Exchange に接続できます。以下の手順に従って、Microsoft Exchange のデータ をデータセットとして追加し、Microsoft Exchange のデータ のビジュアライゼーションとレポートを作成してください。
- MicroStrategy Desktop を開き、新しいドシエを作成します。
- データセットパネルで「New Data」をクリックし、「Databases」を選択して、インポートオプションとして「Type a Query」を選択します。
- 新しいデータソースを追加し、「DSN data sources」を選択します。
- 以前に設定した DSN(通常は CData Exchange Sys)を選択し、Version メニューで「Generic DBMS」を選択します。
- DSN の User と Password プロパティを設定し(またはプレースホルダー値を使用)、データソースに名前を付けます。
- 新しいデータベースインスタンスを選択してテーブルを表示します。「Available Tables」セクションでテーブルを表示するには、検索アイコンを手動でクリックする必要がある場合があります。
- Microsoft Exchange のデータ 用の SQL クエリを作成し(以下を参照)、「Execute SQL」をクリックしてクエリをテストします。
SELECT * FROM Contacts
注意:ライブ接続を作成するため、SELECT * クエリを実行し、MicroStrategy 製品にネイティブのフィルタリングや集計機能を利用できます。 - 「Finish」をクリックし、ライブ接続を選択します。
- ビジュアライゼーションを選択し、表示するフィールドを選択し(データ型は動的メタデータ検出により自動的に検出されます)、フィルタを適用してMicrosoft Exchange のデータの新しいビジュアライゼーションを作成します。可能な場合、フィルタや集計によって生成された複雑なクエリは Microsoft Exchange にプッシュダウンされ、サポートされていない操作(SQL 関数や JOIN 操作を含む場合があります)はドライバーに組み込まれた CData SQL エンジンによってクライアント側で管理されます。

- ドシエの設定が完了したら、「File -> Save」をクリックします。
MicroStrategy Desktop で CData ODBC Driver for Microsoft Exchange を使用すると、Microsoft Exchange のデータ の堅牢なビジュアライゼーションとレポートを簡単に作成できます。その他の例については、MicroStrategy で Microsoft Exchange に接続や MicroStrategy Web で Microsoft Exchange に接続に関する記事もご覧ください。