Pentaho Report Designer でMicrosoft Exchange のデータを連携利用

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
Pentaho BI ツールでMicrosoft Exchange のデータをもとにしたレポートを公開。

CData JDBC Driver for Microsoft Exchange のデータ を使えば、ダッシュボードやレポートからリアルタイムデータにアクセスできます。この記事では、Microsoft Exchange のデータにJDBC データソースとして接続し、Pentaho でMicrosoft Exchange のデータをもとにしたレポートを公開する方法を説明します。

接続してレポートを作成

  1. インストールディレクトリのlib サブフォルダ内にあるドライバーのJAR ファイルを、Pentaho ディレクトリ内の\Report-Designer\lib\jdbc\ フォルダにコピーします。
  2. \Report-Designer\ フォルダ内のreport-designer.bat ファイルを実行してReport-Designer UI を開きます。
  3. Data -> Add Data Source -> Advanced -> JDBC(Custom)をクリックし、新しいMicrosoft Exchange 接続を作成して、ドライバーで新しいデータソースを作成します。 表示されるダイアログで、以下のように接続プロパティを設定します。

    • Custom Connection URL property:JDBC URL を入力します。JDBC URL はjdbc:exchange: で始まり、その後にセミコロン区切りで接続プロパティを指定します。

      Microsoft Exchange への接続

      Exchange への接続には2つのスキーマがあります。

      • Microsoft Graph
      • Exchange Web Services(EWS)(非推奨)
        Note:Microsoft は、Exchange Online ユーザーに対してMicrosoft Graph への切り替えを推奨しています。

      Microsoft Graph とEWS を切り替えるには、SchemaMSGraph またはEWS(非推奨)に設定します。

      Microsoft Exchange OnPremises への認証

      Microsoft Exchange OnPremises は、Basic(デフォルト)、Digest、Negotiate、NTLM 認証をサポートします。

      Basic(デフォルト)

      Microsoft Exchange OnPremises では、Basic がデフォルトの認証として設定されます。 Basic 認証を使用するには、以下のプロパティを設定します。
      • AuthSchemeBasic
      • User:ユーザーのログインID。
      • Password:ユーザーのログインパスワード。

      他の認証方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

      Microsoft Exchange Online への認証

      Microsoft Exchange Online は、複数のOAuth ベースの認証をサポートしています。 Microsoft Graph を介してExchange Online に接続する場合は、SchemaMSGraph に設定します。

      認証方法の詳細は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

      組み込みの接続文字列デザイナー

      JDBC URL の構成については、Microsoft Exchange JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。

      java -jar cdata.jdbc.exchange.jar
      

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

      JDBC URL を設定する際、Max Rows 接続プロパティの設定も検討してください。これにより返される行数が制限されます。特にレポートやビジュアライゼーションを設計する際のパフォーマンス向上に役立ちます。

      一般的なJDBC URL は次のとおりです:

      jdbc:exchange:User='myUser@mydomain.onmicrosoft.com';Password='myPassword';Server='https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx';Platform='Exchange_Online';
    • Custom Driver Class Name:cdata.jdbc.exchange.ExchangeDriver を入力します。
    • User Name:認証に使用するユーザー名。
    • Password:認証に使用するパスワード。

レポートにMicrosoft Exchange のデータを追加

Microsoft Exchange のデータをもとにレポートを作成する準備が整いました。

  1. レポートにMicrosoft Exchange のソースを追加します。Data -> Add Data Source -> JDBC をクリックしてデータソースを選択します。

  2. クエリを設定します。この記事では以下のクエリを使用します:

    SELECT GivenName, Size FROM Contacts
  3. レポートにチャートをドラッグし、ダブルクリックしてチャートを編集します。レポートを実行してチャートを表示します。このクエリの結果を使用して、Contacts テーブルのシンプルなチャートを作成できます。
  4. 最後に、レポートを実行してチャートを確認します。

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