JRuby からMicrosoft Exchange にデータ連携

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
リアルタイムMicrosoft Exchange に連携するシンプルなJRuby アプリケーションを作成します。

JRuby はRuby プログラミング言語の高性能で安定した、完全にスレッド化されたJava 実装です。CData JDBC Driver for Exchange を使用すると、JRuby からリアルタイムMicrosoft Exchange へのデータ連携を簡単に実装できます。ここでは、Microsoft Exchange に接続し、クエリを実行して結果を表示する簡単なJRuby アプリを作成する方法を説明します。

Microsoft Exchange のデータにJDBC で接続

アプリを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所をメモします。 (通常はC:\Program Files\CDatat\CData JDBC Driver for Exchange\libにあります。)

JRuby は、JDBC をネイティブにサポートしているため、簡単にMicrosoft Exchange に接続してSQL クエリを実行できます。java.sql.DriverManager クラスのgetConnection 関数を使用してJDBC 接続を初期化します。

Microsoft Exchange への接続

Exchange への接続には2つのスキーマがあります。

  • Microsoft Graph
  • Exchange Web Services(EWS)(非推奨)
    Note:Microsoft は、Exchange Online ユーザーに対してMicrosoft Graph への切り替えを推奨しています。

Microsoft Graph とEWS を切り替えるには、SchemaMSGraph またはEWS(非推奨)に設定します。

Microsoft Exchange OnPremises への認証

Microsoft Exchange OnPremises は、Basic(デフォルト)、Digest、Negotiate、NTLM 認証をサポートします。

Basic(デフォルト)

Microsoft Exchange OnPremises では、Basic がデフォルトの認証として設定されます。 Basic 認証を使用するには、以下のプロパティを設定します。
  • AuthSchemeBasic
  • User:ユーザーのログインID。
  • Password:ユーザーのログインパスワード。

他の認証方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

Microsoft Exchange Online への認証

Microsoft Exchange Online は、複数のOAuth ベースの認証をサポートしています。 Microsoft Graph を介してExchange Online に接続する場合は、SchemaMSGraph に設定します。

認証方法の詳細は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

ビルトイン接続文字列デザイナー

JDBC URL の構成については、Microsoft Exchange JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。

java -jar cdata.jdbc.exchange.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

Using the built-in connection string designer to generate a JDBC URL (Salesforce is shown.)

以下はMicrosoft Exchange の一般的なJDBC 接続文字列です。

jdbc:exchange:User='myUser@mydomain.onmicrosoft.com';Password='myPassword';Server='https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx';Platform='Exchange_Online';

Microsoft Exchange のデータへの接続性を持つJRuby アプリを作成

新しいRuby ファイル(例: ExchangeSelect.rb) を作成してテキストエディタで開き、次のコードをファイルにコピーします。

require 'java'
require 'rubygems'
require 'C:/Program Files/CData/CData JDBC Driver for Exchange 2018/lib/cdata.jdbc.exchange.jar'

url = "jdbc:exchange:User='myUser@mydomain.onmicrosoft.com';Password='myPassword';Server='https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx';Platform='Exchange_Online';"
conn = java.sql.DriverManager.getConnection(url)
stmt = conn.createStatement
rs = stmt.executeQuery("SELECT GivenName, Size FROM Contacts")
while (rs.next) do
  puts rs.getString(1) + ' ' + rs.getString(2)
end

ファイルが完成したら、コマンドラインからファイルを実行するだけでJRuby でMicrosoft Exchange を表示できるようになります。

jruby -S ExchangeSelect.rb

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